TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


そっか……。矢代チーフは、お見合いをして結婚をするんだ……。それで昇進をして、ますます私からも遠ざかって……。


バカみたい──。それなのに、一人で浮かれちゃって……。


もう、むしろ忘れちゃった方がいいのかな? だって、あれから出かける約束とかも全くなかったんだし、自然消滅ってことでいいのかもしれない……。


自然消滅って言っても、その前にお付き合いそのものが始まってもいなかったのだけれど……。……始まってさえいなかったんだから、きっといつの間にか忘れられるよね?


そう思い込もうとしたのだけれど、一人でトイレの個室へ入ると、ぽろぽろと涙がこぼれた。


ほんと、バカみたい……。だけど泣いたらもう、ちゃんと忘れよう。そうして、矢代チーフとは上司と部下の関係に徹するようにするんだ──。


私は自分の中でそう気持ちの整理をつけると、涙で滲んだメイクを洗面台の鏡の前でし直した──。

クールな上司の秘密の顔は、甘々溺愛彼氏⁉

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

14

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚