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水ねこ
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規則正しい寝息が聞こえる。
荒川は太陽に特訓をしてもらおうと意気揚々に家へと足を運んだのだが、いざ家へ侵入してみればこのざまだ。
太陽はソファの上でぐったりと眠っており、その周辺には勉強用具や本がどっさりと置いてある。
よっぽど疲れているのだろう、普段ならたとえ深い眠りについていようと誰かが近づけば一瞬で目を覚ますのに、今は至近距離に行っても反応がない。
…今なら、太陽さんのいろんな所を触れるのでは?
こんなチャンスを、荒川が見逃すわけがなかった。
「ちょっと失礼します」
物音一つ立てず、静かに荒川の指先が太陽の太ももへと触れた。
わあ、あったかい、すべすべしてる。
これは、これは。
…非常にえっちである。
一気にmpが回復していく。
普段ならこんなこと絶対に出来やしないが、今は違う。
この部屋に響くのは寝息と時計の針の音、それらだけ。
濃厚な静寂が沼二人の身を包んだ。
荒川の手がゆっくりと太陽の股へ移動していく。
何か違和感を感じたのか、ぴくっと小さく太陽が震えた。
抵抗はない。
太陽は何も出来ないのに、自分は太陽を好き勝手出来てしまう。
ぞく、と何かが体内を駆け巡った。
勝手に口角がにやけてしまう。
そして太陽の下のお口へと指をいれ…
がさ、と音が大きく空気を振動させた。
太陽が上半身を起こしたのだ。
「ん…」
荒川を見るなり太陽は大きく顔を歪めた。
「あぁ?なんでここに寿司が__」
ガチンッ、と太陽が固まった。
荒川は太陽の股へと指を突っ込む0.1秒前だった。
「あ、おはようございます」
「キエエエエエエエエ!!!!!!誰か警察呼んで~!(涙)」
そう叫びながら太陽は拳を勢いよくふるった。