「もっと好きになる」
晴(はる)さんの話す言葉を―――あの雑誌に付箋があった理由を、ほとんど呆然としながら聞いていた。
私はてっきり、あのチョコレートを晴さんが食べたいんだと思っていた。
だけど私とカフェに行きたいから付箋を貼っていたと知って……熱いものが胸の奥から湧きあがる。
「晴さん……」
どうしよう。
そんなふうに言われるなんて思わなかったから、お礼を言いたいのに、胸が詰まって言葉が出てこない。
「ごめん……誤解させて。でも本当にお世辞じゃなくて、今まで食べたチョコの中で一番おいしい。ありがとう」
赤い顔とはにかんだ笑顔が、私の瞳に焼き付いた。
心から言ってくれた「ありがとう」が心に溶け込んで……こみあげてくる嬉しさと重なって広がる。
「いえ、私……。喜んでもらえるかドキドキしていたから、そう言っていただけたけで嬉しいです」
晴さんの心に届くよう、せめてせいいっ****************
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