※ATTENTION※
こちらはnmmnです。
ご本人様には全く関係ありません。
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sm side
「はぁ…」
疲労の溜まった足を必死に動かし、恋人の待つ家を目指す。もう既に時計の針は11時を指しており、俺は残業の元凶である上司に怒りを覚えていた。飯も食べたいし、早くベッドに身を任せたい。
「ただいま…」
案の定、返事はなかった。俺の脳は既に彼を際限なく求めていたが、寝ているところを起こす訳にはいかないだろう。
そんなことを考えていると、突然リビングの扉から光が漏れた。もしかしたら、物音で目を覚ましてしまったのかもしれない。
ガチャッ
「ごめん、起こしちゃっ───」
そこまで言いかけて、俺は言葉を詰まらせた。俺の彼女───シャークんが何故か、可愛らしいフリルのついた…所謂『メイド服』らしきものを身にまとい、目の前に立っている。
「ぉ、おかえりなさいませッ…ご主人様…」
その顔は林檎のように赤く、羞恥の涙を浮かべた萌黄色の瞳を俺から逸らす。華奢な脚が短めのスカートから覗き、不思議なことに酷く似合っていた。彼の姿や仕草全てが可愛らしく妖艶であり、俺を誘っている。
俺はそんな彼に軽く口づけをし、火照った頬に触れた。俺が何も言わないからか、彼は不安そうに俺を見つめるばかりで、その姿もどうしようもなく愛らしい。
「スマイル…?」
「ん…ああ」
シャークんは安堵したように笑い、背伸びをして俺の頭を撫でた。彼のおかげで、俺の疲れはどこかに行ってしまったようだった。
「…どうしたの、この服」
「あー…えっと…」
「お疲れのスマイルに何かしてあげようと思って、Nakamuに相談したら…」
「こんなことに…」
どうやら犯人はNakamuだったらしい。今度飯でも奢ってやろう。今からでも、あいつのドヤ顔が目に浮かぶ。
「へえ…」
「…何、今日は何でもしてくれんの?」
「え゙ッ……まあいいけど…」
もう寝るだけだろ…とでも言いたいようだが、その罪深い格好をした責任は取ってもらおうじゃないか。
「じゃあ、何だ…」
「飯でも食わせたらいいか?」
「んーん…」
とことん鈍感で、少し馬鹿にするようにそう言う彼を、さっきまで俺が寝転がるはずだったふかふかのソファーに押し倒す。
ドサッ
「え…ッ…ちょ」
「可愛いメイドさんは黙って抱かれるだけ、簡単な仕事だろ?」
「は…」
「はぁ!?何言ってんだ、ばかッ…!」
「しー…ダメだな、主人にそんな口聞くなんて」
「ッ……」
素直なシャークんはすぐに口を噤む。彼の白い肌をなぞると、小さな体が微かに跳ねた。さっきまでの威勢が嘘だったかのように大人しく、胸元で揺れる黒のリボンが愛らしい。
「あれ、もう抵抗しないんだ?」
「知らねー…」
「ふふッ…良い子」
まあ下に何も着てないし、最初から期待してたんだろうけど…可愛いから言わないでおいてあげようかな。
「ッ…おい…」
「するなら、早くしろよッ…」
シャークんは俺のネクタイを引っ張り、鼻がつきそうなほど近くまで顔を寄せた。全く不器用な誘い方だが、俺に対しては十分すぎるほどだ。
それに応えるように深いキスを交わすと、彼は蕩けた顔でさらに俺を煽った。
「ねッ、もっかい…」
「ん…」
さっきまでツンツンしてたくせに、すぐこんな甘えたになるなんて、信じられるか?ま、これからもっと可愛くなるんだけど。
…あ、まだ見てんの?
こっからはお前らにも秘密な。
この可愛いメイドさんは、俺が独り占めさせてもらうから。
書き方変えてみたんだけどどうなんだ…
閲覧ありがとうございました!
コメント
4件
スマさんイケメンすぎる
初コメ失礼します。から傘さんの作品いつも大好きです!これからも応援しています!