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「どもども〜!カズでーす」
俺は櫻井和也。配信者だ。自分で言うのもなんだが、人気がありなかなか上手くいっている。登録者は100万人を超えている。
ゆきまる『待ってた〜!』
ゆんゆん『今日ホラゲじゃん!大丈夫?笑笑』
とまと『初見です』
今日の配信にもたくさんのチャットが流れる。その中で目立つ赤のコメントが俺の目に止まる。
メリゴ『¥50000 ホラゲ頑張って 』
(またメリゴさん投げてる…)
そう、この赤スパだ。俺の古参リスナーのメリゴさん。毎回赤スパをいち早く投げてくれる。石油王かなにかか?
カズ「メリゴさん!赤スパあんがとー!ホラゲ苦手だけど頑張るわ!」
メリゴ『¥50000 いい叫び期待してる笑』
粥『メリゴさんスパチャぶっ飛ばしすぎw』
ナメ『石油王きちゃwwwwww』
カズ「おぉう、メリゴさん無理すんなよ?あんがとな!」
メリゴ(隼人)side
「やばい、声さいこーすぎる……♡」
カズ『メリゴさん!赤スパあんがとー!ホラゲ苦手だけど頑張るわ!』
「やばいやばい、名前呼ばれた…っ、もっとスパチャしなきゃ… 」
カズ『じゃあ早速始めてくよー』
カズ『やば、もう怖えかも笑』
もう怖がってる笑笑怖がりなとこ可愛すぎ…僕が守るから安心して♡
カズ『うわぁぁぁぁああああ!!』
カズ『やば、っまじ、むり…っ怖すぎだろぉ……』
弱々しい声かわいっ…!すきすきすきすき♡
「あ、やば勃っちゃった…」
シュッ、シュッ、シュッ
「ん、…カズ…カズ」
ビュルッ
「はぁ…はぁ……だいすきだよ…」
「カズ…♡」
和也side
カズ「そんじゃ今日は終わるわ!皆また次の配信でなー!」
ゆきまる『おつかずー』
メリゴ『おつかず』
ピル〇ル太郎『おつかずー』
プツン
和也「はぁー、終わった〜ねみ、」
時刻は既に11時。高校と配信を両立するのはなかなかに難しい。
和也「Towitter更新もしないとな」
そばに置いていた缶のエナジードリンクを手に持ち、コンピューターが見えるように写真を撮る。文字を少し打ち込んで画像を選択し投稿する。
和也「こんなもんだろ、風呂入って寝よ」
隼人side
ピコンッ
携帯の電子音が鳴り、すぐに画面を確認する。そこに表示されてたのはカズの新投稿通知だった。すぐにパスワードを開き投稿を見る。
「えっ……」
思わず声が漏れる。そこには透き通るような肌をしたカズの手が写っていた。次第に息が荒くなる。保存マーク押しまくり何枚も保存する。
「はぁ、はぁ…かわいい」
下半身が熱くなるのを感じる。股間に集まった熱は冷めるはずもなく興奮でピクピクと動いている。
あの透き通った手でブツを上下されているのを妄想し自慰をする。
「ぃく、いく、い”ッ、!」
大きな欲と白く濁った液が同時にぶわっと吐き出される。
僕はカズを“そういう意味”で好きだ。カズで妄想し欲を吐き出す生活を繰り返している。
「いつかほんとに会えたりしないかな…」
なんて、叶わないことを言ってしまう事ももう何度目だろう。数えるのも辞めてしまった。
「もうねよ…」
チュンチュン……
鳥のさえずりが朝を知らせる。頭上の目覚まし時計が鳴り、僕を起こした。
「ん”ー……朝ぁ”…?」
眠い目をこすって用意されたトーストをかじる。制服を着て準備を終えては出る前に画面越しのカズにキスをした。
「行ってきます」
家の外は相変わらずで、犬の散歩をするお姉さん、ランドセルを背負ってる男の子。
いつもと変わらない光景
…のはずだった。
ドンッ!
お腹や胸あたりに強い衝撃を感じた。あまりの衝撃に少しよろけていると、
「すんません、大丈夫すか?!」
_耳を疑った。
だってその声はまるで…!
「あの…大丈夫…?」
嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘!?え、カズなの?僕がカズの声聞き間違えるはずないしっ…!
てかやばっ、顔こんな感じなんだ…可愛すぎる…てかいい匂いする。
あ、もしかして〇✕〇✕年○月✕日の投稿の端っこにあったラファの香水…!?
やばい、好き好き好き好き好き好き
「…え、ちょ、まじで大丈夫か 「結婚してください」
「…へ?」