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上司💜
新米💛
お付き合い済み、同棲済み
side.💛
💜「照、お疲れ。」
いつも通り、辰哉は完璧だった。
デートの時とは違って、背筋が伸びていて、
シャツの袖も綺麗に整っている。
部下には優しく、上司には卒がなく、
誰に対しても落ち着いている。
社内では有名だった。
何をしても動じない人。
そんな彼と俺が付き合っていることを
知っている人は、誰もいない。
💛『…ねえ、』
昼休み。
給湯室で二人きりになった瞬間、
俺は小声で話しかけた。
💛『今日、帰り…』
💜「無理」
💛『…は。』
即答だった。
まだ俺なにも言ってない!
💜「今日は飲み会。」
💜「一緒に帰れない。わら」
💛『…くっそ、』
要件もわかってたのか、こいつ。
それでも一緒に帰れないという事実に、
ちょっとだけ寂しくなる。
すると辰哉は缶コーヒーを啜りながら、
ちらっと俺をを見た。
💜「なに、寂しい?わら」
💛『…別に』
💜「絶対嘘」
💛『嘘じゃない』
💜「嘘でしょ笑」
へらっと彼は笑う。
急に俺を撫でて言った。
💜「…でも今日は我慢して、」
💛『っ…////』
俺は小さく頷いた。
💜「…笑
いい子。」
俺を撫で続ける手は止まらない。
…俺は恥ずかしくなって反抗した。
💛『…子ども扱いすんな、』
💜「してない。わら」
💛『してる。』
俺は俯き、
彼と目を合わせることを拒んでみた。
すると、撫でられていた手が止まる。
その代わり、俺の手に彼の手が絡まった。
💜「…帰ったらちゃぁんと、
甘やかしてあげるから。」
💛『…っ!////』
思わず顔を上げる。
けれど彼は何事もなかったように
コーヒーを飲んでいた。
💛『…約束。』
💜「約束。」
💛『…仕事戻る。』
そうは言ったものの、
彼の手が解かれるのが、妙に寂しかった。
💜「ん、頑張ってね。」
優しい微笑みで手を振ってくる。
俺は軽く振り返した。
💛『…はぁ、』
…家に帰るのが、待ち遠しくなった。
夜。
先に帰宅して、俺はソファで彼を待っていた。
23時。
玄関の鍵が開く。
💜「…ただいま」
そう声を張る辰哉からは、
全く酒の気配はしない。
💛『…おかえり』
💜「お、照。起きてたんだ」
💛『…まぁ。』
💜「偉いねぇ、わら」
そう言う彼によって、
俺の髪はくしゃくしゃにされた。
💛『…飲み会、楽しかった?』
💜「普通。」
💛「…女の人、いた、?』
💜「そりゃあね。」
💛『…そ。』
少しだけむっとする。
辰哉はそんな俺を見て笑った。
💜「…ははっ、笑笑」
💜「嫉妬?」
💛『…してねぇし』
💜「嘘。まんま顔に出てる。わら」
💛『出てない』
💜「出てる」
こうなったら一生終わらない。
嫉妬…したのか?
💛『…モヤって、しただけ、』
💜「モヤって…擬音かぁ、かわい。」
💜「ちなみにそれが嫉妬だよ。笑」
そう言って、彼は俺の隣に座った。
💜「ほら、約束通り。おいで。」
💛『…。』
少し目を逸らす。
💜「…どうしたの?」
俺はその迷いを捨て、
辰哉の肩に寄りかかった。
すると彼の腕が自然に俺の腰に回る。
💜「珍しいね。わら」
💛『…今日だけ。』
💜「明日もこれで。」
💛『…』
💜「嫌?」
💛『…嫌、じゃない、』
俺は恥ずかしくなって、
彼の胸元に顔を埋めた。
辰哉の…いい匂いする、
💜「俺のこと大好きだもんね~」
💜「ねぇ、俺に好きって言って。」
俺の口は素直に動いた。
💛『…好き。』
💜「うん」
💛『…大好き、』
💜「知ってる」
💛『…くそッ、なんか言えよ、っ!////』
なんだか急に恥ずかしくなってきた。
俺は顔を伏せる。
💜「えー、何がいい?」
💛『…好き、とか、//』
💜「…へぇ。笑
照がデレるの珍し…」
辰哉は少し笑って、俺の頭を撫でる。
💜「…好きだよ。」
💛『…それだけ?』
俺からも仕返ししてやろうと思って、
もっとその言葉を求める。
たまには俺の立場になってみろよ…!
💜「欲しがりさんかぁ。笑」
💜「…じゃあ、遠慮なく。」
彼は俺の肩を抱き寄せ、耳元で囁き始める。
💜「大好き。」
💜「愛してる。」
💜「世界で1番大切。」
💜「俺だけの、照。」
耳に熱が籠もっていくのがわかる。
💜「チョコレートより俺が…」
💛『もういいっ…!!/////』
💜「ははっ!笑
なんで?」
💛『…恥ずい、』
やっぱり、辰哉には勝てない。
俺は恥ずかしくて、顔をもう一度伏せた。
💜「なぁんだよ、自分から言わせたくせに笑」
💛『…うるせぇ、///』
彼は楽しそうだった。
俺は悔しくなって顔を上げる。
💛『…俺だって、//』
💜「そ、頑張って。わら」
またそれ。
その余裕が悔しい。
俺は彼の頬に手を添えた。
💛『…目、瞑れ、』
💜「なぁんで?笑」
💛『いいから早く』
彼が素直に目を閉じる。
俺はそっと顔を近づけて、
唇にキスをした。
一瞬だけ。
すぐに離れる。
💛『…。』
やっとやり返せた。
彼は目を開ける。
💜「…下手。笑」
そう嬉しそうに呟いた。
そして辰哉は、俺の腰を引き寄せる。
💛『んむっ…』
今度は彼からキスをされた。
一度。
離れて、もう一度。
長いはずなのに、息は苦しくなかった。
💛『…よくない、』
💜「なんで?」
💛『…キス、上手い、っ』
💜「…かわいい。」
またキス。
俺は何も言えない。
やっと離れたと思ったら、
彼は余裕のある顔で笑っていた。
💜「へへっ…どう?」
💛『…やっぱり、よくない、』
💛『俺から頑張ってキスしたのに…』
💛『辰哉の方が上手くて…』
💛『…恥ずか、しい、//』
そう言えば、辰哉は俺を抱きしめた。
その声が、俺の耳を溶かす。
💜「…下手だけど、」
💜「…嬉しかったよ、今までで1番。」
💛『…ほんとに?』
💜「俺が照に嘘つくと思う?」
返しも、うざったいぐらいにかっこいい。
💜「今日も疲れたね、」
💜「…一緒に寝よっか。」
💛『うん…。』
今日は、ソファーで寝ようかな。
どんなに狭くても、辰哉と一緒なら。
俺はその安心感に呑まれて、
瞼が落ちていった。
fin.
#地雷さんはまわれ右
junp_
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コメント
8件
やばいやばいやばいやばい…(制御不能になりました 可愛すぎて滅!なんだが?
ぴ〜ちゃの💜💛は悶絶する!!
えもう最高すぎて、上向いた(?) なんかあー、見たいなさ、分かる?((((圧