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「はぁ〜〜解れたぁ♪ありがとねいぶきちゃん♡」
「どっ…どういたしまして……」
ナースさん達全員のマッサージをしたのだが
やはり皆さんすごいカチコチに凝っていたようだ…。
ああ……指が…!指が曲げ辛い…!
しかもめちゃくちゃジンジンしてる…!
「おいいぶき……って、何でそんなゲッソリしてんだよい…?
どうした、この短時間に何があった…!?」
「聞いて下さいマルコ隊長、いぶきちゃんったらすごくいい子なんです♡
マッサージしてくれました♡」
「おかげですごい解れちゃいました♡
本当ありがとね?」
「あはは…色々お話ししてたらお仕事大変なんだなと思いまして…。
それで皆さんにマッサージを……」
凝りが解れたからかナースさん達は
めちゃくちゃ機嫌がいい。
お礼に私はその大きな柔らかい胸に
顔が埋もれてしまうくらいの熱い抱擁をいただいてしまった……
「そ、そうかよい…。それよりいぶき、オヤジが来て欲しいって言ってんだ。
船長室に案内するから着いてきてくれ。」
「は、はい、分かりました。」
マルコさん達のお父さんが……一体何だろう…?
マルコさんに続いて船長室へ向かうと、
そこで待っていたのは白くて長いヒゲが特徴的な大男だった。
この人がこの船の船長で、マルコさん達のお父さん……
体が大きくて圧倒されるほどの存在感だ…。
「来たか…お前がいぶきだな?
マルコから色々話は聞いた。記憶喪失なんだってなァ…」
「は、はい初めまして…!
マルコさんには助けていただいて本当に感謝してます。
ですが何も覚えてないばっかりに色々とご迷惑をおかけしてしまって…」
「迷惑?グラララ…何も迷惑と思っちゃいねェよ。
さっきマルコ達と話をしてたんだが、
記憶が戻るまでおめェを船に乗せてやる。」
船に乗せる……?その言葉に思わず目を見開いた。
「本当ですか…?いいんですか…?」
「あァ。うちの船は本来ナース達以外の女は乗せねェのがルールだが、おめェは例外だ。
記憶がねェ状態で降ろしゃしねェよ。
この世界は万が一ってのがある…。危険な目に遭う可能性だって無くはねェ。
船に乗せてはやるが、ただし条件はきっちり守ってもらうぞ?」