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萬田くんは本気で私のことを思ってくれてる。私を見つめる目からその思いが伝わってきた。例え一緒になれなくても、 その思いさえお互いが感じて知っていればもうそれでいいのかもしれない…
萬田くんの目を見ているとそんな風に思えた
「萬田くんの気持ちも考えんと…いっつも強引な事して本当にごめんなさい…。」
「ほんまじゃ… こっちの気持ちも知らんと…」
「だってほんまに好きやから…」
「好きなんやったら他にもっとまともなやり方あるやろ…。」
「たしかに…笑。」
結局私達は一緒にならずに お互いの家業に専念するほうが幸せなのかもしれない…笑
何よりほんの僅かでも萬田くんの厚く覆われていた心の中の正直な気持ちを知れて良かった。
私は何よりそれを求めていたのかもしれない。
一緒になって側にいる事が全てじゃない。
それぞれの家業を降りたときに まだ2人の思いが同じやったら…
その時一緒になれたらいい。
そう思えた。