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監禁されてる彼女
桜 遥
『桜…怖いよっ、』
桜は変わった。
あんなに優しくて、幸せだった生活が一瞬で壊れてしまった。
「…他の男と話すお前が悪ぃんだろ」
『話してるだけじゃん!!』
「あ”?」
肩がびくっと震える。もう、あの頃の生活には戻れないのかな、考えてるだけで涙が溢れる
「何泣いてんだよ」
『もう…やめて、』『ここから出して、ッ』「あ”?」桜の怖い声が聞こえる。
「…お前まで俺を捨てるのかよ!?」
『違っ、』
「お前だけは信じてたのになぁ、?笑」
もう、どうすることもできないのかもしれない。
あの頃の桜は…もういないの、?
「一生、俺といよーぜ笑」
「〇〇」
『……っ、泣』
蘇芳 隼人
「〇〇ちゃん〜?」
ビクッ
蘇芳の声がして、私は肩を震わす。
『す、蘇芳…』
「ちゃんといい子にしてた? ニッ」
『う、うん』
「偉いね」
頭を撫でられる。昔なら嬉しかったのに、今は蘇芳の手が怖く感じる。
『ねぇっ、蘇芳…もう…こんなのやめよ、?』
「……」
「なんで?」
『…えっ、?』
「俺は〇〇ちゃんを愛してるから、〇〇ちゃんを他の奴から守ってるんだよ?」
「〇〇ちゃんは、俺を愛してないの?」
『違っ、』
「…俺の愛…伝わってないかな?」
蘇芳の手を見ると、なぜか血に染まっていた。
『す、蘇芳…て、手ッ』
「あぁ、笑」
「これね、桜くんが〇〇ちゃんを助けにきたっていうんだ」
『桜が…?』
「〇〇ちゃんを無理に助けようとするから、ちょっと気絶してもらったんだ ニコッ」
ヒュッ
喉が嫌な音を鳴らした。
『な、なんでそんな事するのっ』
「どうしてって…そりゃあ、〇〇ちゃんを愛してるからだよ?」
『い、嫌ッ』
『こっちこないで!!』
「これからずっと一緒だよ、〇〇ちゃん♡」