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本作品は、ChatGPTを使用しています。作品は『ガチアクタ』の二次創作・IF作品です。※原作には存在しない独自設定・独自解釈を含みます。作者自身による加筆・改変を含みます。原作・アニメのネタバレを含む可能性があります。流血シーンや、暴力シーンがありますので、苦手な人は回れ右です。
そして、タムジー・カイネスというキャラクター設定をある程度理解すると、この作品の理解度も高まります。ぜひ本家を見てください!原作でも、アニメでも、どちらでも!神なので!!
ご理解の程、よろしくお願いします。
『知りたい。』1 / ChatGPT製小説 IF
天界。
その中でも、最上層。
権力者。
高位の家系。
天界そのものを動かす側の者たち。
そんな者たちが暮らす区画の一角に、タムジーは住んでいた。
当時、二十歳前後。
まだ今ほど掴みどころのない雰囲気でもなく。
けれど昔から、ひとつだけ変わらないものがあった。
――好奇心。
それも。
少しばかり、強すぎる。
⸻
タムジー「……カニス・シュアブレック?」
天界史の教本。
分厚い本の途中。
そこに、その名前はほんの数行だけ記されていた。
タムジー「……」
指で文字を追う。
説明は短い。
不自然なほどに。
タムジー「これだけ?」
ページをめくる。
次。
ない。
さらに次。
ない。
索引を確認する。
確かに名前はある。
だが。
詳細がない。
タムジー「……変だな」
普通なら。
それで終わる。
そういう人物もいる。
記録の少ない歴史上の人物など、珍しくもない。
けれど。
タムジーは本を閉じなかった。
むしろ。
目が少しだけ輝いた。
タムジー「……気になる」
それが始まりだった。
⸻
翌日。
天界の資料庫。
タムジー「カニス・シュアブレックについての資料って、他にありますか?」
管理官「……カニス?」
タムジー「はい」
管理官「なぜそんな人物を?」
タムジー「歴史の勉強です」
にこ。
穏やかに笑う。
管理官「……」
管理官はしばらくタムジーを見た。
そして。
管理官「一般閲覧区画にはない」
タムジー「一般には?」
管理官「……」
タムジー「つまり、他にはあるんですね」
管理官「そういう意味ではない」
タムジー「でも否定もしませんでしたよね?」
管理官「……」
タムジー「ふふっ」
管理官「帰れ」
タムジー「はーい」
素直に帰る。
――ように見えた。
⸻
三日後。
別の資料庫。
タムジー「……あった」
古い目録。
そこに。
カニス・シュアブレックの名。
ただし。
資料番号の横には。
『閲覧不可』
タムジー「……」
じっ。
タムジー「ますます気になるな」
普通ならここで諦める。
タムジーは。
諦めなかった。
⸻
一週間後。
タムジー「この年の議会記録って見られる?」
職員「見られるが……何を見るんだ?」
タムジー「ちょっと気になることがあって」
⸻
数日後。
タムジー「この家系図、途中だけ空白なの?」
老人「……そこを見る奴は珍しいな」
タムジー「どうして消されてるんです?」
老人「知らん」
タムジー「本当に?」
老人「……」
⸻
さらに数日。
タムジー「この事件の記録、前後で文章の書き方が違う」
タムジー「後から差し替えられてる?」
⸻
深夜。
自室。
机の上。
本。
紙。
古い記録の写し。
名前。
日付。
系譜。
事件。
繋がらないはずのものが。
少しずつ。
繋がっていく。
タムジー「……」
指先で線を引く。
タムジー「カニスがここにいたなら……」
別の記録。
タムジー「この時期に消えた人たちと関係がある?」
さらに。
タムジー「……でも」
目を細める。
タムジー「公式記録では、この人たちは存在してないことになってる」
沈黙。
そして。
口元が上がる。
タムジー「……面白い」
危険。
その感覚より。
知りたい。
そちらの方が勝った。
⸻
それから。
タムジーは。
嗅ぎ回った。
聞いた。
探した。
見た。
記録を繋いだ。
閲覧許可の境界線ぎりぎりまで踏み込んだ。
時には。
越えた。
⸻
ある日。
タムジー「……これ」
封じられていた古い資料。
本来。
彼が見ることのできないもの。
しかし。
そこには。
確かに。
『カニス・シュアブレック』
その名前があった。
タムジー「……やっぱり」
心臓が早くなる。
恐怖ではない。
興奮。
タムジー「この人……」
さらに読む。
タムジー「……天界の――」
その瞬間。
ガチャ。
タムジー「……」
扉が開いた。
数人。
高位の者たち。
誰も笑っていない。
タムジー「……こんばんは」
男「何をしている」
タムジー「勉強です」
男「それは、お前が見るべきものではない」
タムジー「そうみたいですね」
男「……なぜ笑っている」
タムジー「だって」
タムジーは資料を閉じる。
タムジー「やっと見つけたので」
男「……」
タムジー「カニス・シュアブレック」
空気が変わった。
ほんの一瞬。
それだけで。
タムジーには十分だった。
タムジー「……やっぱり」
男「何がだ」
タムジー「その名前」
にこ。
タムジー「触れられたくないんですね」
男「連れて行け」
タムジー「……あ」
両腕を掴まれる。
タムジー「ちょっと」
抵抗する。
タムジー「離してくださいよ」
男「黙れ」
タムジー「まだ聞きたいことが――」
ぎゅっ。
腕を強く捻られる。
タムジー「っ……!」
男「聞きすぎた」
タムジー「……」
男「見すぎた」
タムジー「……」
男「嗅ぎ回りすぎた」
タムジー「……ふふ」
男「何がおかしい」
タムジー「そこまで言うってことは」
顔を上げる。
タムジー「僕、かなり近いところまで来てたんですね」
男「……」
タムジー「正解?」
返事はない。
けれど。
タムジーは。
満足そうだった。
⸻
連れて行かれた場所は。
最高階級の区画の中でも。
普段、人が近寄らない部屋だった。
タムジー「……」
椅子。
机。
何人もの大人。
タムジーだけが座らされている。
男「最後に聞く」
タムジー「はい」
男「どこまで知った」
タムジー「……」
男「答えろ」
タムジー「嫌です」
男「……」
タムジー「だって」
少し笑う。
タムジー「僕がどこまで知ってるか、そっちが分からない方が面白いでしょ?」
男「……愚かな」
タムジー「よく言われます」
男「もう二度と調べるな」
タムジー「それは無理かな」
男「……」
タムジー「だって、まだ分からないことが多すぎる」
男「警告はした」
タムジー「はい」
男「それでもやめないと?」
タムジー「はい」
即答。
男「……なら」
男が視線を送る。
別の者が動く。
タムジー「……?」
右手を掴まれた。
タムジー「何――」
机の上へ。
押さえつけられる。
タムジー「……ちょっと待って」
手。
指。
動かない。
タムジー「何するんですか」
返事がない。
そして。
右手の小指。
第一関節より少し上。
そこへ。
刃が添えられた。
タムジー「……」
一瞬。
理解できなかった。
タムジー「…………え?」
男「記憶しておけ」
タムジー「待っ――」
次の瞬間。
刃が落ちた。
タムジー「う“ぁ“ぁ“ぁ“ぁ“ッッッ……!!」
身体が跳ねた。
反射的に右腕を引こうとする。
動かない。
タムジー「ぁ、あ゛っ……!!」
呼吸が。
乱れる。
何が起こったのか。
頭では分かっている。
でも。
理解したくない。
右手を見る。
小指。
その先が。
ない。
タムジー「……っ、ぅ……」
喉が引きつる。
タムジー「ぅ゛……っ」
息を吸おうとする。
吸えない。
タムジー「っ……ひゅ……」
目から勝手に涙が落ちる。
男「これで学べ」
タムジー「……っ」
男「余計なものに手を伸ばせば、失う」
タムジー「……ぅ……」
肩が震える。
痛い。
熱い。
脈を打つたび。
右手から。
焼けるような痛みが走る。
タムジー「ぅ゛……っ、ぅ……」
声を抑えようとする。
けれど。
無理だった。
タムジー「……っ、う゛……ぅ゛っ……」
嗚咽。
息。
涙。
混ざる。
タムジー「っ……ひっ……ぅ……」
歯を食いしばる。
それでも。
小さな嗚咽が漏れる。
タムジー「……ぅ゛、っ……」
誰も慰めない。
誰も近づかない。
ただ。
見ている。
男「次は指一本では済まない」
タムジー「……」
男「分かったか」
タムジー「……っ」
返事ができない。
男「答えろ」
タムジー「……わか……」
声が震える。
タムジー「……分かり……ました……」
男「よし」
拘束が解かれる。
タムジーは。
右手を庇うように抱え込んだ。
タムジー「……ぅ……」
ぽた。
涙。
タムジー「……っ」
また。
ぽた。
⸻
自室。
深夜。
タムジー「……」
誰もいない。
静か。
包帯を巻かれた右手。
そこを見る。
タムジー「……」
小指。
途中で終わっている。
タムジー「……はぁ」
息を吐く。
そして。
また痛みが走る。
タムジー「っ……」
身体を丸める。
タムジー「ぅ……っ」
目を閉じる。
タムジー「……っ、ぅ……」
誰もいないから。
もう。
我慢しなくていい。
タムジー「……う゛……」
ぽろ。
涙が落ちる。
タムジー「っ……痛……」
声が掠れる。
タムジー「……ぅ゛……っ」
しばらく。
ただ。
静かな嗚咽だけが続いた。
⸻
どれくらい経ったか。
タムジー「……」
少しだけ落ち着いた。
机を見る。
そこには。
回収されなかった。
自分のメモ。
カニス・シュアブレック。
その名前。
タムジー「……」
じっと。
見る。
タムジー「…………」
右手を見る。
包帯。
失った指先。
タムジー「……やめろ、か」
小さく呟く。
タムジー「……」
そして。
泣いた痕の残る顔で。
ほんの少し。
笑った。
タムジー「……無理だよ」
左手で。
紙を引き寄せる。
タムジー「ここまでされるってことは」
ペンを持つ。
タムジー「絶対、何かあるじゃん」
痛みは消えていない。
怖くないわけでもない。
右手を見るたび。
さっきの瞬間が戻ってくる。
それでも。
タムジー「……カニス・シュアブレック」
その名前を。
もう一度。
紙に書いた。
タムジー「……もっと知りたい」
その夜。
タムジーの好奇心は。
折れるどころか。
決定的に。
燃え上がった。
コメント
1件
すごく面白かったです……! 最初は「ちょっとした好奇心」から始まったタムジーの探求が、あそこまで激しい代償を伴うことになるとは。禁じられた名前に触れるたびに、どんどん深みにはまっていく感覚がゾクゾクしました。特に、小指を切断されるシーンの生々しさと、それでも「もっと知りたい」と笑うラストのギャップに鳥肌が立ちました。タムジーの好奇心の強さが、これからどこへ向かうのか……続きが本当に気になります!
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