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「ねえ、はる君、一緒に寝よーうか」
月見さんは僕を抱いてベッドに入ろうとした。僕はベッドは苦手なのでスルリと抜け出して、居間に戻った。なぜベッドが苦手かといえば人間の足でよく潰されるからだ。まあ、月見さんが寝相が悪いだけなのはある。居間には月見さんの父、聖磨がいた。僕は聖磨に頭を撫でられるのが好きだ。聖磨はよく僕をかわいがってくれていた。そしてたまにビールのおつまみの、スルメを少しだけくれる。