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しばらく 帰っていたが 、

気分が 変わり 、

少し 遠回りをして 帰ることに した 。

橋を渡りながら 、手にずっと持っていた 進路希望調査 と 鞄から 取り出した 色んな高校のパンフレット を 見ながら 将来について 考えていた 。

その時 いきなり 風が 一気に 吹いた 。

最悪 、 歩道 に 散らばった だけだったため よかった ものの 、 これが 川に 落ちていたら めんどくさい ことになっていた 。

俺は 溜息 をつきながら

しゃがみこみ 1枚 1枚 拾っていた 。

その時 、俺の 目の前に 同い年らしき 男子生徒 が 俺の 進路希望調査 を 拾い上げて 眺めていた 。

全て 拾い上げてから その男子生徒 に感謝しようと 腰を あげ ると 、

その男子生徒は 自分が 思っていたよりか 遥かに 小さく 、 目は くりくり 。 おまけに 可愛らしい顔立ちを していた 。

思わず 俺は 顔を じっと 見ていた 。

やがて 進路希望調査を 凝視していた その男子生徒 は 俺が 立ち上がっていることに 気づき 少し あわあわしながらも 声を かけてきた 。

⚔️ 「 凝視 してしまって すみません 」

「 同じ 受験生 として 気になってしまって 、、」

🦇 「 いや いや 、どうせ 何も 書いてないですし 大丈夫 っすよ 笑」

⚔️ 「 もしかして まだ 進路きまってない 感じですか ?」

🦇 「 実は 、

決まって無いんすよね ー 。」

「 やりたいこと も ないし 。」

それを 聞くと 男子生徒 は は! っと した 表情 を し 、 鞄から 取り出し た ひとつの パンフレット を 俺に 手渡した 。

⚔️ 「 ここ 、 僕も 受ける所なんですけど 、自由を 基調とした 所なので 、 多分 合うと思います !」

🦇 「 自由 、、 か 。」(微笑み)

⚔️ 「 、、あ、 もうこんな時間 !

それでは 僕は 塾があるので お先に」

すると 男子生徒 は 俺に 会釈し 駆け足で 橋を 渡っていった 。

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