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『んと~…初めましてっ!
僕、おらふ。おらふくんってよんでな!
これからよろしく、おんりー!』
そう言って彼は俺の前に現れた。
カキカキ
『俺は声が出ない。でもお前は声が出る
んでしょ?俺と同じくらいの年齢だし、
まだまだ人生は長いんだから俺なんかに
構ってないで、友達とかと遊んできなよ。』
なんでこんな事を言ってしまったん
だろう。いや、どうしてこんな事が
言えたんだろう。
「でも、僕はおんりーと遊びたい
って思ったから!
とりあえず、よろしくな~!」
でも、彼はめげずに仲良くしようと
してくれた。
本当に…優しい人だったんだ。
これは、《あの子》との
最初で最後の夏の思い出の話だ。