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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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….



「 そして . 2人は幸せになりましたとさ. 」

「 めでたしめでたし 〜! 」



そう言い、私は古びた日記を仕舞う



「 わ 〜ぁ! 凄かった 〜!」



子供らが盛大にはしゃぐ、



「 この物語に出てきた白上って子 フブキお姉ちゃんに 似てる 〜! 」



1人の少女が言う



「 そ〜かなぁ? たまたまだよ!たまたま! 」


「 そっかぁ〜 」


「 ァ! 私帰んなくちゃ!またね フブキお姉ちゃん! 」



子供らが次々へと家に帰っていく、



「 っはぁ … 幸せならいいんだよ … 」




「  幸せなら!  」

白上は山へと向かった。



「 確かこの辺だっけ … 」


「 ミオ 〜? 居る〜? 」



私は歩きながら大神の名前を言った



「 居るよ〜! 」



返事帰ってきた!

「 あ!居たゞ! 」


「 フブキ 〜♪ 子供達元気だった? 」


「 そらもう 皆元気よ! 」


「 なら良かった〜! 」

「あ! 後ほら!からあげ!食べてゞ!」

「 お〜!からあげだッ!  」

「 頂きま 〜 す! 」



口いっぱいにからあげを頬張る



「 んん!んま 〜 ! 」


「 んふふ … ほんと美味しそうに食べるよねぇ〜 」


「 だって美味しいんだもん! 」


「 はいはい …! 」


「 もぐもぐ…. んん オカワリ! 」


「 おっけぇ! 」









数分後





「 ご馳走様でした〜 ! 」

「 美味しかった〜! 」


「 ん〜 どこか行きたい所ある? 」

「 久々に何処か出かけようよ! 」


「 イイね!そ〜しよッ! 」


今かな …? ミオに思いを伝える時は …

ん〜と遊園地とか  … ? 観覧車で告白~~とか… いやゞ…  白上高い所苦手だし …

今.かなぁ  …?

「 あのね…ミオッ … 」


「 なぁに〜? 」


「 白上ずっとミオの事がす …すッ 」


「 ウチの事がっ …? 」


「 昔っからミオの事が好きで …好きで…

思いを伝えれなくて… ずっと我慢してたけど… 苦しかった … でも今言えた…! 」

「 良かったら白上と… 付き合って貰えませんか … ? 」

片膝を地面につけ、震える手を大神に私は向けた



「 … 勿論 …! 喜んで … !  」

「これからも …宜しく?ね! 」

「 うん … ! 」

あれから数年後、私達は結婚した。

今となっては2人でのんびりと家で過ごしている。

そういや、ミオ 今日任務だっけな?

机に朝飯置いてくれてる …

今日は白上が大好きなからあげだッ …!

プロポーズする前食べてた思い出だなぁ …

とりあえずッ! 食べよ〜っと!

「 美味し … 」

淡々と朝飯を食べ終わる



「 確かミオ3時に帰ってくるっけ? 」



時計を見る。





15:30




「 あれ …? 」

「 過ぎてる… というか白上も起きてくるの遅いなあ 」



(着信音)



「 わわ… 誰だろ? 」



電話に出る



「 もしもし 〜? フブにゃあ? 」


この子は友達の猫又おかゆ!

白上が13歳頃に知り合ったかなぁ?

たまにお酒とか飲んたり遊んたりする仲!



「 どしたのおかゆん〜? 」


「 実はさ …ミオちゃんが … 」



猫又は言いにくそうに言う、



「 ミオが …? 」


「 っぱ言いにくいや、 病院に居るからさ

来てみると良いよ  」

「 えぁ … わ、わかった! 」

電話を切る

「 … なんかあったのかなあ?  」

私は家を飛び出し

病院へと向かう



「 急がなきゃ … 」









病院







「 ミオ 〜? 」



私の目の前には目を瞑り、ぴくりとも動かない大神だった



「 …寝てる …のかな  」




医師が私に近づいて言う


「 大神彡は …もう … 」


「 ミオは …? 」

「 どういう事ですかこれ 」


「 もう助からないんです … 」


「  は、はぁ … ? 」



私は何故か悲しみより怒りが込み上げて来た



「 どうしてですか! なんで助からないんですか! 」



私はそっと大神の手を握る



「 冷た … なんで … 」



大神の体はまるで凍りついたかのように 冷たくなっていた



「 … 」


「 ミオ … ミオはもう助からないんですか… ?」



いつの間にか怒りが悲しみに変わっていた



「 …はい  … 」


「 なんで …なんですか … 」


涙を流す



「 単なる事故死 …です 」

「 飲酒運転をしているトラックに跳ねられたとの事です  … 」


「 そう …ですか … 」



私は大神の手を強く握る



「 ミオ …ミオ … 逝かないで …よ 」

「 白上より先に …あっちに逝かないでよ  … 」



ただし返事は帰ってこない、












「 …. 」



私は大神の墓に花を添える



「 っ… 」



歯を食いしばり、涙を堪える



足音が聞こえてくる



「フブにゃ …大丈夫…? 」

「 フブちゃん … 」


この子は大空スバル! 白上が14歳に知り合って猫又おかゆとは仲良しで親友なんだってさ!

元気があってすごいや!



「 うん… 大丈夫 … 」


「 … 」


大空が私の肩をぽんっと叩く



「 ….気分晴らしでフブちゃんの家で菓子作ろうぜ! 」


「 だねだね! フブにゃ …良い? 」


「  …うんッ … ! 勿論 … ! 」


「「じゃあ決まり!」」



大空と猫又が揃って言う



「 うわ被ったんだか! 」


「 別に良いでしょスバルちゃん♡ 」


「 きめぇ ~~~w 」


「 酷いよスバルちゃんっ! 」



微笑ましいや. 

「 ほらほら!フブちゃんも暗い顔せずに        家戻ろ〜っ!」



大空は私の手を引いて 皆一緒に私の家に帰って行く



「 うん …! 」















『 仲間の優しさ 』 ??

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