こんにちはこんばんわ!三日月です🌙
今ちょー焦っております!!明日には上げるとか言っておいて夜になっても完成してない事実から逃げたかった…投稿深夜回るかもだけど許して♡(は?)
それではどうぞ〜(逃)
あ、前回国旗ごとに誰かなのか書くの忘れててごめんね!
⚠︎注意⚠︎
・旧国
・戦争賛美、政治的意図は一切ありません
・初心者
・史実有(想像)
・暴行、暴言
【キャラ】
🇵🇼=パラオ
🇺🇸=アメリカ
卍=ナチス
☀️=日帝
🇫🇮=フィンランド
🇷🇺=ロシア
🇮🇹👑=イタ王
(前回のあらすじ)
🇵🇼が🇷🇺&🇫🇮と合流し、🇺🇸の元へ。そこには卍がいたが☀️と🇺🇸の姿は見当たらなかった。卍と交戦中、☀️が来たけど🇺🇸は来なかった。☀️へ🇺🇸はどこなのか問うと……。そして卍と☀️が引き離されてしまい、🇷🇺&🇫🇮対卍、🇵🇼対☀️へと変わっていくのだった
断ち切るって、どういう意味だ?あ、いや言葉としての意味は知っている。ただ…
🇷🇺「断ち切ろうと思えばそんなのすぐお前なら切れるだろ。苦しいのなら何故やらない?」
卍「……」
わかってた。目の前にいる奴が言う通り、この暗闇(トラウマ)から出ようと思えば出られた。
だけど…出ようとしない選択をし続けてしまったんだ。
出たらこうしてこっちに来ることもなく、未練もほとんど無い状態でいれるとわかってる。
本当…矛盾してるよな……どうしても後一歩が出れないんだ。
🇷🇺「俺の先代がお前に何したか、お前自身が何したかは教えて貰った事しか分かんないけどよ…お前は自由にいきるべきだ。さっさと未練たらたらな自分を捨ててこい。そして…幸せになれ」
卍「!!…フッ…」
少し笑ってしまった。…でも、もう決まったよ、ありがとう。名も知らない国。
卍「…恩に着る」
🇫🇮「消えていってる…」
卍「俺はお前の事全く知らないけど…真っ暗で何も無い俺の最期の道を敷いてくれてありがとな」
🇷🇺「……」
卍「あー…北欧のやつも今まで悪かったな」
🇫🇮「別に、」
卍「…元気でな。お前ら─」
🇷🇺「……あいつ(🇵🇼)の所にいこう」
🇫🇮「その前にそれどうにかした方がいいんじゃね?それにあいつには任せたんだ。信じて待ってようぜ」
🇷🇺「……そうだな」
🇫🇮「(初めて泣いてるとこ見たかも。写真でも撮ってやろうかな)」
☀️「どういうつもりだ?パラオ」
🇵🇼「ッ……」
🇵🇼「ないちは…何でこんなことするの?」
☀️「…」
🇵🇼「なんで答えれないの?ないちが理由も無くこんな事するなんて思えないよ」
☀️「……なら俺がそういう奴だったって事だ」
🇵🇼「え?」
☀️「(日本刀を突き付ける)」
☀️「次また俺に近付いてみろ、この刀をお前に突き刺す。」
🇵🇼「っ、…なんで……なんで」
🇵🇼「ないちが泣いてるの!?」
☀️「ッ!?」
🇵🇼「本当に嫌ならそんな苦しそうな顔で言わないよ!!」
☀️「だ、まれ…」
🇵🇼「黙らない!!僕はないちが困っているように見えるし、叫んでるようにも見える!!」
☀️「叫んでるってどういう事だよ、」
🇵🇼「ないちの…心が…時折泣き叫んでるように見えるんだ」
☀️「…ハッ、心って…心を見るなんて出来ないぞ?」
🇵🇼「でも…そう、見えるんだ」
☀️「……」
☀️「それが本当だったとして何になる。俺が泣き叫んでたとしてお前は俺を泣き止ませる事か?…出来ないだろ」
🇵🇼「……るよ」
☀️「?」
🇵🇼「出来るよっ!」
🇵🇼「その辛さも苦しさも僕が引き受ける!だって…」
🇵🇼「ないちは…僕の…僕たちの恩人だからっ!」
☀️「!!」
☀️「あぁ…」
☀️「だがそれも…今日までだ」
🇵🇼「え」
グサッ
🇵🇼「う”ぁ…どう、して…」
☀️「どうして?俺は言ったぞ。次近付いたら刺すと。」
🇵🇼「あ”ぁ…」
痛い。痛いよ……
🇵🇼「うぅ…」
☀️「泣いたって変わらない。変えられないんだよ」(刀を抜く)
🇵🇼「あああああっ!!」
☀️「俺はもう、戻れない所まで来ちまったんだよ…ボソッ」
🇵🇼「う、ぐ…」
意識が朦朧としてきた……血を流し過ぎたのかな…ごめんね…フィンランドさん…ロシアさん……約束、守れなく、て
🇵🇼「ごめ、ん……」
☀️「……」
ガシ(肩を掴む)
☀️「ッ!?お前ッ…生きていたのか?その状態で」
🇺🇸「はっ、俺様を…あまり舐めるなよ?」
(殴り飛ばす)
☀️「グッ…」
🇺🇸「(やばいな…こいつの血止めなきゃ出血多量で死ぬ。俺も自分で生きてるか怪しいとさえ思う状態…はは…)」
🇺🇸「面白くなってきたな…?」
☀️「やっぱお前頭イカれてんな」(立つ)
🇺🇸「…この世界じゃ真面目は淘汰されるからな」
☀️「……」
🇺🇸「さて…第2ラウンドといこうか…」
☀️「その状態で俺と戦うつもりか?やめといた方がいいと思うぞ。その命が惜しけりゃな。」
🇺🇸「死ぬつもりもねぇし負けるつもりもねぇ。生死の境から戻ってきたんだ…無駄にするもんか」
☀️「そうか…じゃあ……もっかい生死彷徨ってこい」
🇺🇸「へッこれでも喰らえ」
☀️「ッ!」(刀が遠方へ飛ばされる)
🇺🇸「拳で語り合おうじゃないか?」
☀️「…」(構える)
🇺🇸「その光のない真っ黒な目…あの時以来だな」
☀️「黙れ。」(殴りに掛かる)
🇺🇸「感情での攻撃は単調過ぎてこんな風にカウンター喰らうぞ?」
☀️「ガハッ」
🇺🇸「心と身体が矛盾してると流石のお前でも焦るかぁ?笑」
☀️「別に…自分の意思で、行動しているさ」
🇺🇸「”矛盾”と言ってあげたことにまず感謝してくれよ、嘘つきさん?」
☀️「俺は嘘など言っていない」
🇺🇸「現在進行形で嘘ついてるじゃないか」
🇺🇸「こいつにこんなことしたのも。いやなんならこっちに来てしまったのも全部お前の嘘のせいだぞ」
☀️「その五月蝿い口塞いでやろうか?」
🇺🇸「やれるもんなら…な?」(膝から崩れ落ちる)
☀️「とうとう限界がきたようだな、米帝さんよ」
🇺🇸「なんで…動かねえんだよ…」
☀️「そりゃ無理に身体動かしてたら悲鳴のひとつくらい上げるだろ」
☀️「さて…」
☀️「拳で語り合おう、だったか?笑」
🇺🇸「ッ…」
意識が途切れそうな中、アメリカさんが奮闘してくれているのが目に入った。
アメリカさんは殺したってないち言ってたけどやっぱり嘘だったんだ……
そんな事を考えているうちにも僕の生命の灯火も消えていく。刻一刻と。最初はないちにまた会える!ってワクワクしてたけど…話し合いとか今の現状とか見ると、全部…僕の幻想に過ぎなかったんだな……
🇵🇼「ないちと……笑いたかっ、た……」
たった1つの僕の望み(幻想)が、僕の生命の灯火と一緒に消えていった。
🇺🇸「(あいつの意識がない?まずい、本当に死ぬんじゃないか、息の確認を…)」
☀️「何よそ見してんだ?」
🇺🇸「クッ…」
☀️「(ごめんなさいごめんなさい。全て終わったら俺も…そっちにいくから…)」
☀️「今までの恨み乗せてやるよ」(殴る)
🇺🇸「ぐぁ……」
俺もそっち側にいきそうだ……俺が死んだら…世界はどうなるんだろうか。皆はどうするのだろうか……俺の生命も本当に尽きそうだ…こうなるならもっと親父たちと話していたかったぜ…全く。目の前にいる狂犬もずっと俺を殴っている。正気がない。
だけどその一発一発が俺に刺さる。今度は…俺が倒れる番か
……
殴る頻度が下がっていってる?流石にこんな連戦してたら疲れるか。ただ…攻撃が止まったところで生命が尽きることは変わらない……終わりだ。
殴る。恨みを込めて殴りまくる。腕が上がらなくなってきた。何故だ?あぁ……よくよく考えたらこっち来てから最初の日以来ずっと戦っているのか。
自分とは永遠に闘っているけど
『ねぇ…殴るのやめよう?本当に死んじゃうよ。それにパラオだって瀕死状態だよ。』
「五月蝿い。黙れ」
『どうしてそこまでするの?』
「お前も…自分なんだから分かるんだろ。」
『…そうだけど…だからこそだよ』
「はぁ……」
『…!なんかきたよ』
「どうでもいい。どうせオレの想いとは反してるんだ。」
ここは…どこです?
『その声…!』
「チッ、面倒臭いやつだ」
『ここは…なんて言えばいいんだろう……簡単に言うならば心の中、かな?』
こ、心の中!?どういう事です?
『大体一人には1つしか”想い”が無いんだけど、乗り移りとかの影響で複数想いが生まれてしまったから空間が出来たんだ』
な、なるほど…分からないようなわかるような…
『まぁ俺も詳しく分かってないし…お互い様だよ』
そうですか……って乗り移りって!?
『あれ?気付いてない?俺達……俺は君、日本に乗り移りという形でこっちに来てしまったんだよ。他のイタ王達もそうなんじゃないかな』
え!?嘘!?
『信じられないと思うけど現実だよ。俺とこの機嫌が悪そうな奴、同一人物だし。』
「機嫌悪い奴って言うな」
『実際そうだしね』
同一人物!?
『そ。ただでさえ2つ想いがあるのにそこからさらに別れてしまったんだ。』
『そのせいで度々おかしくなってるよ』
えぇ……
?てことは僕の存在あなた達には分かっていたって事ですか?
『そうだよ。それに元々は君の想いだったしね』
……なんで今更来たんです?
『……それは──』
「言うな」
え?
『…俺は言うよ。お前の復讐心のせいで怨霊となってこの子に乗り移ってしまったのさ』
「殺す」
『物騒な事言うけど実際は殺したり出来ないよ?本来は俺も自分でここは心の中だ。実体がある訳ではない、概念的場所だし』
「……」
復讐心、…
『悪いね、俺らのこんなことに巻き込んでしまって』
……確認ですが、あなた達は、僕の先代なのですか?
『…』
「…そうだ」
!
そうですか……なら、
僕は今…幸せですよ。
『「!!」』
確かに仕事はブラックですしまともに寝れませんが…同僚達と話したり、ご飯を一緒に食べたり、時には協力しあったり、色々ありますが…楽しいですよ
『日本…』
復讐は…悪い連鎖しか産みません。今外(現実)では何が起こってるかわかりませんが…もう、やめてください。あなた達の想いも全部、僕が…私が引き継いで後世に繋げます。あんな事が起きないような、平和な世界になるように
『だってよ、自分』
「……」
「オレは…復讐心の塊だ。」
『んじゃもう元に戻ろ?』
「え」
『俺達元々1つだったのに別れてるのおかしいしもうやめたいでしょ?』
「……好きにしてくれ」
『わかった』
『あ、戻る前に…日本』
はい?
『ありがとな、そして…俺たちの未来を、君に託すよ』
!!…はい、任せてください。
『じゃあな』ニコ
(一つに戻る)
☀️「… (離す)」
☀️「は?え、あ……」
嘘だろ。2人(国)とも息してない…?
そんな、もう手遅れだというのか……?
…そうだよな、もう戻れない所まで来てしまったのに、今更なかった事になる訳ないよな
これじゃああっちにいこうにも日本にこの有様を見せる訳にはいかねぇ……
ん?あの箱……
(開く)
救急箱だ。色々な物が入っている。だけど……
☀️「こいつらの意識が戻せるものは入ってないな…」
胸骨圧迫するか?そしたらアメリカはもしかしたら……パラオ……。
(涙の雫が落ちる)
☀️「ッ……俺にはどうも出来ないのかよ…」
手当てをしてアメリカには今現在胸骨圧迫をしている。パラオは…血を流しすぎてしまっているからな……自分がやったんだけど。
頼む、戻ってくれッ!
(?「んじゃ──達の力を頼るんね!」)
☀️「…?」
(卍「聞こえていないのか?俺達独伊が来てやったぞ」)
☀️「どういう事だ…?てかなんだこの脳に直接語りかけてくるような感覚は」
(🇮🇹👑「実際そうだからなんね」)
☀️「…はぁ、?」
(卍「俺達はもう救われた。お前もその感じ…もう平気なんだろ?なんで来ないんだ?」
☀️「…俺の今の国…日本にこんな惨状見せる訳にはいかないだろ、」
(🇮🇹👑「やっぱり日帝って優しいとこあるなんね、」)
(卍「そうじゃなかったらわざわざ来ないだろ」)
(🇮🇹👑「それもそうなんね!ってこんな話はいいなんよ!早くしないと死んじゃうんね!」)
☀️「…何してくれるんだ?」
(卍「こいつらの意識に入って無理矢理起こす」)
☀️「な!?」
(🇮🇹👑「因みにアメリカは外傷はそんな致命的なのは入ってないから大丈夫なんね」)
☀️「そ、そうか…」
(卍「だけど…もう片方がな」)
(🇮🇹👑「そうなんね…」)
☀️「…すまん、俺のせいで」
(卍「謝るのは意識が戻ってからだぞ」)
☀️「…止血はしたが具体的に何をすればいいんだ、?」
(卍「1番良いのは病院で適切な治療を受けるのが当たり前にいいんだが…」)
(🇮🇹👑「運んでる間になんね…」)
☀️「……俺は…」
🇺🇸「……はっ、はっ……あ?」
☀️「!!米帝!!良かった…」
🇺🇸「え?どういう事だ?(まぁこれはこれで悪くねぇ)」
☀️「そんな事より意識戻ってそうそう悪いがパラオどうしよう」
🇺🇸「あー……そういやそこら辺に救急箱みたいなんなかったか?」
☀️「これか?」
🇺🇸「そ、ちょっと貸してくれ」
☀️「何するつもりなんだ?」
🇺🇸「まぁまぁ見てろって」
☀️「?それはなんだ?」
🇺🇸「え?…あ、お前は知らないか、(だからこんな慌ててるんだな)」
🇺🇸「説明は色々落ち着いてからな」
🇺🇸「これより…電気ショックを流すぞ」
全体の量で見たら少なめだけどその分一文一文が長すぎて6000文字いきそうだからまた区切らせて貰います…ごめんなさい!
次回こそ多分最終話にするので!多分!
結局深夜回っちゃってごめんね♡
コメント
1件
他界隈から失礼いたします 一気見させていただいたのですがストーリー性大好きです😍 ゆっくりがんばってください🎉