まだ中也でません
次回出ます
中太です、地雷の方は🙋
わんちゃん太中でもいけるかも?むりかも?
「さっむ!!」
薬と体温計を買いに出た太宰だったが、外がいつも以上に寒く感じた。
「…もしかして熱ある?」
そんなことを考えながらドラッグストアへと歩く。
着いて店に入ったが、店の中すら寒く感じる。
頭痛も酷くなり吐き気もしてきた。
「最悪…….。」
確実に体調が悪くなっているのを感じながら、太宰は薬を探していく。
とりあえず体温計を探して、頭痛薬を買っておこう。
会計を済ませて外へ出る。
相変わらず寒い。
いつもは通らないが、今日は近道をして帰ってみようかな。
「…うん、そうしよ」
そこは細い一本道。横には川が流れている。
さすがの太宰も今日川に入る気にはならなかった。
頭痛は良くならないのに、悪化だけは進む。
今度は頭がくらくらしてきた。
もう歩いているだけで辛いし、視界もぼやけてよく見えない。
息も上がってきていた。
恋人である中也に連絡をしようかとも考えたが、彼はきっと仕事中だろう。
「やめとこ…….」
少し歩くと、太宰の身体は宙に浮いていた。
「…ッ?!」
気がついた時には水の中にいた。
そう、太宰は足を踏み外し川に落ちていた。
「ウッ…ボガッ…….!」
いつもなら楽しい水中が、今は地獄の底まで連れていかれるんじゃないかと思うくらいに苦しい。
意識が朦朧とする。
しかし水が太宰を離すことは無い。
「助…け.ッ……ちゅ…や…….」
太宰は意識を手放した。
コメント
3件
恋人! ついにくっついてくれたのか!お母さん嬉しいわ(てめーだれだよ)
太宰さん?!