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第5章すれ違い
その日から、ベリアンは少しだけふうかと距離を取るようになった。
「先輩、最近忙しいんですか?」
「ええ。少し用事がありまして」
「そっか……」
ふうかは寂しそうに笑った。
以前なら一緒に帰ってくれた。
休み時間には話してくれた。
けれど最近は、どこかよそよそしい。
「私、何かしちゃったのかな……」
ふうかは一人で悩んでいた。
そしてある日の放課後。
「ベリアン先輩」
廊下で、ふうかが呼び止めた。
「どうしました?」
「私、何かしましたか?」
「……え?」
「最近、先輩が私を避けてるような気がして」
ベリアンは黙った。
「もし私が何か嫌なことをしたなら、謝ります」
「違います」
すぐに返ってきた言葉。
「ふうかさんは何も悪くありません」
「じゃあ……どうして?」
ベリアンは答えられなかった。
自分でも整理できていない感情を、どう説明すればいいのか分からない。
「……少し、自分自身の問題なのです」
「先輩……」
「申し訳ありません」
ベリアンはその場を離れた。
残されたふうかは、悲しそうにその背中を見つめていた。
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コメント
1件
うわあっ…第5話、胸がギュッてなったよ…😢💔 ベリアン先輩がふうかちゃんを避けちゃってるの、めっちゃ切ない…!「違います」「何も悪くありません」って言いながら距離置くの、むしろ余計に傷つくパターンじゃない?? 自分でも整理できてない感情って言うから、きっと先輩の中で何かが動き始めてるんだろうなあ…恋自覚か、それとも立場的な悩みか。 ふうかちゃんの「私、何かしちゃったのかな…」って一人で悩む姿がリアルすぎて泣ける😭💦 次、このすれ違いどうなっちゃうんだろ!!早く続き読みたいよ〜〜!!🌸