TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

不登校の君に俺は心を奪われた__

一覧ページ

「不登校の君に俺は心を奪われた__」のメインビジュアル

不登校の君に俺は心を奪われた__

2 - 少しずつ慣れような。

♥

3,171

2022年12月22日

シェアするシェアする
報告する

当日






桃「今日かぁ..」



青「なにが?」



桃「え、あぁいや。

なんでもない。」



先生「あ、桃。

源先生から聞いたよ、 11:30からよろしく。

渡すものここに置いとくから。」



桃「あ、はい。

分かりました。」



先生「じゃあみんな、先生会議行ってくるから各自自習するように。」



クラス「は~い。」



11:30まで時間あんな..

少し自習してから行こ。



青「ねぇねぇ、」



桃「あ?」



青「わお、こわ。

さっきの先生の言ってたやつってなに?」



桃「別に。」



青「そっけなーい..

教えてくれてもいーじゃーん!

僕ら親友でしょ?」



桃「はぁ、ったくよ..

先生の代わりに赤瀬に会うんだよ..」



青「えぇ!?

いいなぁ!」



桃「まぁな」



青「まぁ桃くんの事だし手出すとかはないと思うけど..?」



桃「ねぇよ。」



青「ふぅん?」



青「ま、いいけど。」



橙「なぁなぁ青。」



青「んー?」



橙「あそこに居る子可愛くね?」



青「あ、ほんとだ。くっそ可愛い。

てかお前紫ーくんに言うからな。」



橙「冗談やって。

お前こそ黄に言うぞ。」



青「交換条件だ。

紫ーくんには黙っておくから橙くんも黄くんには言わない、今のはお互い水に流そう。」



橙「そうしよう。」



校庭の方見て何言ってんだこいつら..



桃「赤瀬..?」



あ、そういえば源先生の仮携帯赤瀬と連絡取るようで貸して貰ってたな..


一件送っとくか。



桃「着いた?」

赤「着きました!

どこ行けばいいですかね?」

桃「とりあえず下まで降りるよ。」

赤「わざわざすみません。

ありがとうございます!」

桃「全然、すぐ行くわ。」

赤「わかりました!

待ってます!」



凄い礼儀のいい子だな..


そりゃ先生からも先輩からも好かれるわ。




桃「っ、しょ。」



青「あれ、もうお時間?」



桃「着いたらしいからな。」



橙「あぁ、なんかある言うてたな。

いってらー。」



青「ばいびー」



桃「おー。」



さ、さっさと下いくか。








桃「おまたせ。」



赤「あ、ど、どうも…」



赤「えっと桃城 桃さんですよね..?

よろしくお願いします..!」



桃「あぁ、好きに呼んでいいぞ。

赤瀬 赤だよな?

こちらこそよろしく。」



赤「ぁ、はい..

よろしくお願いします..」



桃「今日はどんな感じ?」



赤「今日は一限だけ受けようと思ってて..」



桃「了解。

今四限途中なんだけど五限からいく? 」



赤「はい..」



桃「お昼はどこで食べてる?」



赤「基本は職員室ですかね..」



桃「おけ、じゃあとりあえず空き教室行くか」



赤「ぁ、は、はい..」



あ、そういえば先輩からって..

空き教室でも..



桃「ぁ、ごめん、先生から男性が苦手なの聞いてるから赤瀬が楽な所でいいよ。」



赤「あ、ありがとうございます..

あの、屋上でもいいですか?」



桃「いいよ、じゃあ鍵貰ってから行こ。」



赤「はい、ありがとうございます。」



桃「ふっ、笑」



この子小さい事にもお礼言うな..

どんだけ礼儀正しいんだよ、尊敬するわ。

でもやっぱり男は怖いのか、怯えてるもんな。



桃「ついた。」



赤「風気持ち..」



桃「天気良いしここ風当たりいいもんな。」



赤「そうですね..

あ、あの、桃城さんは屋上好きですか?」



桃「結構好きだよ、休み時間とかちょくちょく来てる。」



赤「休み時間に来てるんですね..」



桃「人が少ないからな。」



赤「なるほど..」



桃「そこら辺座ろ。

立ってばっかキツイでしょ。」



赤「ぁ、ありがとうございます。」



桃「とりあえず先生から渡してくれって言われてたプリント渡しとく。」



赤「ありがとうございます」



桃「赤瀬さ。」



赤「はい?」



桃「敬語やめよ?

同い年だし。」



赤「ぇ、あ、ぅん…

わかった..?」



桃「そ、で、桃城呼びも辞めよ。

なんでもいいとは言ったけど。」



赤「んー..あ、桃くん..」



桃「ん、いいよ。」



赤「よかった..」



やっぱ怖いか..

少しずつ慣れてもらお。



桃「少しずつ慣れような。」



赤「..!

は、はいッ!」

不登校の君に俺は心を奪われた__

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

3,171

コメント

11

ユーザー

久しぶり 雪希だけど、覚えてる? 前の、垢が使えなくなったから、転生してきた笑 また、仲良くしてくれたら嬉しいな( *´꒳`* )

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚