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(待って、どういうこと！)
｢違うんだよ、美月！｣
｢何が違うって言うのよ、！｣
｢浮気なんて最低！｣
(これ修羅場って言うんだよね……笑)
｢ねぇ、あなたも何か言ったらどうなのよ！｣
｢あの、誤解です。｣
｢は？……｣
｢そうだよ、誤解なんだって！｣
｢俺この人と今日初めて会ったし、人間違いしただけなんだよ…！｣
｢え？そう、なの？｣
｢はい、そうですよ｣
｢なら私勝手に早とちりしてたの……？｣
｢そういうことです｣
｢あっ……えっと……ごめんなさい！｣
｢いえいえ、私はもう大丈夫なので行ってください。では｣
｢そうですか、ならよかったです。それでは｣
｢ふぅ……｣
｢私何やってんだろ…｣
｢勘違いしてバカみたい…迷惑かけちゃった…｣
数日後
｢あれ？この間の、｣
｢あっこんにちは蓮さん、｣
(出来ればもう会いたくなかったのにな……)
｢こんには、大丈夫でしたかあの後｣
｢ほんとにこの間はすいませんでした、｣
｢いえいえ、そういえばお名前って……？｣
｢愛です、｣
｢愛さん、素敵なお名前ですね、｣
｢ありがとうございます、｣
｢……｣
｢……｣
｢……では、｣
｢あっあの…！｣
｢…？はい｣
｢良ければ連絡先教えて貰えませんか？｣
｢え？……彼女さんいらっしゃるんじゃないんですか？｣
｢はい、なので彼女のことアドバイス欲しくって…俺女性の友達いないし…｣
｢それに、男友達なら沢山いるんで紹介しますよ、！｣
｢それは、ありがたいです！｣
｢では、これ私の連絡先です｣
｢ありがとうございます、｣
｢では、今度こそまた今度｣
｢はい、｣
(なんで連絡先交換しちゃったんだろ…最悪だ…)
蓮と愛のやり取り…
れ こんばんは！
あ こんばんは
れ 早速愛さんに会いたいと言ってる友達集めました！
れ みんな彼女いないんで良かったら会っていい人見つけてください、
れ みんな良い奴ばっかなんで気にいると思いますよ！
あ ありがとうございます、紹介してくれると嬉しいです、
れ はい！わかりました！1人目は…………
蓮の友人と会う日
｢君が愛ちゃん？｣
｢はい、そうです！蓮さんのお友達ですか？｣
｢そうそう！予想以上に可愛いねぇ〜｣
｢ははは……ありがとうございます｣
｢それじゃあ行こっか｣
(うわっ…いきなり肩組んできた…)
(やっと帰れる……面白くないなぁ……)
｢ねぇ、これからちょっとホテルどう…？｣
｢へ？、い、いきなりですか？｣
｢え？ダメ？笑｣
｢ちょっといきなりすぎますよ…｣
｢えぇ〜いいじゃーん｣
｢困ります…｣
｢は？いいから行くぞ！｣
｢やめてください…！｣
｢愛さん、！｣
｢蓮…さん？｣
｢ﾁｯなんなんだよ蓮〜｣
｢お前それはよくないだろ、今日はもう帰れ｣
｢はいはい、わかりましたぁー｣
｢ふぅ……た、助かったぁ…｣
｢ごめん…愛ちゃん｣
｢いえ、別に｣
(なんでちゃん付け……)
｢あいつ強引なところあるけど本当は良い奴なんだよ｣
｢あんまり嫌わないでね…｣
｢は、はぁ…｣
(あんなことされて嫌うなわ無理でしょ…)
｢もう大丈夫です｣
｢え？何が…｣
｢友達紹介しなくて大丈夫です｣
｢え？でもっ……！｣
｢ほんとにいいんで、それでは｣
｢あっうん、｣
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