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速人さん…
「真理子すまない文子の事思い出した…」
中島真理子は自分の会社の秘書だった。
倒れた貴人を抱き上げて、車に乗せた。
長男の陽太の事といい文子を死なせたのは俺だ…
真理子を残して病院に出たが…
いっそうこの前残しても良いのか…
車の電話から真理子に電話した
『はい…速人さん…』
すぐに車に乗ってこい!貴人を病院に連れていくから、市立に来てくれるか
《分かりました》
長谷部さん…貴人君?
「はい…菊地さん息子を診てくれるか」
「全力尽くします」
眼を覚ました。
先…生
「どうした…貴人君」
死ぬ前に会いたい人が居る…一ノ瀬麻佑、俺の…妹だ。
会いたいか…
うん…兄と喧嘩した実の兄じゃなかったことで揉めた…
ちょっと待ってろ…
「長谷部…」
貴人が麻佑を合わせろ
何だって…
「義兄さんなら知ってるんだろ!あの子達二卵性双生児だったことで揉めたらしいな…!」
中島秘書が見えた
「姉が死んだからって真理子さんと仲良くなるなんて。卑怯だろう!姉さんがどれだけ苦しんだのか知ってるのか!」
「叔父?」
貴人~!
床に倒れた貴人が血を吐いた…
ビクッ…
貴人の声が響いた。
「お父さん…貴人の所に連れてって!」
麻佑…
母の葉子が
だめよ…
電話がなってた。
一ノ瀬さんですか長谷部だが貴人が亡くなった末期の癌だった…
嘘だ~!!
麻佑~を抱き締めた亮一
兄さんが…兄さんが…
泣くな麻佑…
明後日にまた長谷部が葬儀に麻佑を連れてきてくれないか…
それに話しもあるから…
様子がおかしかった長谷部の話し具合が…
後からきいた
嫁の文子も自殺したことはを話してくれた
一ノ瀬夫妻、麻佑が驚いてた。
病院であった人は?
自分の会社の秘書を就いてた。
別れた。だから葬儀に出るなって
「速人さん…ごめんなさい…」
「真理子…」
一ノ瀬夫妻にお辞儀をして話し出した。