早乙女 : ちょっといいねあったから書く~ 、 ありがと~な 。
俺らはファミレスでご飯を食べたあとすんなりと解散してしまった 。
連絡先ぐらい聞いとけば …
え … ? なんでそんなこと思ってんの俺 … ???
ピロン
幸樹 : 誰だ … ?
メッセージ : 幸樹くん、この前のデートはありがと 💕 すごい楽しかったよ‼️ また今度遊ぼうね 、 その後ホテルとかも行ってみたいな … 💭💞
幸樹 : さきちゃんか …
⬆ ※みゆきちゃん
そういえば 、 明日はかなちゃんと遊ぶんだ … ⬆ ※ちよちゃん
翌日の夜 ~~~~~~~~~
ベットの軋む音 、 柔らかい肌 細い足腰 、 長くサラサラな髪の毛 、 そんなものをホテルで見る度に何故か あの人の顔が思い浮かぶ …
彼女A : あっ … ♡ 一緒に…
█こ …っ
幸樹 : うっ … りゅ … さっ …
今はこの子とシているのに 、 あの人の顔 、 唇の感触 、 太い腕 、 短い髪の毛 、 全部が蘇る … 。
彼女A : すごい気持ち良かった…♡もういっか …
幸樹 : ごめん 、 別れてくんない ?
…………
元カノの手形の着いた右頬が痛む 。 ホテルから出ていって 、 あいにくの雨
さいあく ……
お 、 おい !! びちょ濡れじゃねえか!!
この声で俺は力強く振り向いた
龍雅さん … !
目の前にいたのは龍雅さんだった 。
龍雅 : どうしたそんな驚いた顔して … まだ怒ってんのか …
驚いた顔して … からは声が小さくて聞こえなかった 。
なんだかものすごくこの人が愛おしい 。 何故だろう 。
彼のために、10代で初めて彼女がいない瞬間を味わった 。
龍雅 : 大丈夫か … ?
近ずいて来る彼 、 とうとう目の前まで来た 。
俺はもしかしたら 、 この人が好きなのかもしれない 。
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