リクエストありがとうございます.ᐟ
tg愛されですっ.ᐟどうぞ.ᐟ
tg視点
お昼休み。
教室に戻ると、俺の机の周りには、いつものメンツが集まっていた。
mz ちぐ、こっち来いよ。弁当一緒に食べよ
pr いやいや、こっちで食べるやろ?な、ちぐ!
at ちぐ、俺もいるから
ak ちぐちゃんは俺の隣〜!
kty ちぐの分も、お菓子持ってきた〜
tg え、えええ……!?
あまりの勢いに、俺は思わず後ずさった。
tg ま、まってみんなっ
すると、まぜたんが、ニコッと笑って俺の腕を取った。
mz ほら、ちぐ。俺と一緒に食べるってことでいいよな?
pr ちぐ、俺のプリンあげるから!なっ!
at 俺、ちぐにだけ唐揚げ取っといた
ak ちぐちゃん〜、俺とおそろいのお弁当買ったよ〜!
kty たいやきあるよ、ちぐ!
みんな必死すぎる。
俺はぐるぐる悩みながら、どうしようかと唸った。
tg う、うう…ど、どうしよ…
すると、あっきぃがこっそり俺の肩を叩いてきた。
ak ちぐちゃん、俺んとこ来たら、デザートにプリンとケーキつけるよ!
後ろではぷりちゃんがそっとプリンのカップを差し出してるし、
あっとくんは無言で俺のお気に入りの唐揚げ弁当を掲げてるし、
けちゃはたいやきをもそもそ食べながら俺を見つめてるし、
まぜたんは腕をぎゅっと握って離してくれないし――
もう、パニックだった。
tg む、むりっ!!
俺は顔を真っ赤にして叫んだ。
教室中に響き渡る悲鳴。
次の瞬間、全員が一斉に俺を見つめた。
mz かわいい
pr ちぐ、天使や
at …俺が守る
ak ちぐちゃん最高すぎる!
kty かわいい!たいやきあげる〜
勝負は、つかなかった。
結局、お弁当を広げた俺の周りにはみんなが集まって、
わいわい大騒ぎしながら、俺の唐揚げとプリンとたいやきがどんどん増えていく。
tg ……僕のお弁当、どこいったんだろ
そんな俺の小さなぼやきは、誰にも届かなかった――。
おわり!!
リクエストありがとうございました.ᐟ(*´˘`*)♡
コメント
4件
自分のリクエストかな?たぶん めちゃくちゃ良かったです!ありがとうございます!!(´▽`)
(៸៸>⩊<៸`)