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ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ……
レン(此処か…)
レンはとあるところに来ていた
レン(もうすぐ奴らが動き出す…その前に徹底的にぶっ潰すっっ覚悟してろよ)
レン(ライガとタイガ…っ！！)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タイガ「兄さんっ！できたって本当？？」
ライガ「あぁ…できたさ♪ﾌﾌ…どんな威力なのか確かめないとだ」
タイガ「兄さん今回の武器はどんな特性してんの？？」
ライガ「あぁ、これはBLOOD SICKLE」
タイガ「…どーゆー意味？」
ライガ「つまり、”血の鎌”って意味」
タイガ「これを作ってたの？」
タイガ「うーん…確かに強そうだけど1つしかないよ？」
ライガ「あ〜そこでタイガには別の武器を…」
ﾌﾞ-ﾌﾞ-ﾌﾞ-ﾌﾞ-
ライガ・タイガ「「！！！」」
『侵入者発見 侵入者発見』
タイガ「え！待って誰か来たよ！！」
ライガ「…」
タイガ「思ったより早く来ちゃったよっ！どうしよ！！！！」
ライガ(…まさかこんな早くに来るとは…)
ライガ「タイガ、落ち着け、とにかくお前は俺が言う所に行ってくれ」
タイガ「えっ！？兄さんは！！？」
ライガ「俺は大丈夫だから早く行け！」
タイガ「っ！絶対っ死なないでね！」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ…
ライガ「はぁ、誰が死ぬっての…」
ライガ「…この気配…悠の傍に居たレンとか言うやつか…」
ライガ「ﾌｯ…丁度良かったこのBLOOD SICKLEの強度を知るチャンス…楽しませてもらおうか…ﾌﾌﾌ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レン(この辺りに強い気配がする…どこだ…)
レン(……………っ！)
レン「そこかっっっ！！！！」
レンは持っていたナイフを振り降ろした
ｻﾞｼｭｯｯ!!!!!!!!!!
ライガ「……ふーん、気配感じ取れるんだ、痛ったいなぁ〜」
レン(予想は当たってたけど…あんなに深く切ったつもりだったのに)
ライガ「あのさぁ〜攻撃するのはいいけどあまり深く切るなよなぁ〜」
そう言うとライガは出血している腕を舐めた
ｼﾞｭﾙｯ…
レン「……っ」
レン(舐めただけで塞がる…でもそんなの知ってるっ！)
ライガ「うーん、なんだその目つき、気持ちわりぃわ」
ライガ「でも、少しは楽しめそうだな」
ライガ「んじゃ次はこっちの攻撃食らってもらうっぜ！！！」
ライガは持ってたBLOOD SICKLEをレンの首めがけて振った
ｻﾞｼｭｯｯ！！！！
レン「ｳｯｯ!!!!!!!!!!」
ライガ「あれ、お前案外弱い？」
レンの首が少し切れた
レンの首には赤い真っ赤な血が垂れていた
レン「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ……」
ライガ「この鎌さぁ凄い攻撃力だよなw俺の血纏わせてるお陰かw作ったかいあったしもっと痛みつけてやろうか？」
レン「……」
ライガはもう一度BLOOD SICKLEをレンにめがけ振り回した
ライガ「これでおしまいにした方がいいかっ!!!!!!!!!!」
ｸﾞﾁｬｯｯｯ!!!!!!!!!!
ﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀ……
ライガ「…っ！ｺﾞﾌｯ……」
ライガ(え、今何がどうなって…)
レン「…お前さ隙だらけだよ…」
レンはライガの心臓を貫いた…
第12話終わり
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