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みんながバラバラに大怪獣に攻撃をしはじめた。
さて、戦いがはじまって遮られてしまったが、
大怪獣を除くセキラ達を倒すために、適正魔法少女 というものがある。
魔法少女ひとりひとりには違ったエネルギーや精神的な安全を考慮して私たちは戦う敵を選んでいる。
適正魔法少女に合っていない魔法少女達が戦ってしまうと、死亡してしまうケースは免れない。
そして、セキラの大体の敵は結界というセキラのやつらが1番強い力を最大限に出せる場所を造れることができる。
結界で受けた精神的ダメージは通常の格段に強いものとなっている。
精神的ダメージが強くなる、それでもなお戦うことは自死を選ぶに近いものとなる。
さすがに強すぎた憎悪は私も見た事はない。
いくら怪獣たちを倒しても私たちの正体がバレることはない。
バレたとしても私たちに来るのはネットでの誹謗中傷やプライバシーを晒されることしかない。
魔法少女であることで私たちに利益はこれっぽちもない。
給与も賞賛もなくただ死んでいくだけだ。
とりあえず、私が説明できるのはこれだけだ。
レッドが大きなロケットランチャーを構えて引き金を引いた。
「終焉よっ!」
ぼん、という爆発音と共に大怪獣の命が宙を舞った。
「はぁ、なにあの怪獣。本当、反吐が出る。」
「早く帰ろー?ミカちゃんも疲れたよねー?」
「あー、腹減った。なんか食いに行かね?」
「よかったわー!今日も死人はゼロね!」
「ふわぁ〜…ねむ…ネカフェ行ってきていい?」
みんなが変身を解き口々に話し出す。
今日も街の平和が保たれた。
住民の人には気づかれてないだろう。
みんなが生きてるだけで私は嬉しい。
「よーし!じゃあ今日は焼肉行って帰ろ!」
私は絶対にこの笑顔を無くす訳には行かない。