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ヒュオオオオォ…
辺り1面に風の音…野原が穏やかに揺れる正午
1人の男
ジョニーが目を覚ました
そこは街1面が見えるほどの壮大な丘
現実とは思えないような光景が広がっていた
ジョニー「ぇ、、、ここどこ…」
唖然とするその少年は
黒髪ロングでまるで女性のような容姿、
本当に男なのか疑わしい物だった
ジョニー「ぇ…僕さっきまで寝てて…なんでこんな所に…?」
ジョニーはこの場所には見覚えが無いみたいだ…
そんな困惑するジョニーに影が近づく…
???「ばぁっ!!!」
ジョニー「!?」
ジョニーを脅かしたのは
容姿端麗な白髪ボブの女の子、優葉であった、身長は微妙に低く、白い猫耳のような物が生えている。瞳は桃色に輝いており、誰もが魅了されそうだ…
まるで白猫をそのまま擬人化したようにも見える
ジョニー「誰…」
優葉「ゆうは!!!ジョニーが作ったんでしょ!?」
ジョニーは優葉のことを覚えていないみたいだ、全く、この男は…
優葉が言うには、ジョニーが来たのは戦闘の世界らしく、危険度が高い世界線らしい…
他の世界線のジョニーもいれば、この話を見ている貴方も他の世界線があるかもしれない…
そんなことは置いといて…何故優葉がジョニーの事を知っているのか…
優葉「ほんとに何も覚えてないのね…」
と呆れながらも説明をしてくれた
「優葉」はジョニーがこの世界に来る前に作っていたオリジナルキャラクターであり、複数人その「オリジナルキャラクター」が居るらしい…
では、そもそもこの世界はなんなのか
そう、ジョニーが作った戦闘の世界である
つまり、ジョニーは自分で作った事を忘れていて、この世界に来てしまったらしい
なぜこの世界に紛れ込んだかは謎だが本当に馬鹿な男である
ジョニー「さっきからナレーション馬鹿にしすぎじゃない!?」
おっと、怒られてしまったようだ
優葉「とりあえず、私達の隠れ家に入れてあげるから、着いてきて!!!」
私達…というのはなんだろうか…疑問を浮かべながらもジョニーは着いて行った
優葉「この世界の事、本当に覚えてないの?」
ジョニー「本当に覚えてないんだよね〜…」
優葉「そっかぁ…じゃあ無葉とかが居るのも…」
ジョニー「無葉って?」
無葉(らいは)というのは優葉ともう1人と同居している仲間のようだ
仲間と言えど、暴言暴力は当たり前、女にはあまり強く当たらないが喧嘩が絶えない男らしい…
ジョニー「ぇえ絶対嫌なんだけど」
優葉「あはは〜…」
そう言いながらも優葉と仲間達の隠れ家に着いたようだ。
見た目は喫茶店のような…何処か懐かしさを感じる造りになっている
森の奥にあり、廃墟となっているようだった
優葉「いいとこ見つけてさ!!勝手に住んでいいか分かんなかったけど!!」
優葉「ちょっとそこで休んでて!!」
と言われ、そのまましゃがんで待っていると…
上から何が人のような物が降ってきている
だが気づいた時にはもう遅く…
ジョニーは肉片と化した…
無葉「あっれれ〜??笑…なんか踏んじゃったみたいだなァ〜」
そうしらける男…これが無葉のようだ…
反省の色は全く無く、寧ろ馬鹿にしているまである…
優葉「無葉!!!!!!」
優葉「ジョニーは!?」
何かを準備していた優葉は爆音に驚きこちらを見に来たようだ…慌てる優葉とは裏腹に無葉は少し驚いたような顔をした…
無葉「ジョニーがこの世界に来たのか!?」
優葉「そうだよ!!!どこに行ったか見てない!?」
ジョニーがまさかこの世界に来ると思わなかった無葉は今踏み付けたのがジョニーだとやっと気づいて少し焦っているようだ
無葉「多分…だけど…これの事か?」
そう気まずそうに答える無葉は自分の下、肉片と化したジョニーを指差した
優葉「ジョニイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!」
それを見た優葉は…言うまでもない…
この先、ジョニーはどうなるのか!?
お楽しみに!!!!