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今更な話ですが、全話見てないと「?」ってなる可能性が高すぎるので良ければ全話見ていただけると何のことを言っているか分かるかなと思います!
御本人様には一切関係ございません!
sgiさんside
sg「…へぇ。結界が?」
魔法兵士「はっ。一部だけ結界に違和感がありました。」
sg「…連れてってくんない?」
魔法兵士「はっ!」
…結界に違和感なぁ…なんか嫌な予感がするけど…気のせいやと思いたいなぁ。
魔法兵士「ここです!」
魔法兵士が指したあたりは、結界を構成するために魔力が張り巡らせられているはずが、魔力が少し力を失っているように見えた。
sg「…(まさか、みんなが…)」
…結界に異変…つまり、誰かが触ったり、壊そうとしたら結界に張り巡らせている魔力が異常信号を発するはず。それがなかったということは、何か細工した…?
sg「(…一時的なハッキングか?)」
fkrさんあたりならやりそうやな…
魔法兵士「…クレル…さま?」
sg「…今はsgiやから、そんな怯えんでええよ。」
魔法兵士「…は、はい。」
sg「…で、今何か言おうとせんかった?」
魔法兵士「何か細工されたのではと思ったのですが…気のせいでしょうか?」
…もしも、みんながここに来てしまってるなら、もしこのことを言ったらみんなが危ないかもしれん…これ以上、俺の手で仲間を傷つけたり、悲しませたりしたくない…もう巻き込みたくない。だから…
sg「…気にするほどの異変やなさそうやし、無視でええよ。」
魔法兵士「国王には…?」
sg「…怖くて言いに行きたくないやろ?黙っておいてええよ。」
魔法兵士「!しかし、そんなことをしたら…!」
sg「…ふふっ、俺のこと、心配してくれてんの?」
魔法兵士「当たり前です!!だって、貴方はっ_」
sg「大丈夫。君は君の仕事をやればええ。絶対君の仲間には手を出させんから。」
魔法兵士「…なんで、sgiさんはそんなに自分を犠牲にして、優しく出来るんです?」
sg「え?…うーん…憧れの人がそうだったから?」
魔法兵士「憧れの人?」
sg「ま、本人は覚えてないやろうけど。…さ、無駄話してたら国王にバレるから仕事に戻り。」
魔法兵士「は、はい!」
国王は魔法で圧力を掛け全ての国民を従わせようなんてくだらないことにたくさんの人を巻き込んでる…本当、はよ終わらせないかんな。
sg「…こんな、馬鹿げた物語を。」
kwmrさんside
kw「…本当の強さを、僕たちが知らないって…どういうことですか?」
ロイ「…sgiさんは、炎の魔法を得意としているけど、実際は大抵の魔法を扱える。苦手なことといえば、空間魔法か。」
空間魔法…空間を歪ませるとか、自分が存在する「座標」から外すとか…いわば空間接続、離れた二箇所を繋ぐポータルとか、空間歪曲とか、トリッキーな魔法か。
確かに、以前誰かが僕たちを異空間に閉じ込めて、fkrを操られて危うく僕が消されそうになった時、sgiさんが大声を出して駄目だと言ってくれたおかげで助かったけど、なんでそれが僕を消す魔法なのか、説明がなかった。多分、閉じ込めた仲間の魔法がどんな効力を持つかは知っていたけど、仕組みが分からなかったんだろうな…だから、上手く説明出来なくて慌ててあんなに…
…そういえば、僕たちを閉じ込めた闇を纏ったやつと、僕たちと戦った闇を纏っていたsgiさんは同一人物じゃない…前まで同一人物だと思っていたけど、違うな。閉じ込めてきた時、sgiさんもいたし、あんなことするのを知らなさそうな発言だった。それに、閉じ込めてきたやつのあの発言…
“どうも〜。昨日はちょっとお世話になったね”
その後izwがちょっとという部分に引っかかった後…
“…あぁ、そうかもね”
ってハッキリしない返事だった。それも、あの時のアイツは戦ったんじゃなく、後から来た闇を纏った奴だったから…あの日の変な違和感はこれだったんだな。
そしてソイツは、最高位魔導士の地位にいるsgiさんに敬語じゃなかった…つまり同等の地位にいることになる…そいつのことも聞けないかな?
kw「…そういえば、sgiさんの他にも、最高位魔導士のような存在っていませんか?」
ロイ「…あぁ…そういえば、いた気がするけど…彼はほとんど外には出てこないな。」
fk「…ねぇ、誰のこと?」
kw「ほら、sgiさんと戦っていた際、急に同じく闇を纏った奴が現れたじゃん。」
tr「…確かに、いましたね。そういえば、そいつの情報はほとんど持ってないですね…」
メーラ「多分、アルドさんのことね。」
mn「アルド…?」
ロイ「アルド・カンダレア。魔導執行官という役職にいるから、あまり外には出ないかもしれない。」
gn「その魔導執行官とは?」
メーラ「国王や最高位魔導士の命令を受けて反乱を企んだ者の処刑をしたり、民衆鎮圧と呼ばれる、国民が反乱を起こした際、鎮圧するために戦闘を魔法兵士に指示したりする現場最高責任者の1人。」
ym「しょ、処刑…」
iz「…1人というのは?」
メーラ「最高位魔導士のsgiさんがその立場も請け負うことが多いんです。」
ロイ「というよりは、手伝い?みたいな感じなのか?」
gn「手伝いって…処刑も…?」
ロイ「いや、というよりは、国民が反乱を起こした際、あまり傷つけるなとか、魔法兵士が負けそうな時、横から色々やったり…みたいな感じかな。」
つまり、国民をなんとか助けようと…?
tr「そのアルドさんは、sgiさんのように無理やり入らされて…?」
メーラ「いえ、自分から入ったと聞いてます。」
gn「自分から!?」
iz「…ちなみにどちらが先に入ったんですか?」
ロイ「sgiさんが先かな。その数年後、まさにsgiさんが強力な洗脳にかかってしまった時、アルドさんは現れた。」
kw「アルドという名もまた、洗脳された時の偽名ですか?」
ロイ「アルドという名は偽名だけど、洗脳はされていない。魔導執行官は最高位魔導士ほど仕事がないし、国王が気に入っているのはクレル…つまり、sgiさんなんだ。国王はアルドを信用しているのかは知らないけど、sgiさんが変な行動を取ったら報告するよう言われているらしい。」
mn「変な行動って…?」
ロイ「さっき話した、国民を助けようとするような行動のこと。国王の右腕として、相応しく、国民を恐怖による政治で圧倒させるために動いているか…つまり、監視が目的だ。」
どこまでもsgiさんを縛り続ける腐った国王だな…
そんなことを話している時だった。
sg「…メーラさん、ロイさん、おる……って…」
みんな「!!」
sgiさん…!?
sg「…やっぱり、みんなもおったんやな…」
!やっぱりって…もしかして、結界の異常に気づいて、目星が付いていたのか…?
ym「sgiさんっ!」
sg「…あんな堂々と裏切って、E国のローブ着てる俺をお前はいつものように、そう呼んでくれるんやな。」
ym「当たり前だよ!だって、大切な仲間だもん!」
sg「…。」
mn「…僕たちも一緒に戦います!この国を…sgiさんを助けたい!」
sg「!」
kw「…僕も、同じです。」
sg「えっ…」
kw「…fkrの記憶を奪ったことは許せないけど…それがもし、貴方が洗脳されていた時の出来事なら…」
sg「…!」
kw「…貴方も…苦しんでいたなら…」
sg「…その話…メーラさんとロイさんからか。」
メーラ「ごめんなさい!でも、ずっと助けてもらっているのに、こっちから恩を返せなくて…返したくても魔法なんてうまく使えないし…情報を話すくらいしか私にはっ…」
sg「…はぁ。自分の身を考えてくれや。メーラさんはあんま魔法使えんやろ。国王に、 余計なことしたとバレたら自衛する方法がないやんけ。」
メーラ「うっ…」
sg「…それと、みんなはさっさと帰ってくれ。」
みんな「!!」
gn「な、何で!?僕らだって戦える!」
sg「戦えるって…誰と戦うの?」
iz「国王に決まってるでしょ!!」
fk「sgiさんだって、苦しめられてるんでしょ!?」
sg「…悪いけど、今のお前らじゃ敵わない。」
みんな「!!」
sg「…その程度で、勝てるわけがない。」
tr「何でそんなことがっ…!」
sg「この前俺が闇を纏ってみんなを襲った時、どっちが劣勢だった?」
…あの時、1対7だったのに…僕たちが明らかに不利に持ち込まれていた。あの時何とかなったのは、sgiさんが魔法を出せなくなるというトラブルがあったから。そのトラブルがなければsgiさんに隙が生まれることは多分なかった。そしてみんな、負けていたと思うけど…でも…
kw「だからって、何で諦めるなんて選択肢があると思って_
sg「今の国王が、それ以上の力を持っているとしたら?」
みんな「…!」
sg「…話し過ぎたな。とにかく、もう俺やこの国に関わるのはやめてくれ。これ以上、俺はっ…」
そういうと、また姿を消そうとする魔法を使い、目の前から消えようとした。
ym「待ってっ!!」
ガシッ
sg「!!」
ymmtが移動魔法を使おうとする手を掴み、移動魔法を使うのを阻止した。
sg「ymmtっ、離せっ…!」
ym「嫌だ!sgiさん、僕たちのこと全く頼ってくれないじゃん…ずっと突き放して!!敵わないから諦めろ?貴方、研究に詰まったら無理だからって諦めるような人じゃないでしょ!僕たちだって、諦めろなんて言われて、簡単に引き下がるような性格じゃないなんてよく知ってるでしょ!!」
sg「!」
ym「ねぇ、何でそんなに頼ってくれないのっ…僕たち、そんなに邪魔なの?」
sg「……。そんな訳、ないやろ。」
ym「っ…ならなんでっ!!」
sg「…巻き込みたくないに決まってるやろ…スパイなのに、初めて楽しいなんて思ってしまって…大切だなって、そう思えた人たちを…」
ym「…!」
sg「…それに俺はE国の国王に忠誠を誓う、国王直属最高位魔導士や。そんな奴と関わっているとQ国の国民が知ったらどうやろうなぁ?」
みんな「!」
sg「…絶対、俺にもう2度と関わるな。」
そういうと、無理やりymmtの手を払い、即座に移動魔法で姿を消したのだった。
_僕たちとsgiさんは、思うことはきっと同じのはずなのに。
続く
なんか話が進まないなぁ…割と終盤のはず…長くなるかもしれません。
閲覧ありがとうございました!
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コメント
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ああ、このエピソード、すごく心に残りました……。sgiさんの「巻き込みたくない」っていう言葉、重かったです。自分を犠牲にしてでも仲間を守ろうとする優しさと、でもそれがかえってみんなを突き放す形になっちゃってるのが切なくて。ymmtが手を掴んで「頼ってよ」って叫んだシーン、もう胸がぎゅっとなりました。お互い思っていることは同じなのに、すれ違っちゃうもどかしさがじんわり伝わってきましたよ。続きがすごく気になります……!