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お久しぶりです!!!紫蘇ㄘャンです!
約1ヶ月ぶりですかね…?!?!
すみません…!諸事情等で中々進められず、結果的に遅れてしまいました…汗
ただそんな投稿が停止していたにも関わらず、なんと!
フォロワー様が60人も増えたんです!こんな私のアカウントにフォローして頂き、ありがとうございます!
こういった応援等で私のモチベーションも格段にupされます!感謝です!
どういう事で!早速!始めます!
前々回の話の続きなんですけど、覚えてる人いますか?ちなみに私は覚えていません。
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・誤字や矛盾してる箇所があったりしますが、その時は指摘お願いします!!
収録が終盤に差し掛かった頃。
「では木10rfmo塾!次回もお楽しみに ~!」
そう社長が締めの言葉を言うと共に、僕ら3人はワチャワチャとしながら手を振る。
それからスタッフの「カット!」で撮影が終わった合図を受けて、僕達はその場にいる人達に「お疲れ様でした」と声を掛けてから互いに「お疲れ」と言い合う。
「いやぁ今日は大分楽な撮影やった ~ 」
「ですね〜…てかてか!!僕の撮れ高絶対あそこにありましたよね?!」
「あれはkidくんの撮れ高だっけ?社長じゃない?」
「それは私も思いました」
「なんでだよ!!」
そんな風にわちゃわちゃとしながら、全員で控え室へ向かう。僕はズキズキと脈打つ痛みが増す右足をカバーし耐えながら、バレないよう皆と同じ歩幅で歩く。
「っ…」
やっとの思いで控え室に着いて、置いてある椅子に直ぐに腰を下ろす。
収録では珍しく座っての撮影を中心としたものだったが、ずっと座っている訳にも行かず。
結局、後半は立ったままでの撮影となった。
(やっぱ酷くなってるよなぁ…)
皆が見ていない事を確認し、ズボンの裾を上げる。僕は自分の足首の状態を見て思わず息を呑む。
痛みを和らげる為に貼ってもらった湿布からはみ出る青紫色に変色した肌。赤みかがっていたはずの足首は、無理をしたせいか更に悪化をさせてしまったようだ。
「mcさん?どうしたん」
怪我の状態だけに意識が引っ張られ、3人が目の前に居ることの意識が逆に薄れていた。
fwっちが不思議そうな顔を浮かばせながらこっちへ寄るものだから、僕は慌てて裾を戻して「いや何も…」と笑って誤魔化す。
「なんも無いように見えへんけどなぁ…」
僕はギクッと肩を揺らす。少し焦る心と裏腹に、fwっちの仕事柄からくるこの察知能力に改めて感心する。
しかし、更に怪訝そうな顔を深めるfwっちに僕はどう挽回しようかと頭を必死に回転させる。
「んもぉ…何その顔?僕は大丈夫だってば」
と、今度は僕が逆に納得のいかない眉間に眉を寄せた顔をするとfwっちは、「あえぇ?」と納得しない様子で首を傾げる。
「どうしたんですか?」
そんな僕とfwっちの様子を見兼ねた社長がこちらへ寄ってきた。
「いや、なんかmcさんの様子がおかしいっていうか」
「だから何もないから」
fwっちが言うその言葉を否定するかのような勢いで、僕はそう遮る。それが逆に裏目に出たのか、社長までもが疑うように眉間に皺を寄せてから
「knmcさん?」
と、凛とした声で、たけど芯が通っておりそう名前が呼ばれただけで妙な圧が体にかかる。
「ぁ、やっ…その、」
なんて言い返せばいいのか、言葉を脳内で並べてる間はそんな事しか口にできてなかった。どうすればこの状況を打破出来るのかで頭はいっぱい。
「…ま、無きにしも非ず…な?」
はは、と最後に乾いた笑いを零す。なんと言う聞き分け苦しい言い訳だろうか。しかし、頭の中で幾つかの (言い訳という名の) プランを立てても同じ結果に辿り着くことに気付いて、半分超えた分くらい諦めている中、出てきたものである。
あぁ、これ無事に帰れるかな。忘れかけていたけど、桑原…僕明日ちゃんと顔を出せるか心配になってきちゃった。
明日って学校無かったな。今日休みじゃん。休みって言えば最近あまり休めて無かったなぁ。あ、でも午前に部活あったな。てか何考えてるんだろ僕。
みんな凄い形相で見てくるな。
僕が放った言葉を最後に誰も言葉を発しなかった。気まずい、というか僕が作ったのであろうこの雰囲気。大分気まずい。そして逃げたい。
足挫いてるのに逃げられのかってな(虚無)
チラッと3人の顔を伺えば、社長はやっぱり難しい顔をして、fwっちは何かを見透かすような目で僕を見て、kidくんは…ま、いつも通り。心配そうな顔を浮かべていた。
「はぁ、どうして何も言わないんですか?」
溜め息を吐き、呆れたように言いながらも社長は心配をかけるように僕を見つめる。
「だって…」
我ながら、この状況下においても未だ言い訳を並べる事に子供っぽさを感じる。
「だってじゃないですよ ~ !?もぉ!mcさんは本当に無茶しますよね!」
むぅ、と頬を膨らませて可愛げに言うkidに、媚びるなという威嚇をすれば「なんで?!」と叫ぶkidくんにfwっちが「うるさい」と一蹴りする。
「とりあえず、早く見せて下さい」
ぎゃあぎゃあと叫ぶankbを他所に、社長が僕に向かってそう言う。
僕はそこで渋る。何故から見せろと言われてそう簡単に見せられるものではないからだ。見たら脳裏に焼き付けられて一生忘れられないトラウマを植え付けてしまうかもしれない(それ程グロテスクという事)。
再び黙りこくった僕の様子に社長はともかく、騒いでいた2人も争うことをやめて僕の方を見てくる。いっそそのまま煩く騒いで社長が仲介に入る隙に逃げれる事が出来たら良かったんだけどな。
「さぁ、早く」
「……はい」
と、現実だとそうはいかないんだけど。
だからもう、諦めます。桑原、今までありがとう。お前とあってまだ半年ぐらいしか経ってないけど、楽しかったよ。あの時、保健室に運んでくれてありがとう。でもぶっ飛ばすから。
僕はゆるゆるとした手つきでズボンの裾を捲り上げる。
やはりそこは痛々しい、人の肌の色とは言えない色が湿布からはみ出ている。目立たせなくする為に人肌に近い色の湿布は意味を無くしていた。
あー、やっぱり酷いや。
ただの捻挫だった筈なんだけどな。
3人の顔を伺えば、思いの外酷かったらしく、顔を歪ませた。ストレートに言えばドン引きをされている。全くと言っていいほどその顔だ。
失礼だと思う。見せろと言われて見せたのに、その顔をされるなんて。
僕でもまだ顔に出さないぞ。
「貴方は本当に…何故、無理をするのですか」
自分が傷を負って痛むかのように、悲痛を混じえたその言葉は、反論しようとした思考が一瞬にして霧散された。
僕はまた黙りこくる。
「まーた黙っちゃって…mcさんは悪い子ですね!もぅっ」
「黙ってkidくん」
「おいコラ」
なんでこう言った時には…なんてプンスカしてるkidくんをスルーしてfwっちが僕に近寄る。
あまりにも急なことだったので、反射的に僕は体が後退する。
「…俺、丁度新しい湿布持ってたし、貼り替えようか」
そう言ってしゃがんでは、貼ってあった湿布を剥がす。剥がすと青紫色に変色した肌が顔出す。やっぱあまりいい気にならないこの色に、自分の足だし自分でやった傷だけど、嫌悪感を抱く。
そんなfwっちはお構い無しに、サッと湿布を貼り替えた。優しくそっと。
「あい、これで大丈夫ちゃう?」
「ありが、と…」
fwっちが貼ってくれた湿布を指先で触れる。新しく貼られた湿布からは、負った傷の痛みを緩和してくれるような爽やかな感覚が足に広がる。
「な、mcさん。mcさんは多分、ていうかきっと心配とか掛けたく無かったから黙ってたんやろ?」
fwっちは確信着いたような笑みを浮かべながらそう言った。僕は少し息が詰まった。するとそこにkidくんが割り込んできた。
「でも、僕達はその怪我のこと、言って欲しかったなって思います。心配掛けたくないmcさんの気持ちは良く分かります。
でも、それで無理して辛くなるのはmcさんじゃないですか…。そんなmcさんを僕は見たくないし、僕だけじゃないこの2人だってそうなんだから」
僕は何も言えずただ視線を逸らす。
3人にとって僕がとったその行動が正解という意味を肯定したんだろうな。
「kidさんの言う通りですよknmcさん。我々だってもうそんな浅い関係では無いんですから…
怪我のことの1つで撮影が出来なかったとか愚痴なんて1つも零さないんですから。そう言うのは貴方が1番わかっているはずでしょう?」
「…うん」
僕は頷く。
「とりあえず、スタッフに連絡を入れてknmcさんの保護者さんに迎えに来て貰えるように手配してくれましたから。貴方は迎えがき次第、直ぐに病院へ向かうこと」
と、社長が指を立ててそう言った後に
「病院で診てもらって、家に帰って休む事!」
とkidくんがそう喋る。そしてまたその後に
「それから俺たちに連絡を入れること。治るまでな?」
fwっちがそう言った。
こういう時にテンポが良く喋れるのはおかしいんじゃないかと思って、ついつい笑ってしまう。そうすると3人からちゃんと聞いてるのかとお説教をくらった。
「んふふ、わかってるよ。ありがとうございます」
座りながら軽く会釈をすると3人は微笑んで親指をグッと立てる。
「ちゃんとこれから、また何かあったら隠さずにちゃんと言うように…ま、善処するから」
「善処じゃなくてそうして下さい」
「あだっ…」
社長のデコピン、壁に穴が空くんじゃないかと思うぐらいとても重いし痛え。
そんな僕はその後、スタッフからの連絡が入った親が迎えに来てくれて、その後病院へ直行。やっぱり悪化して状態が良くなかったのか、全治2週間程度の診断をくらった。
捻挫しただけでそのくらいかかるなんて思ってもなくて、感心してたら付き添いで来てくれた親にちょっと叱られて。そして診断の事をrfmoのグループに伝えたらまたそこでも叱られているような (全部読んではいないが) 長文が送られてきた。
ただ最後には元気でね、とか安静に、とか労わるような言葉を投げかけてくれた。
コメント
2件
めっちゃ気付くの遅くなっちゃいました…申し訳ないです…。 お久しぶりです!笑 今日も最高過ぎる …。流石のしーちゃん過ぎます…😭