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#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
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### 第十三段階――それぞれの気づき
しばらくして、みんなは再び話し始めた。
けれど、誰もダダドゥー卿のことを完全には忘れていなかった。
バンバンは遠くから様子を見ている。
ナブナブは床に落ちた花びらを見つめている。
シェリフ・トードスターは腕を組んで考えている。
そしてシリンジョンは――
ダダドゥー卿のすぐ近くにいた。
「……」
ダダドゥー卿は気づいていた。
みんなが心配している。
それが分かるからこそ、余計に何も言えなかった。
-–
### 第十四段階――無理に笑う
「ダダドゥー卿!」
ビター・ギグルが声をかける。
「一緒に話そうよ!」
「……ああ」
ダダドゥー卿は笑った。
いつものように。
しかし、少し話したところで、
「……ごほっ」
小さな咳。
「大丈夫?」
スロー・セリーヌが尋ねる。
「大丈夫だ」
また同じ答え。
けれど今度は――
声が少しかすれていた。
キャプテン・フィドルズが首をかしげる。
「本当に?」
「……ああ」
ダダドゥー卿は笑った。
でも、その笑顔はどこか無理をしているように見えた。
-–
### 第十五段階――シリンジョンの疑問
夜。
みんながそれぞれの場所へ戻っていく。
最後まで残っていたのは、ダダドゥー卿とシリンジョンだった。
「……今日はありがとうございました」
シリンジョンが言う。
「何がだ?」
「みんなと一緒にいてくれたことです」
「それくらい……普通だろう」
「でも」
シリンジョンは少し間を置いた。
「途中から、何度も席を外していましたよね?」
ダダドゥー卿は黙った。
「……気のせいだ」
「そうですか」
シリンジョンはそれ以上聞かなかった。
ただ、去っていくダダドゥー卿の背中を見つめる。
「……やっぱり、何かある」
-–
### 第十六段階――一人になった瞬間
自分の部屋に戻ったダダドゥー卿。
扉を閉める。
「……」
静かになる。
そこで初めて、肩の力が抜けた。
机の上には、隠していた花びらが何枚もある。
ダダドゥー卿はそれを見つめた。
「……みんなに知られるわけにはいかない」
そう呟く。
けれど――
今日、みんなが心配してくれたことを思い出す。
「……」
しばらく黙っていたあと、
「……もし、話したら……」
そこまで言って、首を横に振った。
まだ言えない。
でも、もう一人で抱えることにも疲れてきていた。
その夜。
ダダドゥー卿は、初めて――
「……誰かに、話してもいいのかもしれない」
そう考えた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 今回も読んだよ…「続き」第6話、ダダドゥー卿の内面がすごく丁寧に描かれてて胸がぎゅってなったよ。 みんなが心配してるのに無理して笑う姿、でも最後に「話してもいいのかな」って気持ちが芽生えたところ、なんか本当の人間みたいだなって思った。 シリンジョン、彼のことちゃんと見ててくれてるんだね…そういう小さな気づきの積み重ねがこの話の優しさなんだろうな🌙 続きも静かに待ってます。