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うわ、めっちゃ尊い…! 遠距離の切なさと甘さが絶妙に混ざってる作品だね。告白のシーンから「ん、いいよ」ってあっさりOKされる感じとか、りもこんが部屋番号をふうはやの誕生日に合わせてるところとか、細かい愛情表現が刺さるよ。半年ぶりの再会で「ふうはやー!」って後ろから抱きつかれるシーン、読んでてこっちまで泣きそうになった。最後の「だいすき」のLINEも、直接言えない照れ屋な感じが可愛いすぎる…! さ ら みさんの初投稿とは思えない完成度で、続きがすごく気になる!
「 好きです !! 俺と付き合って下さい !! 」
俺はこういう時のセリフを 考えるのが本当に嫌いだ。なんなら恋愛が下手くそだ。
だから俺は王道のストレートな告白しか出来ない。きっとこの先もそうなのだろう。
ラブレターも花束も何もないけれど、目の前の人に俺の気持ちが伝わればいい。
最悪付き合ってくれなかったとしても気持ちが伝わったのならそれで…
「 ん、いいよ 」
「 てか俺も好きだったし。」
…あれ ?? OKした ?? こいつ。
「 えっ…といいの ?? 俺なんかで… 」
「 いいから言ってるんだろ 」
俺はいつもそうだ。表面では元気で自己肯定感が高くて…でも裏面は自己肯定感最低だし。
こんな俺でもいいのか、とOKされた時は思った。
俺の告白から始まった俺らの交際は、なんだかんだ長いこと続いた。
今年の6月で2年目、その2年目記念日に2人で集まった時、俺はりもこんから進路の話をされた。
「 俺、看護師になりたいんだ。」
「 へぇ !! かっこいいじゃん !! 」
「 あの、だから、俺神奈川の大学に通いたいんだ。」
「 神奈川 ?? 」
今俺たちが住んでるのは東京。隣とはいえ、頻繁に会えるかと言われたら怪しい。
「 神奈川の大学に通うとふうはやと中々会えなくなるかもしれないんだ、だから… 」
その後どうせこいつは「 だからふうはやが嫌なら全然振ってくれていいよ 」と言うだろう。
「 俺は別れるつもりないよ。」
「 えっ 」
「 りもこんが嫌なら別れるよ。でも俺は遠距離だって会いに行くよ。」
「 いやそれは…ふうはやにも大学生活があるし、一方的に来てもらうのは申し訳ないよ… 」
「 俺がいいって言ってるから、大丈夫。」
あーあ、俺何言ってんだろ…これじゃただの愛重いめんどくさい彼氏じゃん…
「 …ありがとう、俺、神奈川で頑張る !! 」
「 おう、頑張れ !! 」
やっぱりもこんだなぁ。俺の愛を素直に受け取ってくれるのはこいつだけだな。と、この日は染々思った。
そこからは結構あっという間で、高校生活最後の行事はどんどん過ぎていって、いつの間にか3月になっていた。
俺は地元の、りもこんは神奈川の大学を選んだ。俺は実家暮らしのつもりだけど、りもこんは神奈川に一人暮らし。
引っ越しの手伝いとか、手続きとかを手伝っているといつの間にか卒業式が来て、なんとか高校を卒業した。
その数日後には合格発表が行われたが、無事2人とも合格だった。
そしてその数日後、今日はりもこんの引っ越し日だ。
2人で電車にのって、俺は引っ越しの手伝いをして、そのまま1泊させてもらう。
「 あーあ、ここを歩くのも今日で最後かぁ、」
「 帰ってこれる日も少なくなるしな 」
「 隣の県とは言え、電車で1時間半かかるし 」
来た電車に乗って神奈川に向かう。2人で居れば1時間半なんて短い方だ。
神奈川に着いて、りもこんの家へ向かう。りもこんの家は大学の最寄駅の駅前のタワマンだ。
「 おー、すげぇなぁ 」
「 思ったより高い… 」
「 お前何階だっけ ?? 」
「 えーっと、16階 !! 」
「 え、高 」
「 だろ 」
「 何で16階にしたんだよ 」
「 それは…高いとテンション上がるのと… 」
「 と ?? 」
「 …ふうはやの誕生日だから、」照
「 …お前可愛いかよっ 」
何だかんだで部屋の前に着いた。流石16階だ、エレベータークソ時間掛かる。
「 あ、見て !! 部屋番号も 0316 なんだよ !! 」
「 ほんとやん。…お前、結構俺の事好きだったりする ?? 」笑
「 うん、好きだよ 」
「 うわ、聞かなきゃよかったぁ… 」照
「 はは、ふうはや。詰めが甘いね 」
部屋の中は結構広くて、リビング、キッチン、部屋が2つ、お風呂、トイレ、 ってめちゃくちゃいい部屋じゃねぇか !!
段ボールを開けてそれぞれ配置して、3時間くらいで結構スッキリした。
引越し会社の人にも手伝って貰って家具も配置したら完成…らしい。
「 よし、これでひとまず大丈夫かな、ふうはや、手伝ってくれてありがとう !! 」
「 どうってことねーよ 」
「 ご飯はUberでいいよね、お風呂先入っていいよー 」
「 いや、2人で入ろ。一緒に入れるのも中々出来なくなるから 」
「 あ 、確かにそうだね 」
2人でお風呂に入って、それっぽい雰囲気になって、ちょっとだけシて、りもこんがとろーんとなったら準備完了だ。
軽く夕飯を済ませたら、りもこんの新品ダブルベッドへ。
「 へへ、実はね、ふうはやと寝ても狭くないようにダブルベッドにしたんだ 」
「 そんだけ俺としたかったってことね 」笑
「 まぁ、間違ってはない…かな 」
「 これから中々会えないし、今日は ( 激しくして ) いい ?? 」
「 うん、いいよ 」
いいと言われたからには止まれなくて、りもこんがダウンするまで抱き潰してしまった。
「 流石にやりすぎたなぁ 」
反省はしてないけど、朝こいつが起きたら1度謝ろう。と思いながら後片付けをして俺も布団に潜り込んだ。
翌朝、先に起きたのはりもこんだったらしく、俺が起きた頃にはりもこんはベッドの中でスマホをいじっていた。
「 おはよ 」といいながら抱き締めると、微笑んで「 おはよ 」と返してくる。朝から心臓に悪い。
「 昨日はやりすぎた、ごめん 」というと決まって「 気持ちよかったから大丈夫 」と返ってくる。 こいつはいつもそうだ。優しすぎる。
「 今日はどうする ?? 遅めの昼飯食ってから帰るか、それとも… 」
「 それとも ?? 」
「 …あ、いや、なんでもない… 」照
「 いいよ、飲んでから帰る 」
「 な、なんで分かるんだよ… 」照
「 飲みたそうな顔してた 」
「 すごっ 」
昨日行為を始めた時間が遅かったのもあって、起きたのが14時過ぎ。
少食の俺らが今から昼飯を食っても居酒屋で思う存分飲めないだろう。
と、いうことで、家を出る ( 予定 ) 18時まではのんびりすることにした。
今日はスマホのロック画面とかについて語ったりして。
りもこんはロック画面を付き合った時からずっと変わらず俺がLINEで誤送信した ふうはやの自撮り にしている。…恥ずかしいからやめてほしいが嬉しい。
俺のロック画面はコロコロ変わるけど、今は俺が撮ったりもこんのツインテール姿にしている。
パスワードは2人で共有してるからそれぞれのスマホは見たいときに見れる。見るつもりは到底ないけど。
「 このふうはやの自撮りのいいところは~ 」
なんて自慢するりもこんを見てると、自撮りなんてどうでもよくなってくる。
どんな話をしたってりもこんと居ればなんでも楽しくなる。それに何年経ってもこいつのこういう性格には飽きないのがまたいい。
「 俺、りもこんと付き合えてほんとに幸せ者だなぁ 」
「 どうしたんだよ、急に 」
「 なんとなく。りもこん、いつもありがとう。」
「 こちらこそだぜぃ 」
そこから居酒屋で軽く飲んで、たくさん食べて、いつの間にか帰る時間になっていた。
「 ふうはや、終点まで付き合わせてごめん 」
「 なんのこれしき。大丈夫だよ 」
「 ありがとう、ふうはや 」
「 楽しかったね 」なんて話しているといつの間にか電車が来た。
俺が電車に向かって歩き出すと、りもこんが俺の裾を掴んで身を寄せられたかと思うと、不意打ちにキスされた。
「 今まで本当にありがとう。俺、優秀な看護師になって帰ってくるから !! 」
「 …あぁ、応援してるぜ 」
俺が電車に乗り込むとドアが閉まって、間もなく動き始めた。
最後にりもこんを見つめると、目から涙が溢れていて、可愛いなと心から思った。と同時に、謎の孤独感を覚えた。
帰りの電車は行きの2倍長く感じた。
時は経って半年後。この半年は本当に辛かった。
隣を見る度にりもこんを思い出して、りもこんと電話する度に声が名残おしくなって、りもこんとLINEでやり取りする度にりもこんとの距離を感じた。
が、そんな辛い生活に1度お別れする。…そう、今日は半年振りにりもこんに会える日だ。
今までの3年間、毎日会える事が当たり前に感じていたからこそ、こうやって半年間会えないのは、とても苦しかった。
「 久しぶりに帰りたいから、今度は俺が会いに行くね !! 」
とりもこんが言ったから、今回俺はほとんど移動しなくて済む。ありがたい。
後1週間、後3日、後24時間、後12時間、後3時間、後1時間、後30分…
その時は突然とやってくる。
駅に電車が着く音がした。俺は駅前の広場にいる。
改札前まで迎えに行く為、振り返ろうとした瞬間、「 ふうはやー !! 」という声がして後ろから抱きつかれた。
「 ふうはや、会いたかったよ… 」泣
「 、びっくりしたぁ、俺もだよ、りもこん 」
「 …泣くなよ。俺も泣きそうになるだろ ?? 」
「 だって半年もさぁ… 」泣
俺の彼女はこの半年で結構背が伸びていて、体格も良くなっているし、お洒落なコートまで纏っていて、とてつもなく成長したと思う。
話を聞くなり看護の勉強は大変だけど結構鍛えられるとのこと 。
一緒の学部の人のお兄さんがモデルで、ファッションセンスまで鍛えられたとか。
「 懐かしいな、こうやってふうはやと手繋いでのんびりここを歩けるの、 すごい幸せ 」
「 俺も。中々会えない分なんか すごいじんわりくる。 」
「 泣いていいのにー 」笑
懐かしい地元スポットを巡りまくって、ファミレスで軽く食事をしたら、俺の実家へ向かう。
りもこんも軽く察していると思うが、俺はそろそろこいつにプロポーズしようと思っている。
その為OKされるかはわからないけれど、一応俺の両親にも紹介しておきたいのだ。まぁもう知ってるけど。
高校の時にりもこんを両親と会わせたら、なんか意気投合してめっちゃ仲良くなっていたのをよく覚えている。
そんな遠くはないから、直ぐに着いた。
「 ただいまー 」
「 お邪魔しまーす !! 」
「 あら、りもこんくんじゃないの !! 」
「 あ、ふうはやのお父さん、お母さん !! お久しぶりです !! 」
「 また背高くなったなぁ ?? 」
「 えっ !! 実は5cmくらい伸びたんですよー 」
こういう時は大体置いていかれるんだけどな。てか、まずまずりもこんは俺の親と仲が良すぎるんだよな。
というか早くリビングに連れていこう…。
「 えー !! これ全部食べていいんですか !? 」
「 もちろんよー !! 沢山食べてちょうだい !! 」
「 ありがとうございます !! いただきます !! 」
元気だなぁ、いつまで持つんだろうか…。俺なんかもうヘトヘトだったから、やっぱ鍛えられてるんだなと思った。
なんとか食べきって、俺の両親が夜勤に行ってしまう前に、話をすることにした。
「 結婚を前提にお付き合いしている、りもこんさんです。」
「 まぁまぁそんな固い話はいいから !! ほら、りもこんくんはこっちでガールズトークよ !! 」
「 お前はこっちだふうはや 」
え、何俺父親と2人きり ?? 殺されんの ?? と思っていると、寝室に連れていかれた。
「 好きになったのはどっちからだ 」
「 …俺 ?? 多分 」
「 告白は 」
「 俺 」
みたいなどーでもいい質問をざっと50問くらいされて、なんとか生還した。 りもこんは案の定顔真っ赤だけど。
多分これは認められたってことだ。大丈夫だろう。というか俺の親も頭がおかしい気がする。
「 じゃお母さんたち仕事行ってくるからね 」
「 頑張って下さいさーちゃんとふうはやのお父さん !! 」
「 …さーちゃん !?!? 」
「 あ、さーちゃんって呼んでって言われたから… 」
「 …へぇ 」
さーちゃんって…母さんの高校時代のあだ名じゃねーか… !! キモい…と思いつつ、そんなことを言ったら母さんに殺される気がしたから引っ込めておいた。
「 お風呂借りました !! 」
「 あ、はい 」
「 どーした ?? ぼーっとして 」
「 いや、なんも。大丈夫だよ 」
「 ふーん… 」
「 俺もお風呂入ってくるわ 」
「 いってらっしゃい 」
あーあ、折角久しぶりにりもこんと会えたのに両親のせいで台無しだなぁ、なんて軽く考えつつ、大半は今日の夜の事を考えていた。
そして上がって体を拭いている時にふと思い立った。…ゴム、あったっけ ??
不安だらけのまま脱衣所から出て、2階の寝室に駆け込み、引き出しを開けると…
ですよねー !! 俺が髪も乾かさないで家を出ようとするから、「 どうしたの ?? 」とりもこんが心配してくれたけど、「 買い忘れ !! 」で乗り切った。
最寄りのコンビニでついでにローションまでGETして、なんとかなったが、久しぶりに会えたのに家にりもこんを1人にするのは正直心が痛かった。
俺がちゃんと準備してれば…なんて反省しつつ、帰ったら「 おかえり 」と微笑んでくれるりもこんを見て、なぜか安心できた。
そっからいい感じになって、気づけば朝だった。行為中の記憶が失くなる程には激しくしてしまったんだろう。
今回のりもこんはまだ寝ていて、俺が先だった為、りもこんに俺のオーバーめのTシャツを着せて、朝食を作りにベッドを出た。
もうじき朝食を作り終わる頃に、上から悲鳴と歩く音が聞こえたからちらっと見に行くと、案の定りもこんが起きて倒れていた。
「 お前…やば…、過去1なんだけど… 」
訳 ( お前が激しくしたせいでこれまでで1番腰痛いんだけど !? 運べよバカ !! )
「 はいはい、すみませんね 」
俺のTシャツは欲しそうにしてたからあげて、腰が痛そうだったからリビングまで運んで、朝食食って。
りもこんは今日で帰ってしまうから、寂しさを感じつつ、荷造りを手伝って駅まで送る。
「 ふうはや、昨日今日は本当にありがとう 」
「 こちらこそな 」
「 ふうはやのお陰でやる気出たわ、勉強捗る気がする !! 」笑
「 俺も捗るかも 」笑
「 今日帰ったら電話していい ?? 」
「 うん、いいよ 」
なんてのんびり話しているといつの間にか駅に着いてしまって、りもこんの歩くスピードが遅くなった。
「 やっぱ会えないの寂しいな。高校の時は毎日のように会えてたから 」
「 りもこんも寂しいって思うの ?? 」
「 思うよ !! すっごい寂しい 」
「 なんか嬉しいなぁ、俺も寂しかったから 」
「 毎日会ってたのに急に会えなくなるからね、寂しくなるのも当然だよ 」
「 でもその代わり休みが取れたら絶対ふうはやに会いに行くからね !! 」
「 いやいや、今度は俺が行くよ 」
「 いいの !! 気遣わないでさぁ 」
「 ほんとかぁ ?? 」
なんかりもこんの気持ちを知れたら少しは苦しみが軽くなった気がする。
混んでいてホームまでは入れそうにないから、改札前で別れることにした。
「 ふうはやも大学頑張ってね !! 」
「 りもこんもな !! 無理せず頑張れよ !! 」
「 もちろん !! また来週ね !! 」
「 いや来週も行けるのかよ !! 」笑
「 わかんなーい !! 」
それだけ言ってりもこんは人混みに消えてった。わかんねぇのかよ、と笑いながら帰ろうとするとスマホが振動した。
1件の通知。りもこんからだ。忘れ物か ?? と思って開くと、
【 だいすき 】
と来ていた。いや、直接言えよと思いつつ、俺もだよと返しておいた。
遠距離は思ったより辛かったけど、それ以上にりもこんが夢に向かって頑張っている姿を見られるから選択は間違ってなかったと思う。
まずはりもこんに言われた大学の課題を終わらせよう、と俺は久しぶりに走って家に帰った。
初投稿です !! 🙌
ふうりも と じゃぱたつ が大好きです !! ✌
ほのぼのからえっちな方まで大体気分で書いていきます !! 👊
気分投稿なので投稿頻度は遅いかもしれませんが、👍、💬して下さると嬉しいです !! 🙏
遠距離尊いっ !! 😋