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皆さんどうもこんにちは!主です!
今回は鮭の切り身で
警官パロ
なるのものを書かせていただきました!
とは言ったものの
パロディ、しかも警察官…初めてなことばかりで何がなんやら…
といった具合で書いたものなので、いつも通りの駄作です笑
心してお読みください。
前置きが長くなりましたが、それではどうぞ!
⚠️注意事項⚠️
・尾も白い方の二次創作物
・nmmn
・BL
・shk→右
kr→左
・警察官のパロディです。
・警察官について、お話の都合上改変している部分があります。
・()は声量です。
例(小) この場合は小声で話している
ということです。
・セリフの前に人名有り
・口調がつかめていないなど、キャラ崩壊注意です。
・地雷の方は読むことをお勧めしません。
・既に似たようなお話の投稿があるかもしれませんが、意図してではありません。ご理解宜しくお願い致します。
・ご本人様に迷惑のかからないようお願いします。
kr,side
校長「以上、計66名は、本校を卒業したことを証明する。」
これが、つい先日のこと。
胸を張って言えるほどの理由はないが、俺は警察官を目指していた。
そして先日。警察学校を卒業し、警察官になることができた。今日は、初めての見回りだ。
「見回りといっても、特にすることはない。」
なんて、あの人言ってたっけ。
とりあえず、まずは慣れないとな—
?「……ぁ……!…ょ……」
?「…!ゃ……………!……」
…ん、、なんか、あっちの方が騒がしい……喧嘩か?それとも、なんかやばい事件に巻き込まれたりして……どちらにせよ、これも仕事の内だ。
?「ぅ…ま、つ、、ょ…」
?「ぁ…も、、ぉ、、りか?」
だんだんと、声が鮮明に聞こえてくる。
あぁ、これ、喧嘩だな。
声からして、男子…高校生くらいか?まだ明るいっていうのに、元気だなぁ…
kr「ちよっと、そこで何してるのかな?」
mob1「⁉︎うげっサツだ、逃げるぞっ」
mob2「お前はサツのお世話にでもなってろっ」
?「っおわっ!?」
ドサッ
mob3「はっwざまぁw」
mob2「wwお前、明日忘れんじゃねぇぞ?」
mob1「何してんだお前ら!早く逃げるぞ!」
kr「あ、まっ—」
タッタッタッタッ
kr「—って…行っちゃった…」
しまった…言い訳に過ぎないが、あまりにも典型的なやり取りをしていたので、つい聞き入ってしまっていた。
まぁ残った1人の子から話を聞けば—
?「うっわ…最悪…何でよりにもよってゴミ箱あるのかな……」
kr「君、ちょっといいかな?」
?「すみません急いでるんで。」
ガシッ
?「……」
kr「ごめんなさいねー。そういうわけにもいかないんですよ。」ニコッ
kr「名前を教えてください。」
?「…………」
kr「なんで喧嘩してたんですか?」
?「…………」
半ば強引に連れてきてから約数十分。一言も話してくれない。
う〜ん…何でだろう……
これじゃあまるで、、、
、、、まじか…。
kr「今日はもう帰っていいよ。」
?「……じゃあ、、失礼します。」
__________
_____
_
次の日。俺は、昨日と同じ時間、同じ場所に行ってみた。すると、
kr「やっぱり…」
案の定、昨日の奴らが喧嘩をしていた。
kr「また君たち?何してるのかな?」
mob1「え⁉︎昨日のサツ!?」
mob3「またお前かよ!」
mob2「と、ともかく逃げるぞっ」
mob3「えっこいつは?」
mob1「そいつはもういい!」
?「……………」
タッタッタッタッ
kr「—ほんと逃げ足だけは速いよなー。」
kr「さてと、また会ったね。」
?「……………」
kr「俺の名前はきりやん。君は?」
?「……シャークん。」
kr「シャークん、なんで喧嘩してたの?」
shk「俺がアイツらのボスとの喧嘩に勝ったから…敵討ち、的な?」
kr「なるほどね。いつもここにいるの?」
shk「まぁ、だいたい。」
kr「そっか。話してくれてありがと。また、明日ね。」
shk「え?」
kr「ん?」
shk「ぁ、いや、さよなら。」
タッタッタッ
kr「、、ふぅ〜…」
昨日の反応があまりにも昔の自分と似ていたから、あの人と同じことをすれば、もしかしたらって思ったけど…
kr「まさか、昔の俺と重ねちゃうとは……明日から、気にかけてみよ。」
__________
_____
_
ピピピッピピピッ
ピッ
kr「…ん、んー…」
kr「…起きるかー、、」
いつもと同じように身支度をし、外に出る。
kr「うぉっ、まぶし…」
出勤して、最初に会うのは決まって課長だ。温厚そうだけど頼りになる人で、出勤時間が早い。この人何時に来てるんだろう、と毎回思う。
kr「課長。おはようございます。」
課長「おはよう、きりやんくん。今日も午後から見回り、よろしくね。」
kr「はい。」
見回りといえば、シャークんと出会ってはや3ヶ月。この3ヶ月で、シャークんについてわかったことがいくつかある。
シャークんは毎日必ずあそこにいること。理由は人がいなくて落ち着くから、らしい。あと、高校生で学校にはほとんど行っていないこと。喧嘩は売られたら必ず買うこと。そして、喧嘩は強いこと。
最初は俺から話しかけるばかりだったけど、最近ではシャークんからも話を振ってくれるようになった。野良猫が懐いてくれたような、そんな感じ。なんだかんだいってその時間が1番楽しい、なんて…言うまでもないな。
数時間後、、、
kr「…そろそろ行くかぁー。」
?「…、…………?w」
?「w、、…ょ…w」
?「こ、っ…ょわっ、ね?ww」
?「かん、…ょっ、ぉれ、ちの…、、わるいだろw」
…”また”か……
ここら辺は何故か、不良が多く溜まっている。だから、喧嘩やタバコを吸っているという光景は珍しくない。主にそれを補導するのが、俺の仕事だ。見回りなんて特にすることはない、なんて言った奴誰だよ…
今回は…見回りのルートからは少し外れちゃうけど、、まぁいっか!
kr「っ⁉︎」
猫…?これは…誰か呼んでおいた方がいいな。
mob.A「おい…この猫動かねぇぞ?」
mob.B「流石にやりすぎたかな……」
kr「おい、何してんだ。」
mob.A&B「ッ!?」ビクッ
猫「ウー、、」
kr「…詳しいことは、署で聞こうかな?」ニコ
mob.A&B「ヒィッ」
課長「きりやんくん!」
kr「あ、課長。すみません、わざわざ…」
課長「いいんだよ、これくらい。それより…この猫、酷い怪我をしているね。この子達は私に任せて、きりやんくんはその猫を病院に連れてってあげなさい。」
kr「はい!」
猫「ニャ…」
kr「よいしょっと。」
タッタッタッタッ、、、
課長「じゃあ、君達はこっちね。」
mob.A「…クソが」(小)
mob.B「……」
kr「どうしよ…」
道が分からないとか…警察官失格だよ…
kr「あ!シャークん!」
そんなことを考えていたら、見知った顔を見つけた。
shk「ん?きりやん…と猫!?」
kr「ごめん、シャークん。近くの動物病院まで案内できる?」
shk「え?あ〜、できるよ。着いてきて。」
数分後、、、
shk「ここだよ。」
kr「あ、りがと…」
…いや…シャークん体力ありすぎじゃない!?結構走ったのに息切れしてないってどういうこと!?
猫「ナオーン、、ケホッ、ケホッ」
…ここでちんたらしてる場合じゃないな。
kr「すみません、この猫を見てもらいたいんですが…」
受付「はい。かしこまりました。受診は—」
受付をすませ、あの猫を診てもらっている間、待つことになった。
shk「ねぇ、俺も待ってていい?」
kr「え?」
shk「…ダメか?」
kr「………いいよ。」
shk「っ!?まじ!?ありがとっ!」
kr「ふっwwそんなに嬉しいの?w」
shk「うん!俺、猫好きだからさ。」
kr「そうなんだ!飼ったことがあるの?」
shk「うん、1回だけ。もう、死んじゃったんだけど。」
kr「…そっ、か…嫌なこと聞いちゃってごめ—」
shk「俺さ、中学の時に父親が亡くなっちゃって。自殺だったんだ。」
kr「………………」
shk「俺の母親は小さい頃に亡くなってて、猫は母さんが好きだから飼ってたんだ。しばらくしてから、俺の父さん再婚して。でも、そいつがかなりのクズでさー、、家事も仕事もしないで遊んでばっか。浮気は平気でするし、借金だって……………だけど父さんは、俺を学校に行かせるためにって、四六時中働いてた。でも…限界だったんだろうなー……再婚相手は父さんが自殺したって知ったら、俺と猫を置いてどっか行ったし。猫は、その後すぐに病死しちゃったんだ。俺は、生きるのに必死になってたらこんなんになってて、、、父さんはっ俺のこと守ってくれたのに、俺は、、父さんのこと、守れなかった。猫だって……………………ポロッ、、あ、れ、、、?グスッ」
ギュ
shk「…ぇ…?」
あぁ、この子は誰かが守ってあげないと。
そう思うほどに、目の前に居る子がとても幼く見えた。
kr「大丈夫、1人じゃないよ。」
shk「ッ急に、こんな話してっごめん。母さんも父さんも猫も、死んじゃったっ、のは悲しかったし、辛かったけど、それを“嫌なこと”として、片付けたくはなかったからっ…グスッ」
kr「話してくれてありがとう。」
シャークんの過去は、俺と何もかもが真逆だった。何故あの時、昔の俺とシャークんを重ねてしまったか、わからないくらいに。
shk「…ありがとう、きりやん。もう大丈夫。」
kr「うん。」
shk「ねぇ、きりやん。」
kr「ん?」
shk「あの猫ってこの後どうなるの?」
kr「ん〜、、高確率で保健所行きかなぁ。首輪とかもつけてないから野良猫っぽいし。」
shk「じゃあさ、俺が飼うことってできる?」
kr「え?あ〜できなくはないと思うよ。…あの猫飼いたい?」
shk「うん。」
kr「わかった。ちょっと言ってみるよ。」
shk「ほんとに!?ありがと!」
プルルルプルルル
kr「?ごめん、ちょっと待ってて。」
shk「ん〜。」
kr「もしもし。どうしたんですか?課長。」
課長『突然ごめんねぇ。たいしたことじゃないんだけど、そっちの様子はどうかなと思ってね。』
kr「あぁ、それでしたら特に問題はありませんよ。ただ…この後、猫をどうするべきなのかちょっと…」
課長『う〜ん、そうだねぇ…飼い主がいない限り、保健所に預けるのが妥当だろうね。』
kr「そう、ですよね…」
課長『なに、きりやんくんが飼ってもいいんだよ?』
kr「⁉︎ほ、本当ですか?」
課長『あぁ。もし飼うとしたら、詳しいことは動物病院の人に聞くといい。』
kr「わかりました。ありがとうございます。」
課長『そっちは問題はなさそうだね。…じゃあ、私はこれで。』
kr「はい、お疲れ様です。」
shk「ぁ、おかえり。」
kr「ただいま。」
獣医「きりやんさんはいますか?」
kr「あ、はい。」
獣医「あの猫のことでお話があるので、こちらにどうぞ。」
kr「はい。…シャークんはどうする?」
shk「ここで待ってるよ。」
kr「わかった。じゃあ、行ってくるね。」
ガラガラガラ
獣医「早速、猫の状態なんですが、擦り傷などの小さな外傷は多かったですが、大きな怪我や病気は見つかりませんでした。今は処置室で寝ています。」
kr「よかった…」
獣医「それでですね、猫が野良猫ということで、一応保健所に連れて行く流れになると思いますが—」
kr「あの、、」
獣医「はい?」
kr「その猫、俺が飼うことってできますか?」
獣医「もちろんできますよ。」
kr「あの猫を飼いたいんですが…」
獣医「本当にいいですか?」
kr「はい。」
獣医「わかりました。では、いろいろと説明があるのでまた明日来てください。今日は以上になります。」
kr「わかりました。ありがとうございました。」
ガラガラガラ
よ、よかった〜〜、、、途中無理ですとか言われるかと思った………早くシャークんの所へ行こっ。
kr「シャークん、ただいま。」
shk「あ、おかえり。どうだった?」
kr「猫に大きな怪我とか病気はないって。今は処置室で寝てるらしいよ。」
shk「よかった…」
kr「それでさ、猫が飼えるかどうかって話なんだけど…」
shk「うん…」
kr「飼えるって。」
shk「…まじ?」
kr「まじ。明日また来るんだけど—」
shk「俺も行く!」
kr「そういうと思ったwじゃあ明日、1時にここに集合ね?」
shk「わかった!」
kr「よし!今日はもう帰ろ〜。」
shk「うん。ばいばい!」
kr「またね。」
shk,side
?「ニャ〜」
shk「ん?どうした〜”イル”。」
イル「ニャーン」
スリ
shk「よしよし。今日は機嫌が良いなぁw」
俺…というかきりやんが、猫を飼い始めた。書類とかいろいろ書くのは未成年の俺にはできないから、きりやんにやってもらっている。だから、書類上ではきりやんが飼っていることになっている。が、実際は俺がお世話している。もちろん、全て俺がやっているわけではない。
…そろそろかな?
ピーンポーン
shk「あ、はーい。」
kr「シャークん、こんばんは。」
shk「ん、どうぞー。」
kr「お邪魔しまーす。」
イル「ンー!ニャー」
kr「お、イル〜元気にしてたかぁ〜?」
きりやんは毎日、こうやってイルの世話をしに来てくれている。特に、イルのご飯の用意や買い物をやってくれている。俺はバイトしかできないから、正直生活するので一杯一杯。だから、お金の面はきりやんに全て任せてしまっている。
あと—
kr「しゃーくーん!今日はカレーでいーいー?」
台所からきりやんの声が聞こえる。
shk「いいよー。」
きりやんは、俺のご飯も作ってくれているのだ。しかも、今日の夜、明日の朝、昼、この3食きっちり。
約1か月前、、、
kr「心配だから俺も行っていい?」
shk「え?別にいいけど。」
kr「ありがとう。」
きりやんが俺の家に来ることになった。人なんて滅多に来ないから、なんか新鮮。
kr「え!?一人暮らしなの!?」
shk「え、うん。言ってなかったっけ?」
kr「言われてないよぉ…え、、家賃とか生活費はどうしてるの?」
shk「父方と母方の両親が出してくれてる。大丈夫だって言ったんだけどね。」
kr「そうなんだ…てっきり一緒に暮らしてるかと…」
shk「ほんとはそのはずだったんだけど、俺のわがままで別にしてもらったんだ。叔父さんと叔母さんたちには感謝しても仕切れないくらい、お世話になってる。」
kr「へ〜…すごいね…じゃあ自炊とかするの?」
shk「自炊?したことないよ。」
kr「ん?え?ご飯はどうしてるの?」
shk「いつもあまり食べないから。食べるのは…高校の購買で買ったやつとか…カップラーメンとかコンビニ弁当とか。」
kr「……スゥッ、シャークん………」
shk「え、なに、、、」
kr「俺、今日からシャークんのご飯作るわ。」
shk「…………は?」
あの時は、突然言い出すからびっくりしたなぁ笑
kr「どうりで細いわけだ。今は沢山食べなきゃいけない時期なんだから!」
shk「え………ん………?」
kr「じゃあついでに、猫のご飯も俺が買うね。」
shk「え、あ、うん。ありがとう?」
kr「そういえば、猫の名前決めないとね〜。」
shk「………いやちょっと待って!?ご飯作るって何!?」
kr「え?そのまんまの意味だけど?」
shk「そのまんまって、きりやんが俺のご飯を作るってこと!?」
kr「そうそうwまぁ具体的に言うと、俺がシャークんの家に来て、ご飯作るって感じかな。」
shk「え、きりやん仕事は?」
kr「仕事終わりに来ようと思って。」
shk「な、るほど?」
kr「あ、どうせだったら次の日の分も作っちゃう!?」
shk「え!?いやいや!さすがに悪いよ…」
kr「だってシャークん、食べないんでしょ?」
shk「い、いや?そんなことない。」
kr「嘘じゃんw」
shk「……え、ほんとにやる…?」
kr「だめ?」ウルウル
shk「だめ…じゃないです…」
kr「じゃあ早速、今日からね!」
shk「よ、よろしくお願いします…」
まぁそんなこんなで今に至る。
kr「カレーできたよー。」
shk「はーい。」
shk&kr「いただきます。」
shk「そういえば、きりやんってどうして警察官になったの?」
ふと、疑問に思った。
kr「え、めっちゃ急じゃんwそう、だな…憧れの人がいたから、かな?」
shk「憧れ?」
kr「うん。俺、中学から高校にかけてグレててさ。」
shk「えっ!?」
kr「思春期ならよくあるやつだよ。大人がうざく感じるやつ。親とか先生からのプレッシャーにやられちゃって。」
shk「あー、、なるほど。」
kr「その時に、その人と出会ったんだ。最初は俺もグレてるわけだから、『警察の言うことなんて聞くか』って思ってたけど、いつのまにか普通に話してたなwなんだろ…やっぱ話し方かな?俺、その時友達もいなかったし、大人は腫れ物扱いしてくるから、友達みたいに話しかけてくれたのが嬉しかったんだろうな…あの人がどんな人よりかっこよく見えて、俺もこの人みたいになりたいって思って警察官を目指し始めた…………こんな感じ?w」
shk「へ〜すごいね!」
kr「そうかな?w」
きりやん、すごく楽しそうに話してる…………憧れの人…俺も会ってみたいなぁ。
ここからまだまだ続きます!
ここまで読んでくださりありがとうございます!!
ではまた!