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ごめん新スト



「モールス信号は貴方の為」



スタートゥインクルプリキュア🩶










冴「弟がお世話になっております。糸師です。よかったらこれ。」


渡辺「冴さん!わぁ!お菓子の差し入れありがとうございます。この前の試合、見ましたよ!」


冴「あぁ、ありがとうございます。凛の様子はどうですか?」


渡辺「少しずつ落ち着いてはいるのですが…昨日からあまり眠れないそうです」


冴「そうですか、ではこれで」


渡辺「はい!」








河野「先輩!あれ糸師冴選手ですよね⁉なんでいるんですか?」


渡辺「あぁ、あなたは新人だものね。冴に弟がいるのは知っている?」


河野「知らないです」


渡辺「まぁ、その弟さん、凛って名前の子なの。」


河野「あ!カルテで見ました!」


河野「その子、2年前の自殺未遂の子ですよね…今は失声症っていう」


渡辺「カルテのはそれしか症状を書かなかったけど、あの子、他にも精神障害をいくつも持っていてね…ずっと完治ができていないの。」


渡辺「冴さん、月1で来るんだけど、サッカーもやっているし来る日も不定期なのよね。凛さんもまだ高校1年生だし」


河野「そうなんですね…早く完治するといいですね」


渡辺「えぇ」





扉越しに俺はモールス信号を送った


『冴だ。凛、入っていいかな?』


すぐに返事が帰ってきた


『いいよ』




凛『兄ちゃん、久しぶり。来てくれたんだね』


白い肌、細い体、ターコイズブルーの大きい瞳。


冴『やっぱり綺麗だな』


凛『恥ずかしい。』


顔を赤らめてそういった


凛『この前の試合、すごかった。だけどだけど最初ディフェンスを固めていればもっと良かったよ』


冴『〜〜〜〜〜〜。』


凛『〜〜〜〜〜〜〜〜〜?〜〜〜〜。』





冴『そろそろ時間だな。アドバイスありがとう。』


凛『兄ちゃん頑張ってね。次の試合も絶対見るから』


冴『あぁ、楽しみにしていろ』












世「なぁ、冴ってどうやってそんなアイディア思いつくんだ?」


冴「弟が考えたからな。まぁ、訳アリで入院中だけど」


蜂「え!冴ちゃんって弟いたの?」


冴「まぁ」


愛空「俺は知っていたよ。訳アリの理由は知らないけど」


蜂「歳は?どのくらい?」


冴「俺の2個下だから、高1だ」


世「俺らより1つ下なんだー!」


蜂「ねぇ〜!今度その弟と会いたい!いいでしょ冴ちゃん!」


世「俺も会いたいな」


愛空「俺も〜」


冴「…まぁ、一室5人までだし…少しだけなら。5時間くらいしか話せねぇけど」


蜂「5時間!?そんな喋ってたの!?」


世「ブラコンしか言いようがない」ボソッ


冴「なんか言ったか」


世「いえ、何も言ってません」










ど?


モールス信号で会話しているのが好き


んじゃ


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