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キスマ
風呂上がり、いつものようにソファーでゆっくりしている
しばらくすると、風呂から上がってきたなかむが俺の隣に座ってきた
まぁ、いつもの事なので気にせずスマホをぽちぽちする
でも…今日はなんだか視線を感じる
なかむの方をちらっと見ると、彼が口を開く
「シャケってさ、いつもズボン履いてないけど」
「大丈夫なの?」
大丈夫?なんの事だ…?
いつも風呂上がりは暑いので下着と上にTシャツ1枚を着て過ごしている
なんで今更?と頭にはてなを浮かべていると
彼が俺の太ももを指差した
「これ、」
指された先を見ると白い肌によく目立つキスマがあった
「…はッ、!?//」
「おまッ、いつ付けたんだよッ、…!///」
「え、覚えてないの?」
「何がだよっ、!!!////」
「昨日の行為中、シャケがいいって言うから…」
「覚えてないッ!!//」
そんな事覚えていたくもない
本当に言ったのか…?俺が…
「ん〜でも太ももって常に見えないからなぁ…」
「んね、首にも付けてい?」
は?
何言ってるんだこいつ…
「は…?ダメに決まってんだろ」
「え〜なんで!いいじゃん!!!」
「ダメだッ、!バレたらどうすんだよ?」
「その時はもう言うしかないっしょ」
「ばか」
何を考えてるんだよこいつ…
バレていいなんてそんな訳ないだろ…
「ねー!おねがい!!」
「やだ!!」
「…明日休みだから今日シャケの好きなことしてあげようと思ったのに」
「は…」
少し落ち込んだような様子でそういう彼
俺がそういうのに弱いのを知っていてそうしてるんだろうとわかっていた
…わかっていたのに
「っ…わかった、わかったからそんな顔すんなよ…」
「ほんと!?」
俺はその顔に負けて承諾してしまった
そろそろ耐性付けなきゃな…と思っていると、
彼が俺の正面に移動しぎゅっと抱きしめる
顔を離したかと思うと今度は肩ら辺に寄ってくる
ヂュ…
「ん”…ッ」
水っぽい音がすると同時に肩の皮膚が吸われる
少し痛いが気持ちいいと思ってる自分もいる
「…ん、綺麗についた」
「安心してよ、ちゃんと見えない場所だから」
「……//」
頬が紅潮しているのがわかる
俺はなかむのものなんだ、という証が常に俺にあるのが嬉しくて
「俺のものって証、ずっとつけててよね」
「…っじゃあ、」
「消えそうになったらッ、…また…つけろよ…」
一瞬彼がぽかんと口を開けたが、直ぐに頬が緩み
「もちろん、いくらでも付けてあげる」
少し頬を赤らめながらそう言った。
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あああああああああああああああはんあはんあはんあはん(訳:てぇてぇ)