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〇シャルム
・スィス・プペやスィス・デモン、グリモワール族、一部の人間、トレーズ・デモンの体に宿っている異能力。
・シャルムを得る方法は生まれつき(グリモワール族のみ)、何かから授けられる、転生するなどである。ただし、人間でシャルムを使えるようになるには何か(シャルムが宿った物やグリモワール族の血液)から授けられたりしなければならない。
・シャルムの種類は自然の物などを操る能力や変身する能力など様々である。使用者は基本、シャルムの名称を口にすることによってそれを使う。
・亡くなったり、不老になることによって今まで使用者が持っていたシャルムが消滅する。ただし、亡くなる前や不老になる前に使用者の私物などにシャルムを宿すこともでき、それによって子孫などにシャルムを授けることもできる。
・シャルムは使用者が身に着けている衣類に悪影響は無い。例えば、炎系統のシャルムを使う者は自ら火だるまになっても、その者の衣類が燃えることは無いのである。
・シャルムが宿った武器を使うことによって、補助的に別のシャルムを使うことが可能である。その時はシャルムの名称を口にしなくてもシャルムを使える。
・シャルムの中には似たような能力もあるが、使い方は使用者次第である。
・名前の由来はフランス語で魔力を意味する“charme”である。
〇アムール
・男性戦士、セイヴィア・プリンスと女性戦士、セイヴィア・プリンセス、6体の生ける人形、スィス・プペによる連合軍である。
・構成員は皆、黒を基調とした戦闘服を身にまとっている。
・普段は、蜂太郎 (ほうたろう)の部屋またはあげはの部屋から入ることができる異空間、ルミエールを活動の拠点としている。
・目的は現代によみがえったウィッチとウィザード率いるランキュヌの心を救うために、デモンらを浄化して、彼らの心を癒していくのである。
・名前の由来はフランス語で愛を意味する“amour”である。
〇セイヴィア・プリンス
・女性戦士、セイヴィア・プリンセスと共に6体の生ける人形、スィス・プペを率いてランキュヌと戦う男性戦士の称号である。
・アピス・クロックという名の懐中時計を使い、黒を基調とした戦闘服を身にまとった戦士の姿に変身してシャルムを授かる。そして、カラブローネ・ソードという名の刀とシャルムを駆使してランキュヌと戦うのである。なお、主に使えるシャルムはテンペラトゥーア(温度を操る能力)である。
・戦闘服はセイヴィア・プリンスに選ばれた者の思考やイメージなどが具現化したものである。そのため、歴代のセイヴィア・プリンスの戦闘服は各自で異なる。
・一度変身すれば、人間の姿でもシャルムを使えるようになる。
・名前の由来は英語で救世主を意味する“savior”と英語で王子を意味する“prince”である。
〇セイヴィア・プリンセス
・男性戦士、セイヴィア・プリンスと共に6体の生ける人形、スィス・プペを率いてランキュヌと戦う女性戦士の称号である。
・パピリオ・ペンという名のペンを使い、黒を基調とした戦闘服を身にまとった戦士の姿に変身してシャルムを授かる。そして、ファルファッラ・フルートという名のフルートとシャルムを駆使してランキュヌと戦うのである。なお、主に使えるシャルムはファンタズム(幻影(げんえい)を操る能力)である。
・戦闘服はセイヴィア・プリンセスに選ばれた者の思考やイメージなどが具現化したものである。そのため、歴代のセイヴィア・プリンセスの戦闘服は各自で異なる。
・一度変身すれば、人間の姿でもシャルムを使えるようになる。
・名前の由来は英語で救世主を意味する“savior”と英語で王女を意味するprincess”である。
〇スィス・プペ
・セイヴィア・プリンセスとセイヴィア・プリンスに率いられて共にランキュヌと戦う6体の生ける人形である。
・セイヴィア・プリンセスやセイヴィア・プリンスと同じく黒を基調とした戦闘服を身にまとっている。
・シャルムを持っている。
・人間と同じ色の肌と黒を基調としたアイメイクのような模様、口紅のような模様、マニキュアを塗ったような爪、動植物をモチーフとした模様を顔や体に持ち、人間ぐらいの大きさになることも可能である。また、人間に化けることも可能であり、その際はメイクのようなものと動植物をモチーフとした模様が消える。
・現代の日本における彼らは人間として職に就いて働いたり、学生生活をしている。
・また、人間の姿でもシャルムを使うことができる。
・名前の由来はフランス語で6を意味する“six”とフランス語で人形を意味する“poupée”である。
〇カラブローネ・ソード
・男性戦士、セイヴィア・プリンスが使う刀である。
・日本刀のような外見をしており、振りかざして、悪霊、デモンを切りつけたりすることが可能である。また、液状化させて、水を操ったり、水でできた刃物に変化させることも可能である。
・また、カラブローネ・ソード自体にシャルムをまとわせて使用することも可能であり、それによって威力が増し、デモンを浄化することが可能である。
・名前の由来はイタリア語でスズメバチを意味する“calabrone”と英語で刀を意味する“sword”である。
〇アピス・クロック
・セイヴィア・プリンスに変身するための懐中時計である。
・変身者となる男性に温度を操るシャルム、テンペラトゥーアを授けることが可能であり、一度授かれば、変身者は人間の姿でもそれを使うことが可能である。ただし、変身した方が格段に戦闘能力は向上する。
・セイヴィア・プリンセスやスィス・プペとの通信手段として使うことも可能である。
・名前の由来はラテン語でミツバチを意味する“apis”と英語で時計を意味する“clock”である。
〇ファルファッラ・フルート
・女性戦士、セイヴィア・プリンセスが使うフルートである。
・音を奏でることにより、悪霊、デモンの怨 うらみを癒すことが可能である。また、別の音を奏でることによって対象を治癒(ちゆ)することもできる。
・名前の由来はイタリア語で蝶を意味する“farfalle”と英語でフルートを意味する“flute”である。
〇パピリオ・ペン
・セイヴィア・プリンセスに変身するためのペンである。
・変身者となる女性に幻影を操るシャルム、ファンタズムを授けることが可能であり、一度授かれば、変身者は人間の姿でもそれを使うことが可能である。ただし、変身した方が格段に戦闘能力は向上する。
・セイヴィア・プリンスやスィス・プペとの通信手段として使うことも可能である。
・名前の由来はラテン語で蝶を意味する“papilio”と英語でペンを意味する“pen”である。
〇ルミエール
・アムールが活動の拠点とする聖なる異空間である。
・蜂太郎(ほうたろう)の部屋やあげはの部屋、黒条院(こくじょういん)家の屋敷の庭から入ることができ、方法はアムールの構成員がシャルムを軽く発動することである。
・名前の由来はフランス語で光を意味する“lumtère”である。
〇ランキュヌ
・ウィッチ・ダイヤモンドとウィザード・ダイヤモンドが率いる悪霊、デモンの集団である。
・構成員は皆、白を基調とした戦闘服を身にまとっている。
・目的は人間への復讐をして、デモンの世界を創 つくることであり、シャルムなどを駆使 (く)しして、人間を殺して、滅ぼそうとしているのである。
・闇の世界、オプスキュリテを活動の拠点としており、構成員は、そこを自由に行き来することができる。
・名前の由来はフランス語で怨みを意味する“rancune”である。
〇デモン
・怨みを持った人間が死後にシャルム、モルス・レスッレクティオーを持つ者によって、よみがえらされた悪霊である。
・怨みや凶暴性の強さと戦闘能力によって、階級や呼称 (こしょう)が異なり、戦闘能力が低く、最も怨みや凶暴性が低い個体をディセット・デモン、怨みや凶暴性が強く、戦闘能力はディセット・デモンより高いのがトレーズ・デモン、怨みや凶暴性が他のあらゆる個体よりも非常に高く、戦闘能力が最も高いのがスィス・デモンである。
・名前の由来はフランス語で悪霊を意味する“démon”である。
〇スィス・デモン
・ウィッチ・ダイヤモンドとウィザード・ダイヤモンドに率いられて共に人間に復讐をし、滅ぼそうとする6体の上級デモンで、最高幹部である。
・ウィッチやウィザードと同じく白を基調とした戦闘服を身にまとっている。シャルムを持っている。また、最高幹部のため、トレーズ・デモンやディセット・デモンを率いる権利を持っている。
・人型で、人間と同じ色の肌と黒を基調としたアイメイクのような模様、口紅のような模様、マニキュアを塗ったような爪、ウィッチやウィザードの額にある宝石と似たようなそれ、尖った耳、怪物の要素を顔や体に持っている。また、また、人間に化けることも可能であり、その際はメイクのようなものと宝石、怪物の要素が消える。
・また、人間の姿でもシャルムを使うことができる。
・名前の由来はフランス語で6を意味する“six”とフランス語で悪霊を意味する“démon”である。
〇トレーズ・デモン
・6体の上級デモン、スィス・デモンに率いられて行動する中級デモンである。
・死霊(しりょう)と遺体、宝石、怪物の細胞を禁断の邪悪なシャルムで合成してよみがえらされた者であり、シャルムを持っている。
・スィス・デモンやヌフ・デモンのような上級デモンとは異なり、人型ではあるが、肌の色が人間離れしている。
・現代のトレーズ・デモンは何かしらの理由でランキュヌに命を売って、そのようになった人間である。なお、一度命を売れば、二度と人間に戻ることができないので、そのためには相当な覚悟が必要である。しかし、現代の人間達は自らの命を売ることをいとわない者達である。
・トレーズ・デモンになるためには、ウィッチが持つ杖、フィカ・ワンドのスピア形態で心臓を刺されて、自らの体を魂と肉体に分離させる。そして、その死霊と遺体、宝石、怪物の細胞をシャルム、モルス・レスッレクティオーで合成させられて、トレーズ・デモンとなるのである。
・名前の由来はフランス語で13を意味する“treize”とフランス語で悪霊を意味する“démon”である。
〇ディセット・デモン
・6体の上級デモン、スィス・デモンに率いられて行動する下級デモンである。
・死霊と遺体をシャルム、モルス・レスッレクティオーで合成してよみがえらされた者である。
・他の悪霊とは異なり、典型的な西洋の幽霊のような姿をしており、ほぼ白に近い薄い灰色の体を持つ。
・戦闘能力は低く、怨みや凶暴性も低い。そのためなのか、戦闘服を身にまとっていないセイヴィア・プリンスやセイヴィア・プリンセス、人間の姿をしたスィス・プペが相手でも圧倒されてしまうほどである。
・名前の由来はフランス語で17を意味する“dix-sept”とフランス語で悪霊を意味する“démon”である。
〇フィカ・ワンド
・ランキュヌの首領であるウィッチ・ダイヤモンドが使う魔法の杖である。
・自分自身の体に宿っていないシャルムを使うことを可能にしたり、自分自身の体に宿るシャルムを強化することが可能である。また、水晶玉の部分を用いて何かを監視したり、対象の過去や未来を見ることも可能である。
・スピア形態に変化することも可能であり、それ自体にもシャルムをまとわせて攻撃することも可能である。しかし、それ自体のみで攻撃をしても強力な威力を発揮する。
・名前の由来はラテン語で魔女を意味する“venefica”である。
〇フィクス・ワンド
・ランキュヌの側近であるウィザード・ダイヤモンドが使う魔法の杖である。
・自分自身の体に宿っていないシャルムを使うことを可能にしたり、自分自身の体に宿るシャルムを強化することが可能である。また、水晶玉の部分を用いて何かを監視したり、対象の過去や未来を見ることも可能である。
・大鎌形態に変化することも可能であり、それ自体にもシャルムをまとわせて攻撃することも可能である。しかし、それ自体のみで攻撃をしても強力な威力を発揮する。
・名前の由来はラテン語で魔法使いを意味する“veneficus”である。
〇グリモワール族
・古(いにしえ)の時代、人間と異なる進化を遂げた魔法使いの種族である。
・彼らにとって黒と銀色は神聖な色とされており、それらを基調とした服を身にまとっている。
・名前の由来はフランス語で魔術書を意味する“grimoire”である。
〇オプスキュリテ
・ランキュヌが活動の拠点とする全てが闇に覆われた世界である。
・人間の世界に滅多に存在しない怪物が多く生息しており、人間が非常に住みにくい環境をしている。どれぐらいかと言うと、一般の人間ならば、拒絶反応を起こしてしまう。そして最悪の場合、死に至る。そのため、シャルムを持っている者、デモンになる素質のある者、人形、デモン、グリモワール族、幽霊しか入ることができない。
・名前の由来はフランス語で闇を意味する“obscurité”である。
〇黒条院財閥(こくじょういんざいばつ)
・蜂太郎(ほうたろう)とあげはの父、黒条院甲次郎(こくじょういん こうじろう)が経営する財閥である。
〇黒茨学園(くろいばらがくえん)
・蜂太郎(ほうたろう)とあげはが小学生の頃から通っている学校である。初等部と中等部、高等部が存在している。
・初等部の場合は、男子は黒いブレザーにオレンジ色の短いネクタイ、白いワイシャツ、黒いハーフパンツが制服である。女子は黒いボレロジャケットにオレンジ色のリボンタイ、白いワイシャツ、黒い膝丈プリーツスカートが制服である。
・中等部の場合は、男子は黄緑色のラインが入った黒い詰襟上着に白いワイシャツ、黒いスラックスが制服である。女子は襟に黄緑色のラインが入った黒いセーラー服、黄緑色のスカーフ(穴に通す形式)、黒い膝丈プリーツスカートが制服である。
・高等部の場合は、男子は襟に紫色のラインが入った黒いブレザーに紫色のネクタイ、白いワイシャツ、黒いスラックスが制服である。女子は襟に紫色のラインが入った黒いブレザーに、紫色のネクタイ、白いワイシャツ、黒い膝丈プリーツスカートが制服である。
〇黒茨大学(くろいばらだいがく)
・ルークが人間、銀野大地(ぎんの だいち)として通っている大学であり、彼は体育学科所属である。
・ランキュヌの構成員、クラーケン・サファイアによる事件があった大学ではあるが、ルークはその大学を変えたいと思い、その大学に入学した。
・服装は自由だが、行事の時はスーツを着る。
〇黒茨市(くろいばらし)
・蜂太郎(ほうたろう)達が暮らす大都市である。
・異国情緒あふれる街やオフィス街、住宅街、自然などが混在する街で海に面している。・治安が良い街だと言われていたが、人間性に問題のある住民も非常に目立ってきている。また、変死事件(ランキュヌによる殺戮(さつりく))も起きている。それに対して住民達や公的機関の者達は原因が分からないため、非常に恐れている。
〇黒茨市連続変死事件(くろいばらしれんぞくへんしじけん)
・黒茨市で何度も起きている謎の変死事件。被害者は人間の力ではありえない方法と思われることで死んでおり、公的機関の黒茨殺人事件捜査チームでさえも頭を抱えるほどである。
・その実態はランキュヌによる人間への復讐目的の殺戮であり、彼らはシャルムを使って人間達を次々と殺害していったのである。
〇黒茨市連続変死事件捜査(くろいばらしれんぞくへんしじけんそうさチーム)
・黒茨市連続変死事件を捜査している特殊捜査チーム。管理官を筆頭とし、主に警部や刑事、医師、心理学者で構成されており、その他にも多くのチームメンバーが居る。
・この事件らが一般的な変死事件ではなく、人間の力ではありえない方法で人々が死んでいると思われることに彼らは頭を抱えている。