ゾムさんに手を引かれ、あっというまに、食道についた。
そこには、びっくりするぐらいの量のごちそうが並んでいた。
「…✨」
「おぉwさっきは全く感情見せず、、、みたいな感じだったんに、急にすっごい嬉しそうやなw」
「まぁ、誰しも食事は好きでしょうよ」
「www」
何がそんなにおかしいのだろう。と思いつつもゾムさんに促された席に座った。
{…至急、幹部はーーー室に集合}
少し遠くて聞こえなかったが、ゾムさんが持っている無線機のようなものからそのような声が聞こえてきた。
「すまんな、招集かかったわ…ここで大人しく待っててもらえるか?」
と少ししょんぼりしたような口調でゾムさんは言った。
「はい。了解しました。」
それを聞いて少し安心したような顔をしたゾムさんは、一目散に走っていった。
ゾム視点
「さーせん!ちょっと遅れました!」
「いや、たった1分の遅刻など遅刻のうちに入らん、一旦座れ」
「はーい」
俺は総統に言われたように、席に着いた。
「よし。これで全員集まったな。…今日鬱が来るのはやくね?」
「ちょっグルちゃん???流石に俺のこと舐めすぎやて」
「まあ今回の議題は、今保護をしている、
についてだ。」
今までざわついていた空気が一瞬にして静まった。
「私の考えとしては、一つがシンプルに処刑。一つが幹部にスカウトする。そして、もう一つが他の国の偵察員になってもらう」
「僕は、幹部二人に重症を負わせたやつなんて、普通に処してもいいとは思うんすけどね、ガチ切れしそうな人が1人居るんと…」
そう言いながらトントンはこっちを見てきた。なんや。殺られたいんか。
「それに、もともと運営国の人材ではあるっぽいんで、殺した後の報復が大変なことになりそう。あと、運営国の総統と顔とか性格が、似通い過ぎてて殺すのに少しためらう。…というのが問題点やね。」
「だったら幹部スカウトで良いんちゃう?確かに、運営国の人材ではあるかもしれへんけど、”まだ”幹部ではなさそうやったやんか。」
と、シャオロンが声を張り上げて言った。
「まぁそれには俺も賛成。シンプル強いし、仕事もできそうだし、シンプル気に入ったし。」
めずらしく鬱先生が、男を気に入っているのを見て、気分が悪くなった。
「俺は…他の国の偵察員が一番いいと思うけどな、なんたって人の懐に簡単に潜り込めそうやし、運営国以外なら、情が湧いてーーーみたいなことも無さそうやし。」
「まぁ、全員言ってることはバラバラだが、思っているところは同じようだな。」
「そりゃな。絶対にここに
happyhappybringborn
おつぬ〜
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