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憧れる…✿
僕は、東京に住む、健太6歳。僕には保育園に好きな子がいる。名前はゆかりちゃん。いつもなら、砂場でお城を作ったり、三輪車で競走したり、他の子たちと鬼ごっこをしたりして遊んでいる。だけど、急にお父さんのお仕事の都合とかで、引っ越すことになってしまった。もう大好きなゆかりちゃんには会えなくなる。
卒園式の数日前、担当の先生からお知らせがあると、園児たちを教室に呼び出す。
先生「みなさん、もうすぐ卒園式ですね。大体の子達は同じ小学校に通うことになると思いますが、ここに居る健太君は卒園式後、お父さんのお仕事の都合で田舎の方にお引っ越しをします。なのでみんなで健太君に寄せ書きを書きましょう!」
園児たちがざわつく
園児A「健太、そうなの?」
園児B「なんだよー同じ小学校に行けると思ったのにー」
ゆかり「健太君。。」
先生「はーい!静かにもう卒園式まで時間がありません。健太君に伝えたいこと、思い出などを書こうね」
園児たちはそれぞれの思いを寄せ書きに記す
卒園式当日
園児たちは一人ずつ卒園証書を受け取りに行く、中には泣き出す子も。でも健太は泣かずに卒園証書を受け取りみんなにガッツポーズを見せた。
そつなくして卒園式は終わり、健太からみんなに最後のあいさつをした
健太「みんな、もう会えないかもしれないけど、この3年間楽しかったよ。じゃあね!」
先生と、みんなから寄せ書きを手渡されて、健太は家族が待つ車に走って向かった。
健太は車に乗りこみ寄せ書きを見る
そこには園児15人分のメッセージが書かれていた。そこには大好きなゆかりちゃんのメッセージもこう書かれていた。
けんたくんとつぜんのひっこしさみしいよー 私もけんたくんのことがだいすきだよ♡
と書いてあった。健太は、今まで我慢してきた涙が溢れ出した。
健太は、目を擦りながら、両想いだった事に気づくのであった。
健太「みんなのこと、そしてゆかりちゃんのことわすれない」
健太は田舎に引っ越すしても変わらず元気に過ごそうと決意しました。
健太「友だち100人できるかなー笑」
終わり