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8 - チワワ お正月

♥

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2023年01月06日

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チワワで現パロです。エセ関西弁が含まれます。○○というのには貴方の名前を入れて読んでください!


それでもいいかたはどうぞ!

(ホントは正月にあげたかった)







今日で今年が終わる。


コネシマはこたつでぬくぬくしながら、某お笑い番組を見ている。

これが結構面白いらしい。僕にはわからない。

僕は夕食のお皿を片付けていた。

夕食は蕎麦だった。


年越し蕎麦は地域によって食べる時間や具材が違うらしい。

みんなが美味しく食べるならなんでもいいと思う。


お皿を洗う途中も彼の引き笑いが聞こえる。

それが面白くて笑ってしまう。

お酒も呑んだのでそれも影響しているだろう。


明日は休みのため、早く寝なくていいのかと言うと、

「いつもは仕事で疲れててあんま話せんやろ?やから、お前といたいねん。」と、イケメン発言をした。


あれ程のイケメンが何故僕と付き合ったのかは未だに謎だ。

お皿を片付け終わる。

手が冷たくなってしまった。

私はそこで閃いた。

この手をあやつの首に当て、驚かす。そして流れに身を任せイチャつく。

完璧だな、僕。


早速実行していく。そろそろと近づく。

何もないフリをし、手を首に当てる。


「うおぉ!!!!びっくりしたやんけお前ぇ!!!」

僕はクスクスと笑う。

「お皿、ありがとな。にしても手冷たすぎんか。」

「じゃあコネさんが温めて。」

これでいちゃつける。計画通りと思ったら

「ええけど…ちょっと待ってな?」と、台所に行く。いちゃつき計画は失敗だったようだ。と思いきや、ココアを持ってきた。


「嫌いやったら俺が嫌嫌飲むわ。ほら、これで手ぇ温めとけ。」

ココアで手を温めろと?いや、あなたの体温がいいんですけど。…しかし、そんな強気なことは言えない。

「…ん、ありがと。」

ココアを手に取り、温まる。

まあ、彼が僕のためにやってくれただけでも嬉しいのだが。

不貞腐れながらもココアを両手ではさみ、ちびちび飲む。

コネシマが動き、僕の後ろに回った。

コネシマの膝に乗っけられる。

「これで、体も温まるやろ。俺も温かいし。」

コネシマの顔を見ると赤くなっていた。

「ふっ。そうだね。ありがと。」

彼なりの気遣いなのだ。

「5…4…」カウントダウンが始まった。

「終わっちゃうね。」

「3…2…1…0!!」と同時にキスされる。

「…甘いな。」僕は顔を赤くさせる。

そうこうしているうちに、姫抱きされる。

「今年もよろしくな、○○。」向かう先は寝室。

先の展開が見え、恥ずかしくなる。

「あ、うん、よろしく。でもね、この先は宜しくない。」

「ンフフフフw姫始め、しようなぁ?姫さん。」

ああ、その顔はやめてくれ。

全てを許してしまいそうだ。

抵抗することを諦め、彼に身を委ねた。

それが彼に伝わり、嬉しそうにする。

人生で一番身も心も満たされ、温まった日だった。

この作品はいかがでしたか?

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