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らだぺんBL、捏造🐜。地雷さんや苦手な人、純粋さんは回れ右をオススメします。ご本人様と一切関係ありません。
イベントから数日後。
らっだぁは、ゲームにログインできずにいた。
罪悪感と、ぺいんとに正体を知られた気まずさが、胸を締めつけていた。
でも、ある夜。
通知が鳴った。
《Peyがあなたにメッセージを送信しました》
『また、冒険しない?話したいことがあるんだ』
迷いながらも、らっだぁはログインした。
そこには、いつもの場所で待っているPeyの姿があった。
pe「……来てくれて、ありがとう」
rd「こっちこそ、ごめん。あの時、逃げたのは俺だ」
pe「ううん。俺も、ちゃんと話せばよかった」
二人は、ゆっくりと歩き出した。
まるで、何事もなかったかのように。
でも、心の距離は、確実に近づいていた。
pe「ねえ、らっだぁ」
rd「ん?」
pe「俺、ゲームの中の君も、現実の君も、どっちも好きだよ」
その言葉に、らっだぁは一瞬、言葉を失った。
でも、すぐに笑って答えた。
rd「俺も。……ぺいんとのこと、ずっと特別だと思ってた」
画面越しの世界で、二人は見つめ合った。
アバター越しでも、気持ちはちゃんと伝わっていた。
pe「じゃあさ、これからも一緒に冒険してくれる?」
rd「もちろん。現実でも、ゲームでも、ずっと一緒にいようぜ」
それからというもの、二人の配信には、どこか柔らかい空気が流れるようになった。
視聴者は気づいていないかもしれない。
でも、二人だけは知っている。
pe「今日も、ログインする?」
rd「うん。君がいるなら、どこへでも」
ゲームの中で始まった恋は、
現実でも、ログアウトすることなく続いていく……。