テラーノベル
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知らないはずなのに
毎日毎日同じ夢を見る
知らないはずの女の子
でも、隣にいるのが当たり前みたいで
夢の中の俺は楽しそうに笑っている
「万次郎」
名前を呼ばれる
その声が好きだった気がする
目が覚めると必ず涙が出ている
なんで泣いてるのか分からない
でも胸が苦しい
ある日
夢の中で彼女が泣いていた
「思い出してよ」
そう言われた気がした
伸ばした手は届かない
目が覚めると枕が濡れていた
どうしてこんなに会いたいんだろだろう
名前も分からないのに
ある日から
夢を見る回数が増えた
夢の中の彼女は
少しずつ悲しそうな顔をするようになった
「万次郎」
名前を呼ばれるだけで
胸が締め付けられる
マイキー「なぁ」
マイキー「俺たちどこかで会った?」
思わずそう聞くと
彼女は少し笑って
「会ったよ」
「ずっと一緒だった」
そう答えた
その笑顔を見た瞬間
頭に激しい痛みが走る
気づけば
マイキー「….○○」
名前が口から出た
彼女は泣きながら笑う
「やっと思い出してくれたね」
彼女がそう言ったあと
夢が終わった
END.
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コメント
1件
読んだ…「知らないはずなのに」ってタイトルからもう切なかったわ。毎日の夢、名前を呼ばれる感覚、覚めてからの涙と胸の苦しさ。最後に「万次郎」って名前が出てきて、彼女が「ずっと一緒だった」って言った瞬間の頭痛と記憶の戻り方、描写が丁寧でグッときた。END.って付いてるけど…これで終わりなのかな?続きが気になるなあ。切なくていい話だったよ。月さん、ありがとう。