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もう無理だ。もう無理だ。


そんなの分かりきっていた。

俺は撃たれた腹部を押えながらお前を睨んで



ナチス「はぁ、っはぁ、っ…いや、行ける、ま        

            まだ行ける、から」



ここで抵抗したって同じだ。

結局はお前みたいなクソ野郎に踏み潰されるのがオチだ。何百年もそうだった。



ソ連「いい加減降伏しろ。

        お前だってわかってるだろ。」



違う、違うんだ、俺はまだ…まだ、…

お前は俺がどうなったって別にいい。という顔で俺を見下していた。


あ”ぁ、その顔、ほんと、気持ち悪い…

お前の顔を見ているとぶん殴りたくなってくる。


だけど俺はここで命乞いをしないと生きていけない、どうせ祖国に帰ったら非難を受けるだけだ。



ナチス「クソ、…っクソやろ、」



ソ連「…はっ、情けないな。弱いくせに。

        歯向かうからこうなるんだ。

        大人しくこっち側に来いよ。

        あいつみたいに」



ソ連は俺と目を合わせようとしゃがんで不敵な笑み浮かべながら手を伸ばしてくる。


やめろ、やめろ。気持ち悪い。


俺をそんな目で見るな、舐めるような、虐めるような、貶すような。

俺はそんなお前の目が大っ嫌いだ。クソ連








お前は結局、俺の血の着いた手で俺の頬を撫でる。俺は恐怖で震え上がった。

本当に命の危険を感じた。



ソ連「なぁ?イタ王みたいに連合国側に来い。

        日帝なんて、仲間なんていいから。な?」



お前は俺をそのまま抱きしめる。

ダメだ、やめろ、日帝を1人にしては行けない。俺がそばにいないとなんだ。

イタ王はもういいんだ、俺が信じ込んだのが悪いんだ、お願いだから、離してくれ。



ナチス「やめ”、ろ…俺は、お前が嫌い、だ」



痛む体に身をよじらせながら、必死でお前を侮辱して、恨んで、見下す。



ソ連「あぁ。俺もお前が嫌いだ。」



そんな言葉を残して、ソ連は俺から離れて立ち上がり、俺を見下した後、俺の足へ発泡する。


急な行動に驚いた。味方が大勢死んだ戦場で、遠くで叫び声やうめき声、発砲音が鳴る中で。

辺りに響くように大きく


バンッ


と音が鳴る。



痛い。


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。


俺の足からは血が流れる。一気に。


足の方に集中すると、さっき撃たれた腹部も痛む。そんな状況になり、

俺はうずくまってしまう。



ソ連「本当にお前は可哀想な奴だ。」



そう残して去っていった。


今日もこの戦場はソ連の勝ちだ。



END

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