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ー夏の始まり君が転校してきた、俺の心は一瞬で奪われた。
夏の始まり学校の窓から入ってくる風はジメジメして湿気もすごく、とても不快。
そんな時、担任が入ってきた。
「はい、皆さん今日は転校生を紹介します。」
その言葉で一気に教室の雰囲気が騒がしくなる
「どういう子だろ〜!」
「イケメンかな〜?」
とそういう言葉が交差し合う。
担任の「どうぞ入ってきて」の合図で転校生が入ってきた。
入ってきた子は
黒髪で長く少しくるっとなった髪で目はくりっとしていて大きい。
本当に人間なのかも怪しくなってきたところだった。
「はい、自己紹介して」
と担任が優しく言う
すると
「えっと、、親の都合で引っ越して来ました….っ白鳥花音…….です。」
と小さく今にでも途切れそうな声で答えた
するとクラスがすごく騒がしくなる
「うわぁぁぁぁぁ」
誰かの断末魔も聞こえてきた
「がわぃぃぃ!!!」
男女問わずみんな悶絶している。
外の風景をじーっと見てる俺が目立つくらいだった。
キーンコーンカーンコーン
3時間目の数学も終わり
10分休憩に入った
俺が机に突っ伏していると友達の本田蒼真が俺の机にきた。
「なぁ〜次の理科移動とかだるくね?」
「……るせ、今寝てんだろ。」
すると蒼真が吹き出した
「っはっ、、、ふっ寝たふりしてんじゃん〜」
「あーまじでだまれ。」
「ひどーい!!颯斗くん!!」
「、、、、、。」
もう、うるせぇな………
すると蒼真が「そういえば、転校生の花音ちゃんめっちゃ可愛くなかった?」
彼女の机の方向を見ると人だからができている。みんな彼女と仲良くしたいんだろうか。
「で?」
「本当に冷たいな〜!お前はよ〜!」
てかよく見るとめっちゃ顔引きつってね?人嫌いなのかな、、、
「てかそろそろ移動しねーとやばいぞ!」
「…..ん」
いくか!!と手を引かれ教室を後にした。
理科の授業も終わり帰ろうとしたその時だった
「ちょっと颯斗〜これ運ぶの手伝え。」
「無理です。疲れてるんで。」
すると理科の先生が
「お願いだヨォ〜!!お前華奢だけど重いもの持てるって職員室でちょっと話題になってたんだよ!!」
「はぁ〜わかりましたどれをどこに運ぶんですか?」
すると先生がニカッとして
「助かるヨォ〜!さっすがモテヤロー!!」
なんだそのあだ名。
「早くしないと戻りますよ。」
「あぁ!わかったわかった!まずこの実験セットを一回の職員室まで運んでくれ〜これ処分しないといけないやつだから!」
「わかりました。」
その受験セットやらを持ち上げて職員室に向かう。
はぁーめんどくさいものに絡まれた。
俺は職員室で用を終えて理科室に戻った。その途中教室の風景が広がる
「ねぇ….白鳥さんってなんか謙虚って感じだよね、、、全然喋らないからつまらないや……」
「ちょっとわかるかも、、顔だけってかんじ、何にも詰まって無いよね〜」
「なんか男子めっちゃ好きそう!!前の学校で遊んでたんじゃ無い??」
だんだん悪口がエスカレートしていく
はぁ、人間はいつもそうだ。何か気に入らない、つまらないと感じたらすぐに悪くいう。
ん?なんか人間っていつもそうって厨二病……じゃ無いか….
そこに白鳥さんがくる。
まさか自分が悪く言われるなんて思わないだろう、、
この悪口を言われていることが白鳥さんが聞いたらショックを受けるだろう、、、。
俺は声をかけてみた
「ねぇ、」
白鳥さんが緊張しているのが伝わった
「はっ、、、はい、、、」
何を話せばいいんだ、、、、
あ、、、白鳥さんが先生に頼まれたのかはわからないが重そうな本を10冊ほど持っている
これだ、、これを口実に教室に入らせなければいい。
「…..これ、持ちます。重いと思うので。」
すると笑顔がなかったからなのか震えてる気がする。悪いことしたな。
「はっ、、、はい、お願いしても、、、いいですか、、…….?」
「……….ん」
そう言って白鳥さんから本を9冊ほどもらう。
「え、、、?その、、1冊じゃ申し訳ない、です,」
だからと言ってここで渡すと重いだろうしそんな細い腕で持てるわけないし。0冊にしてしまうのも申し訳ない、、、
「いえ、白鳥さんに2冊ほど持たせたら重いと思ったので」
すると一瞬顔を赤らめる
「っ……..ありがとう….ございます……っ」
なんだこの気持ち。落ち着かない。俺はこの気持ちを抑えようとしながら一緒に本を目的地に運ぶ。
[後で悲劇が起こるとは知らずに。]
つづく。