テラーノベル
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誰かに聞いて欲しいと
私はただ歌い続けた
夜風に吹かれてこの歌を
悲しむ誰かの耳に届くように
夜風に吹かれてこの歌を
誰かに気付いてもらえるように
熱にうなされた夜にでも
少し耳を澄まして欲しい
夜風に乗せて
夜霧に溶かして
私の歌を届けるから
私の歌を子守唄に
微睡んで救われて欲しい
そして私を
忘れないでいて欲しい
コメント
4件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! きっと誰かを自分の歌で救いたい気持ちも 本当なんでしょうけど… きっと自分や自分の歌が 皆の頭の側にいて欲しい、 自分を忘れないで欲しい気持ちが 語り手の奥底にはあるんでしょうね… 個人的に忘れないで欲しいと言う気持ちは 誰もが一度は思う感情な気がします… だって人に忘れられる事は 自分がいなくなる様な物ですから…