こんばんは!
リクエストに答えてくれたみなさんありがとうございます。まだまだ受け付けてますのでコメント待ってます。あとそのうち書き途中のfwkzが出ると思います。
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
朝、異様なほどの寒さで目が覚める。
5月とはいえまだうすいブランケット1枚は寒かったか。少し厚めの布団をとろうとベットから降りようとした瞬間だった。ぐるんと視界がまわって床に叩きつけられる。一瞬なにがおきたのか分からず倒れたことにも気づけなった。わんさんが心配そうにかけ寄ってくるのが見えるが声がでない。
「、、、、、。」
ただハクハクと空気が出ていくだけだ。
やばい、直感がそう告げるのに体は狂ったように動かず冷や汗がとまらない。耳鳴りがして頭が痛くて意識が遠のいていくのが分かる。あぁそうか寒かったんじゃなくて寒気がしてたのか。その結論にたどり着いてそのまま意識を手放した。
叶さん視点。
『おじゃましまーす。』
今日はくろなんの収録日なのに葛葉が事務所に来なかった。遅刻はお互いによくあるため特に怒られることもなく解散となった。寝ているのか忘れているのか分からないけど一応葛葉の家に来た。元気ならそれでいいしゲームでもしようかなと軽い考えだった。
〈ワン!ワンワン!!!〉
リビングの扉を開けたと同時に飛びついてくるレオちゃん。
『レオちゃん、久しぶり。』
そう言ってなでようとするとレオちゃんに甘噛みをされた。おかしいな、いつもなら喜ぶのに。それに葛葉はどこだ?静まりかえった
リビングに慌ててるレオちゃん。ただ事ではない。胸騒ぎがして寝室の扉を開ける。失礼かもしれないけど恋人同士だし良いだろう。
扉の先には倒れている葛葉がいた。
『葛葉っ!!』
葛葉さん視点。
頭をなでられる感覚で目が覚める。
朝と違って温かくて心地良い。
『葛葉、おはよう。体調は大丈夫?』
まゆげを下げて困ったように微笑むグレーの瞳と目があった。叶だ。でも何で?
「なんで、、、いんのぉ?」
喉から出た声は思った以上に弱々しくて重症であることを悟る。
『葛葉が収録に来ないからから見に来たの』
そういえば今日はくろなんの収録日だった。
迷惑かけちまった、みんな忙しいのに。
「ごめん、、ごめん叶。」
『こらっ!そんな顔しないで。風邪なんだから仕方ないの。今は反省しなくて良いから』
さっきより優しく頭をなでられる。俺の好きな叶の手。安心して寝てしまいそうだ。
『ふふっ。おねむかな?ゆっくり寝なね。』
「うん、ありがとぉ」
その時に頬にやわらかい感触がした気がしたがすぐに夢の中に落ちていった。
叶さん視点。
穏やかな寝息をたてている葛葉の頬にキスをする。良くなるおまじないだ。この感じだともう熱は上がらないな。さっき床で倒れている葛葉を見た時は心臓がとまるかと思った。体中が熱くて呼吸も荒い。あんな葛葉を見たのは久しぶりだった。最初のころは無理してよく体調をくずしていたけど最近は僕も葛葉自身も気を付けていたから体調をくずすことはほぼ無かった。
『頑張ってたもんな。』
葛葉は2つの大会にでて配信も軽く10時間は超えていた。多分、本人も気付けないくらい疲れていたんだろう。本当に不器用だ。でもそこがたまらなく愛おしい。葛葉が食べれるように卵のお粥を作ろう。アイスと市販薬も買ってこなきゃな。
葛葉さん視点。
ガチャと扉が開く音で目が覚める。なんか今日は寝て起きてばっかりだ。
『葛葉、お粥食べれる?』
「ちょっとなら。」
叶の持ってきたお盆の上には薬と卵のお粥が置いてあった。買ってきてくれたんだ。嬉しいな。寝たからかだいぶ体調が良くなった気がする。きっともう熱も微熱だ。
「薬とかありがとう。」
『良いよ、風邪なんだからいっぱい甘えてよ?遠慮しなくていいからね。 』
甘えて良いんだ。遠慮もしなくて良い。なら
「じゃあお粥あーんして?」
恥ずかしい熱が上がった気がする。でも風邪の時にしか素直に甘えられないから思いっきり甘えたい。
『ほんと可愛いね。僕のくーちゃんは。』
「あーむっ!」
口の中で優しい味が広がった。美味いな。叶やっぱり料理上手だ。その後はぱくぱくと順調に半分食べた。薬も飲んだから明日には良くなってるはずだ。
『もう一回寝ちゃいな?風邪の時は寝た分だけ良くなるからさ。』
叶が寝室なら出ていってしまう。やだもう少し甘えたい。
「待って、ぎゅーして寝よ?」
「だめかな///」
叶さん視点。
寝室の扉に手をかけた時につんと弱い力で袖を引っ張られる。
「待って、ぎゅーして寝よ?」
「だめかな///」
無意識なのか上目遣いでたずねられる。すごい破壊力だ。風邪じゃなかったら僕、狼さんになってるところだったよ。危ない。
『良いよ。じゃあちょっと詰めて?』
にこにこと嬉しそうに笑う葛葉を思いっきり抱きしめる。熱のせいで体温がたかくて僕も眠くなっちゃう。
『葛葉?』
「なぁに?」
もう半分寝ているポヤポヤ天使な葛葉。本当に吸血鬼なのかな?
『これからは風邪でも風邪じゃなくても甘えて良いんだよ?僕も嬉しいからね。』
「んふふ。約束だよ?」
僕は葛葉のんふふって笑い方が好きだ。心を許されてるんだとわかるから。
『うん約束。』
2人でゆびきりげんまんをして眠りにつく。
次に目が覚めたときにはくーちゃんがすっかり元気になってますように。
はい😁
ここまで読んでくれてありがとうございます
それと明日は学校に頑張って行きます!
1日ぶりだから緊張するけどやりきって見せます!!
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
5件
あ〜てぇてぇ 主様ありがとぅ゙
甘々は最高です 主様のこと応援してます