利久side
利久「…これからのこと…ですか?」
花梨「うん!まずは言葉の説明からね!」
花梨さんが説明を始めようとしたとき…
架衣「ちょいちょい…隊長にも仕事ちょうだい?」
花梨「!!…ごめんね架衣君…」
花梨さんがしょぼん…としているのを横目に架衣さんは話し始めた
架衣「…まず…黒い泥みたいなのがあるんだけど…」
架衣「黒い泥…『崩壊』(ほうかい)って呼んでるんだけど…崩壊には強い毒性があって…」
架衣「ガスマスクでもしないと命の危険があるんだ」
架衣「そして…泥が広がってる街や村を『崩壊地区』(ほうかいちく)と呼んでる」
架衣「あとはこの黒い泥を出現させてる元凶を『黒毒』(こくどく)って呼んだり…」
架衣「まだ黒毒の場所は見つかってないけどね。ある程度の場所の検討はついてるんだけど…」
架衣「…これぐらいかな。分からなくなったら聞いて」
利久「あっありがとうございます!!」
花梨「架衣君かっこいいね~♪」
秋乃「…相変わらずの仲の良さですね」
薔薇姫「まぁ双子だしね」
薔薇姫さんがそう言ってから、花梨さんはパンパンと手を叩いた
花梨「…それじゃ…改めてこれからのことを話そう!」
みんなの注目が花梨さんに集まる
花梨「…さっきも言ったように…利久君には主に雑用と…私達のサポートをしてもらいたい!」
花梨「…でも一応…能力の有無を確認してほしいな!」
…能力…さっきの程度の能力ってやつか…
…はっ…僕って能力持ってる可能性高いのでは…
花梨「それじゃ…姫ちゃんよろしくね!」
薔薇姫「はいはい…分かったわよ副隊長」
薔薇姫さんはめんどくさそうに返事をし、『着いてきて』と手招きした
僕は意味が分からないままトボトボと着いていくのだった…
薔薇姫さんに着いていき、辿り着いたのはある研究室のような場所だった
薔薇姫「ここは能力の有無を確認する専用の場所よ」
薔薇姫「…準備するから…ここ座って少し待ってて」
薔薇姫さんは古びた丸イスを指差し、どこかに行ってしまった
改めて研究室を見渡すと…白いタイルが敷き詰められた床に黒い壁紙…
黒と白が混じった長机には数個のフラスコと顕微鏡が置かれている
…能力調査にはこんなものまで使うのか…
薔薇姫「お待たせ。視るわよ」
薔薇姫さんは禍々しく光った水晶玉を片手に持ちながらそう言った
利久「…はい…あの…それは…?」
薔薇姫「幻想郷のある人に貰った水晶玉よ…能力を視ることができるんですって」
利久「…そう…なんですね…」
…どうしよう
いや、能力視るだけって言っちゃえばそれまでだけど…
なんか緊張する…!!!
僕が貧乏ゆすりをしているのに気付いたのか、薔薇姫さんは優しく言った
薔薇姫「…そんな身構えなくていいわよ。これから仲間だし…」
薔薇姫さんはそう言ってる間も水晶玉から目を離さなかった
利久「…ありがとうございます」
薔薇姫「…1つ聞いていい?」
利久「はい…!」
薔薇姫「あなた男?女?」
薔薇姫さんは真剣な顔をしながら言った
利久「…へ?」
利久「…いやいやいや…僕男ですよ…!?」
初めて言われた…そんなにかわいらしい顔つきだったのか僕…
…僕としてはかわいいよりかっこいいって言われたいところだけど…
薔薇姫「あら…ごめんなさいね。不安になっちゃって」
利久「…?…不安?」
僕が聞き返すと、薔薇姫さんは微笑を浮かべながら言った
利久「安心してください!僕は女の子が好きです!!」
薔薇姫「…そう」
薔薇姫さんはそう言ったきり、黙り込んでしまった
そんなことがあってから数分後、薔薇姫さんは静かに言った
薔薇姫「分かったわよ。能力」
利久「えっ…僕って能力あったんですか!?」
薔薇姫「そりゃあるわよ…ってそうか…あなたは能力が無い世界の人なんだっけ…」
『世界が違うと会話は難しいわね』と薔薇姫さんは苦笑いしながら言った
薔薇姫「…話を戻して…あなたの能力の話だけど…」
薔薇姫「あなたの能力は『霊に好かれる程度の能力』よ」
…え?
利久「いやいやいや…え!?嫌なんですけど!?」
薔薇姫「嫌でもこれがあなたの能力よ」
利久「え…なんか悪霊とか憑いてそう…」
薔薇姫「ドンマイね」
お化けが怖すぎて最初の頃1人で寝られなかった僕に…
薔薇姫「…文句言っても変わらないわよ」
薔薇姫「あと…あの4人に能力を教えてきなさい。」
利久「はっはい!!…あ、そうだ…」
利久「薔薇姫さんの能力は…?」
薔薇姫「…私?」
薔薇姫「私は__」
続く
コメント
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ラヴ「…俺?」引っ込んでなさい!!!((( んねぇ゛好き(((?
わおわおわお…