病院にて
「……それで、ここに来たってわけだ」
「随分と血気盛んな子だねぇ〜」明るく笑いながら自己紹介をする
「私は嚇稽毀酌奔(かくけいき くほん)。さぁ、手を出して」嚇稽毀酌奔と名乗る人は長い三つ編みに白髪赤メッシュが入った中性的な男性であった
「は、はぁい…」
「…むぅ、結構派手にやったね」包帯を丁寧に巻きながら治療をする。
「鉄の扉こじ開けるとか…そんな思考になるか〜?普通。」苦笑いしながら治療を治療が終わるのを待つ羅刹。
「すごく重大な怪我ってわけじゃないけど、しばらく安静にしてね。それと、今後はこんな事が無いように。ね?」
「…うす」
「よし、じゃぁ。酌奔先生、ありがとうございました。ほら行くぞギブム。」
「お大事にぃ」病院を出て何でも屋に向かう。何でも屋の階段を登り、ドアを開る。
「おーい。新入りが来たぞ〜」
「お邪魔しま……」ギブムが部屋に入った瞬間ペンが飛んできてギブムの右目に当たる。「ゑ?」と混乱するギブム
「あ。」ペンを投げた主と周りにいた人達が呆然とした表情で固まっている。そして再びgo to hospital !!
「……ありゃりゃ、次は目をやったのね。………け、経緯を説明してくれない?」
「ドアを開けたらペンが当たりました」
「…とりあえず診てみようか」
──数分後
「当たるというか刺さってるよ。」
「………へ?」
「痛くないの?平然な感じ出してるけど」
「痛くな……あ、なんか痛くなってきた。」
「一応言うけど失明レベルだからね。」
「んんんん????」
「義眼をつけるから、安心して。」ギブムの目をじっと見ながら
「…う〜ん…あなたの目の色珍しい色だね…パリグリーン?いや…今はエメラルドグリーンか…」同じ色の義眼を探しに行く
「パリグリーンとは?」パリグリーンと聞いてきて不思議そうに首を傾げるギブム
「ナポレオンが愛した色と言われる色だ」─数分後
「……同じ色はなかったね。似た色ならあったんだけど…それでもいいかな?」
「はい、大丈夫です(多分)」
義眼をつけてあげながら「私が作った義眼だから義眼だけでも見えるし、洗うこともしなくていいし、普通の義眼より負担がかからないはずだよ。はい、鏡」恐る恐る鏡を覗き込む。
──すると一瞬自分ではないであろう人影が写った
「おお、似合ってんじゃん。ギブム」
「……?…ありがとう?」(さっきのは何だったんだろう…)そしてまたまた再び何でも屋へ向かう。
ドアの前にて「…俺が先に入るから」
「は、はぁ…」ドアを開け羅刹が先に部屋へ入る。
ペンを投げた主→「あ、羅刹。さっきの子は?」
「後ろにいる」
「なぜ?」
その時ギブムがひょこっと顔を出す
「あ、ごめんねさっきは」
「だ、大丈夫ですよ」
「…こいつらの紹介をするよ。ペンを投げたやつ【にょんこる】あと他【ねぐせ】【ポキポキ】【坂くん】【ミント】だ」
「にらたまよろ〜」
「に、にらたまっ…?!」
「おう、緑と黄色のオッドアイで〜緑がにら、黄色が卵。で、にらたま」
「おいポキポキ変なあだ名を…」
「え〜いいじゃん〜ね?にらたま」
「え?えぇ〜ま、まぁいいんじゃない…?」
「なぜ疑問形wでも、本人がいいって言ってんだからいいだろ?」
「で、にらたまはいいとして。名前は何?」
「ギブム・アーガイトです」
「よろしくな!ギブム」
「とゆうことでギブムも何でも屋のメンバーに入れてもいいか?」
「…」全員が顔を見合わせて頷く
「いいに決まってんじゃん!」
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