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彗side
合宿当日私達、稲荷崎高校バレー部は新幹線で宮城へと向かっている。
今日の私の仕事はマネ業、、ではなくて、ほんとは任務。
早めに呪物回収しないとなぁ~。
宮城の名門、白鳥沢に着いたとたん、私は思わず声をあげた。
「うわっ、、」
確かに学校の広さにも驚いたけど、もっとヤバイのが、、
“呪霊の数が多すぎる”
どこを見ても呪霊、呪霊。吐きそう、、
ていうかよくこんな状態で死人がでないよね!!人一人死んでもおかしくないのに、、
とりあえず術式、解放しとくか、、
“殺颯術式 遠死” (サツリクジュツシキ トオシ)
とりあえず、これをやっとけば私の視界に入った4、3級の呪霊を祓うことが出来る。
とても便利な術式。
まぁとりあえず様子見だなぁ~
そう考えているとアランさんが声をかけてきた。
『彗、ボーッとしてないで行くで。』
「はーい。」
そろそろ行くのか~、、
正直言って、呪術師一人が100人近くの非呪術師を守るのは困難だろう。
とにかく、片っ端から潰すか、、
誰も”死なせない”ように。