夢物語

放課後

深雪「やっと終わった～」

遥「疲れた～」

塁「なぁなぁ！二人共！」

深雪「どうしたの？」

塁「俺いい物持ってんだよな～」

遥「なに？もったいぶってないで早く言いなさいよ」

塁「じゃーん！アイスのトリプル無料券×３！」

深雪「誰かにもらったの？」

塁「帰り道でやってたくじ引いたら当たった！」

遥「へーじゃあ早く食べに行こ！」

塁「なんでお前らに使う前提なんだよ！」

遥「じゃああんた「トリプルの無料券当たったから今から食いに行くぜ！いいだろ！」って自慢してくるようなクズなの？」

塁「いや最初っからお前ら誘おうとしてたけど！」

遥「じゃあいいじゃない早く行こ」

遥「ね！深雪！」

深雪「え、私もいいの？」

塁「お前“ら“って言っただろ！」

塁「それに遥よんで深雪よばないなんて仲間はずれみたいなことをしねぇよ！」

遥「そんなことしたら私がぶん殴るわ！それで無理やりにでも深雪を連れてく！」

深雪「ありがと！」（にこ

遥「そうと決まれば早く行くわよ～！」

2人「おー！」

アイス屋

深雪「ん～！冷たくておいし～！」

遥「疲れた体に染み渡る～！」

塁「感謝しろ！」

深雪「ありがと～」

遥「感謝するわ」

塁「おう！」

数十分後

深雪「あ、そろそろバイトに行く時間だ」

遥「じゃあ今日はもう解散ね」

塁「じゃあな～！」

深雪「また明日～！」

バイト先（ファミレス）

深雪「お疲れ様でーす」

店長「お、深雪ちゃん来たね～」

店長「今日急遽休みになっちゃった子がいてね」

店長「忙しくなるよ～！」

深雪「はい！頑張ります！」

数時間後

深雪「お先失礼します！」

店長「お疲れ様～」

深雪「お疲れ様です！」

自宅

深雪「疲れたー」

仁「お疲れ」

深雪「仁さんこそいつもごめんね」

仁さんにはバイト中は夢の世界に行っててもらってるんだ

お客さんの中には気分が悪くなっちゃう人もいるからね

仁「大丈夫だよ」

仁「それより今日の夜ご飯は何だい？」

深雪「今日はサラダと肉じゃがと卵スープだよ」

仁「美味しそうだね」

仁「僕も食べたいよ…」

深雪「じゃあ夢の世界で作ってあげるね」

仁「いいのかい？」

深雪「うん、料理は嫌いじゃないしね」

仁「ありがとう」

1時間後

深雪「おやすみ～」

仁「おやすみ」