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◇◇◇◇◇
僕たちは、第三拠点に行こうと思ったけど、まずは、その手前で、どこでも家でくつろぐことにした。ここまで、結構走り詰めだったんで、たまにはのんびりするのもいいよね。
全裸祭からの〜お風呂タイム!
相変わらず、カグヤ様によるホムラとレイラの熱血指導付き。中忍昇格に向けて、日々精進を怠らぬように!なんのこっちゃ!
「いやー、平和ですね!」
「せやな。こういうのもええな。」
「はい、のんびりもいいですね!」
「うん、そうなんだよ。」
「幸せ♡」
「うん、幸せ☆」
「私もなかま★」
「なかま気持ちいいね◇」
ほのぼの〜!
「そろそろ、第三拠点に顔出しますか?
ちょっと遅いと心配するかもしれないしね。」
結構くつろいだんで、みんなも大満足。
カグヤ様号で第三拠点に向かいますよ。
◇◇◇◇◇
「ベロニカさん!また、来ましたよ!」
「あ!ユメ!待ってたぞ!」
「ちょっと遅くなってすいません。」
「それはいい。十分早い。
それより、大変なことになった!
ダニエラ、カルロス、ナタリアが帝国に拘束された!」
「え?さっきまで、一緒にいましたけど?」
「そうだな。そのあとのことだ。」
「どうしてですか?」
「解放軍の情報が漏れた。
首輪が外れた奴隷の一部が、拠点を出て行ったんだが、そこから漏れたらしい。
本人たちに悪気はないのだろうが、よっぽど嬉しかったのか、喋っちまったらしい。
中には古くからいたものもいるから、ダニエラのことを知っているやつもいてな。
昔はダニエラも拠点によく来ていたから、知っていてもおかしくない。
その情報をもとに、ビスケットタウンに駆けつけて、拘束したってわけだ。
ダニエラたちは、まだビスケットタウンにいて、尋問を受けているはずだ。」
そうか。そこまで考慮してなかったな。
誤算やった。
「わかりました。まだ、ビスケットタウンにいるうちに行ってきます!」
「すまない。情けない話だが、解放軍には、帝国とやり合うだけの戦力はないし、とても間に合わない。この通りだ!ダニエラたちを助けてくれ!」
ベロニカさんは、瞬間土下座で僕たちに涙ながらに訴えかけている。本当に熱い人やな。
「ベロニカさん!頭を上げて!言われなくても、もちろん行きますよ!そのつもりで言ったんです。みんな!いいよね?」
「「「「「「承知!!♡☆★◇」」」」」」
「ベロニカ!気にするな!
ユメがほっとくわけないし、そんなやつなら、黒の軍団は解散や!」
「みんな!ありがとう!よし!行こう!」
カグヤ様号ジェットバージョンで、最短で最速真っ直ぐにビスケットタウンに向かった!
「みんな!ここからずっと隠密状態で行くから、とにかく、ダニエラさんたちの救出を優先!」
「「「「「「承知!!♡☆★◇」」」」」」
とにかく、城に居てくれ!
お!城の周りが厳重に囲まれてる。
オーケー!まだ、城の中に居そうや!
僕たちは、隠密で中に入っていく。
お!発見!3人とも縛られてるぞ!
しかも、顔がものすごい勢いで腫れ上がってる。ひどい尋問やな。公爵やのに容赦ない。
ナタリアさんは、虚な目をしてぐったりと横たわってる。
すごく腹立たしいが、とにかく救出優先。
ここにいる帝国の兵は大したことない。
ちょっと、気絶してもらって、その間に救出してしまおう。
ダニエラさんの横に行って、周りに聞こえないように、囁く。
「ダニエラさん。ユメです。そのまま喋らないで、聞いてください。」
ダニエラさんは、一瞬驚いたが、喋らず、頷いた。
「今から3人をここから連れ出します。
僕のスキルでここにいる人たちを気絶させますが、同時にダニエラさんたちも気絶すると思いますけど、連れ出した先で起こしますので、僕たちに任せてください。」
ダニエラさんは頷いた。
覇気!
見える範囲で全員がバタバタと気を失って、倒れていく。
「よし、ハガネとコガネは、カルロスさんとナタリアさんを頼む。いくよ!」
「「承知!!」」
覇気!覇気!
「よし、外に出れた!カグヤ様!」
「オーケー!」
僕たちは、そのまま、第三拠点を目指す。
3人とも気絶したままで、ちょうどいい。
早く着いて、ダニエラさんたちの手当てをしたい。頼みますよ!カグヤ様!
◇◇◇◇◇