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俺は家に着き、自分の部屋に行き、
明日のレースについて戦略を
考えた。
(竹口通りは、交通量が少ない。だがすぐ
そこに高速がある。多分俺の予想では
高速になるだろう。うーん。戦略が、
思いつかん。)
俺は悩んだ。そして悩んでいるときに
電話が来た。
「ん?」
電話の相手を見たらKING(先生)だった。
その電話に出るか悩んだが、何もすること
がなかったので、仕方なく、出た。
「もしもし、ただいま留守です。」
「うそこけ。いるだろ。」
「何のようすか?」
「いや明日のレースを伝えようと..」
「まじで!」
「おいなんだよ、いきなり」
やった。電話に出てよかった。
だけどくだらん情報じゃないことを
願った俺だった。
「で、レースのことは?」
「竹口通りだろ。それに似たコースがあって
な。今からそこに行かないか、という
相談なんだが。」
正直行きたい。でも母さんが後少しで
帰ってくる。うーん。と俺は悩んだ。
だが俺はある決断をした。
そうLINEで連絡することにした。
(母さんLINE知らないからな。あまり
使いたくなかったけど、仕方ない。)
俺は母さんにLINEをいれ、先生の所に
向かった。
そして先生がいる所についた。
「KING?ここどこ?」
「ここはだな。異人山だ。」
「山?じゃコース違うんじゃ?」
「それがな、一緒なんだよ、コースは。
だから思う存分に練習したらいい。」
ありがたい。明日の勝負は、多分負けるかも
と思っていた俺は、勝ったという思考に
変えた。
「じゃ、いきなりっすけど練習していいすか?」
「あぁ。もちろん。あ!そうだ練習相手
いるがいるか?」
「考えさせてください。」
「わかった。思う存分練習しろよ!」
そういいKINGは、家に帰った。
(よし!練習するぞ!)
俺は、スープラに乗りエンジンをかけた。
ブゥーンブゥーン。
(いつか、チューニングしたいな。)
「えーと確か竹口通りは、急カーブだな。
じゃ最初は、ドリフトだな。」
俺はスープラで広い場所に行き、
ドリフトの練習をした。だがしかし、
そのとき多分母からの電話が来た。
「嘘だろ、今電話かよ!しゃーね出るか。」
俺は電話の出るボタンを押した瞬間
お母さんの怒声が聞こえた。
「銀!!何してるの!!早く家に帰って
来なさい!!」
「えーと母さん、それは無理かも。」
「何で!!」
「いま、練習していてさレースの練習。」
レースと言った瞬間母さんは、
黙った。
「母さん?」
「そう。それなら何も言わないわ。だけど
気をつけるのよ。」
ガチャ。
「…切れた。」
母さんは、何か悲しそうに最後の、
言葉を言った気がする。そんな気が
した。だが俺はレースのことに集中した。
「とりあえずドリフトだ!」
俺は、サイドを引き、アクセルを踏んだ。
キュルルルルル!
「よしドリフトは、いい感じだ。次は、
ブレーキとか…。」
俺はそんな練習をして、夜を過ごしたのだった。