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※本作は『DEATH NOTE: Another note - ロサンゼルスBB連続殺人事件』を読んでいる方におすすめします。未読の方でも理解できる内容となっておりますが、物語の一部にアナザーノートの“核心的ネタバレが含まれます”。
……含まれます。
……もうすぐ含まれます。
……あ、今、含まれてましたね。
冗談です。
また、映画『L:Change the World』に関する資料設定を一部引用・再構成しています。
夢のある言い方をするなら──Lから、直接取材しました。
はい、聴きました。
ちゃんとノートも取りました。
ええ、本当ですとも。
……すみません。冗談です。
そもそも、Lは電話に出ませんでした。
……ええ、もちろん嘘です。
私は嘘つきですからね。
──以下、“ウィンチェスター爆弾魔事件”についての簡単な解説です。
(内容をご存知の方は、この項を読み飛ばして構いません)
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Lがメロにだけ明かした「手柄話」は、三つある。
そのうちのひとつが──BB連続殺人事件。
(詳細は『アナザーノート』にて)
もうひとつは、ワイミーズハウスの初代Xから初代Zまでのそそるべき子供達ラストアルファベットがゲストとして参戦する、世界三大探偵による探偵合戦──欧州バイオテロ事件。
そして、
世界一の発明家キルシュ・ワイミーことワタリと、当時推定8歳のLとの出会い──世紀の名探偵L誕生のきっかけとなった、第三次世界大戦をすんでのところで食い止めた爆弾魔事件。
本作は、この“第三の事件”──
アナザーノートでは語られなかった、ウィンチェスター爆弾魔事件を作者独自の視点で描いた二次創作です。
Lの過去という恐れ多いテーマに、分をわきまえずズカズカと容赦なく踏み込んでおりますので──ご注意を。
さて。
物語は、Lの回想から始まります。
幕が上がり次第、敬愛なるLに盛大な拍手喝采を!
……はい、そこまで。
……静かに。
うるさいです。
冗談ですよ。
ありがとうございます。
ですが、拍手は早いです。
まだ始まってません。
──これは、ビヨンド・バースデイが綴った、最初で最後の《遺書ノート》である。
……さあ、
共に燃えようか。