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「ん、、、ここは、、?」
目を開けるとコンクリートの壁に窓ひとつない暗い部屋にいた。
氷華は椅子に縄できつく締め付けられているが、頑張ればとれそうなキツさだ。
(いざと言う時のために足に護身用のナイフを持っているし、、脱出しないと、、!)
「あ!やっと起きた〜」
「!」
「もー、ダメじゃん雪華!縄ほどこうとしちゃ、」
「お前はどこの輩だ。」
「えー、内緒!」
「は?ふざけてんの?」
「ふざけてるも何もそっちだって嘘ついてたじゃん!」
「お互い様だよ。彼岸花の氷華くん♡」
「!」
「まぁ、言ってあげるかぁ〜、僕はハナズオウの涼渢。」
「待て、お前、偽名も使わずにあそこにいたのか、、?」
「そうだよ!だって偽名とかめんどいじゃん」
「いやいや、君それでも裏社会の人?、」
「うん!バリバリ裏社会の人間だよ〜」
バカにも程がある、、!こんなやつに嵌められたのか、、なんか屈辱、、、
「というかさ、君種族なんなの?ケモ耳あるからにんげんではないよね、、」
「言うわけないだろ」
「えー教えてくれたっていいじゃん!ケチ!」
「はっ!笑敵に簡単に手の内を明かすほど単純じゃないのでね笑」
「というか、君、縄ほどかないの?」
「は?」
「いや、ほどけるキツさにしたから。なのに君、はずさないじゃん」
「なんか起きるかもしれないだろ!様子見だ
様子見!!」
「いや〜もうやる事やったから君が大丈夫かどうか判断して逃がす予定だったから
もう逃げていいよ〜」
その時、ナイフが涼渢の首もとに来た
「何をやった?」
「ひゅ〜地獄耳、笑」
「何をしたんだ!僕に!!」
「知らない。何かやったのは僕の上司だから」
「その上司の所へ連れていけ」
「無理だよみんなもうどっかいったし」
「ちっ」
「あ!」
氷華は涼渢に突きつけていたナイフをどけ、
ドアから外へとかえっていった
「零雲さ〜ん、どうせそこにいるんでしよ?」
「ありゃ、笑バレてた?」
「零雲さんやばくないですか?彼岸花のヤツらに手を出すなんて」
「そう?気になる人に近づくのは当たり前でしょ?」
「それと!氷華になにをしたんですか?」
「まぁ、ちょっとね笑」
「氷華ちゃん!」
「「氷華さん!」」
「うわっ、びっくりした」
「もう!どこ行ってたの?」
「まぁまぁ、落ち着けって李璃!」
「落ち着けるわけないじゃないですか!急にいなくなって、、!」
「そうだよ!氷華!急にイナクなるのはめっだぞ!」
「ごめんってば、」
「あ、凛冷、蘭冷ここの裏カジノ明日には消す」
「きゅ、急ですね、、」
「ハナズオウの連中が関わってる。これ以上放置したらいつか全面戦争になってもおかしくない。」
「分かりました。いいよね?蘭冷?」
「いいヨ!蘭冷がんばるネ!」
「じゃあ、作戦会議といこう、!」
「そ・の・ま・え・に!」
「んぐっ?!」
「ご飯食べなさい!肉体労働なんだから余計にね!」
「分かったから、!んぐっ、口にご飯詰めるの辞めてくれ〜!!!」